前々から気になっていたのが六本木にある「文喫」という施設です。
こちらは以前六本木にあった「青山ブックセンター」という本屋の跡地にできた新しいスタイルの本屋です。
漫画喫茶のように入場料金を払い、そこに置いてある本を読めるシステムになっています。
いわば満喫のビジネス版のようなサービス。
そして文喫では、本自体を気に入ったら買えるようになってるんですね。
六本木の文喫で2時間作業してみた感想
先日、六本木に行った際、前々から行ってみたかった文喫に行ってみました。

このスペースには本が所蔵されているだけでなく、勉強や仕事ができるスペースもあるのです。
ってことで、この文喫で2時間ほど作業してきましたので、今日はその感想を書いておきます。
混んでいる
際立っていたのが圧倒的な人口密度。
平日の15時頃に現地入りしたのですが、座る場所がほぼないほど混雑しておりました。
このスペースでは、
- 喫茶室
- 閲覧室
- 研究室
の3スペースで仕事や勉強ができるんですが、かろうじて「喫茶室」という喫茶店のようなスペースに1つ席を見つけられました。
これほど人口密度が多いコワーキングスペースは久しぶりで驚きを隠せませんが、もしかしたら六本木のコワーキングスペースが不足しているのか、もしくはデスクワーク人口が六本木には多いのかもしれません。
長時間利用向け
それでは、なぜこんなに混んでいたのでしょうか?
その理由の1つに利用料金プランが「1日利用しかない」ことが挙げられます。
税抜き1500円を払えば、営業時間の午前9〜夜9時まで12時間使えます。
それゆえ、1時間や2時間でさくっと離脱する方が少ないんじゃないですかね。
本を読める
なぜ人々は長時間、このスペースにい続けられるのでしょうか?
それはずばり「本があるから」に他なりません。

文喫に置いてある本は読み放題で、むしろ気に入ったら購入できます。

本好きならば、いくらでもこのスペースで時間を潰せますね。
椅子は硬い
が、しかしです。
僕が利用した喫茶室の椅子はそこまで快適なものではなく、硬い木の椅子でした。

ただ、スペースごとに椅子の質は異なるようで「閲覧室」の椅子は回転するふかふかの椅子のようです。

どの席を確保できるかによって、椅子の質が大きく変化するでしょう。
Wi-Fiはあるけど、電源はないこともある
スペース全体にWi-Fiの電波が飛んでいるので、インターネットを楽しめます。
Wi-Fiのパスワードは入場時に配布されるバッジについていますよ。

一方、電源に関してはあるところとないところがあり、僕が確保できた椅子は電源がありませんでした。
むしろ、電源付きの場所は人気のため、すぐ埋まってしまう可能性が高いです。
電源を補給しながら作業したい場合、早めに現地入りして場所を取っておきましょう。
フリードリンクもある
そして、このスペースにはフリードリンクもあります。
「喫茶室」と呼ばれる受付で、
- 珈琲
- 煎茶
をホットorアイスで注文できるのです。

利用時間中ならば、何杯でも飲めます。

それ以外のドリンク・フードも販売されていますが、もちろん有料です。
時に応じて購入してみてください。
BGMも良い
このスペースで仕事を始めたところ、驚くべきほど集中できました。
その理由の1つに「BGMが良かったこと」が挙げられます。
カフェのような不思議なミュージックが適音量で流れていました。
イヤホンで耳をふさがずとも快適に作業できるでしょう。
静かで集中しやすい
そして、もうひとつ集中しやすかった理由に、静かな環境だったことがあります。
一応、本屋であり、本棚の本を読むという用途がメインなので、図書館のような静かな空間が広がっています。
利用者の方々も、本を読んだり、勉強したりなど、私語をせず過ごす方が多かったです。
定額プランもある
そして、このスペースには、月額使い放題サービスも用意されています。
その名も、
「文喫定期券」です。
こちらは月額料金1万円(税別)で、平日の9時から22時まで文喫が使い放題になるサービスです。
通常の料金は1日税抜き1500円ですから、単純計算で1ヶ月7回以上利用するならば、月額プランの文喫定期券をを利用した方がお得なんですね。
平日の利用者も多かったことの理由の1つに、この平日限定の使い放題の文喫定期券のプランがあることも1つの要因だと思います。
駅からのアクセスも抜群
そして、文喫のアクセスはすこぶる良いです。
六本木駅からものすごく近く、駅から徒歩5分以内で到着できるでしょう。
六本木駅周辺で作業スペースを探している方にオススメです
さあ、文喫で作業してみよう
以上です。本好きの者としては好きな空間でした。
ただ、想像以上に混雑していたため、もう一回行こうとは思いません。
経験として利用してみたのは正解で、本との新しい出会いの可能性を感じました。
購入を前提とした本屋ではなく、仕事や勉強のすぐそばに本棚があって、気になったら手に取って読んで、それが欲しくなったら購入する、という購入プロセスです。
そして、書籍のラインナップも独特で、なんというか、知的なんですよね。知的好奇心を刺激されるというか、思わず手にとってしまう本ばかりでした。
この文喫に未来の本屋像をみたのは僕だけではないはず。
ぜひ一度足を運んで利用してみてくださいね。
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。現在ホテル暮らしで全国フラフラしています。
ネット広告代理店に1年3ヶ月勤め上げ、独立をして丸4年が経ちました。今年でフリーランス 5年目。
質問・ご意見・相談があればLINEで受け付けていますのでお気軽にどうぞ 。
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