フローチャートでわかる!パソコン購入時の減価償却の種類




パソコンの減価償却の種類がややこしい

個人事業主・フリーランスの方はパソコンを新調することもあるでしょう。

Webクリエイター系の事業主はもちろんこと、あらゆる業種でPCは欠かせなくなってきているのでパソコンの購入は避けて通れません。

そんなパソコンを購入する時に気になるのが「減価償却」の話です。

実はこの減価償却は、

  • パソコンの購入金額
  • 確定申告の種類

によって、減価償却の種類が異なってくるのです。

何も知らず、何も調べずにパソコンを購入してしまうとさあ大変。

確定申告時に真っ青になって痛い目にあうこともあるでしょう。

今日は、実際に高額のパソコンを購入して減価償却をしてみた僕が、パソコンの減価償却の種類をフローチャートっぽい図で場合わけてみました

パソコン 減価償却 種類

 

パソコンが10万円未満かどうか

まずパソコンが10万円未満なのかチェックです。

もし、10万円未満の安いパソコンを購入した場合、減価償却の必要はありません。

「消耗品費」として一括で経費に算入できますね。

これはどんな確定申告の種類を使っていようが同じです。

 

青色確定申告? or 白色確定申告?

さて、10万円以上のパソコンを購入した場合を考えてみましょう。

実はこの10万円以上のパソコンを購入した場合、確定申告の種類によって減価償却の種類が異なります。

 

まず青色確定申告の場合を見てみましょう。

30万円未満のまでのパソコンならば、一括で経費にできます。

これは青色を確定申告の特典の1つである「少額減価償却」を適用できるためですね。

これは平成18年度から令和2年度までの暫定的な特例措置なので、令和3年以降はなくなってしまうかもしれません。

ただ、今のところ、この制度のおかげで、

青色申告ならば30万円未満のパソコン購入なら一括で経費にできるのです。

ただし、この時の仕訳の勘定科目は「消耗品費」ではなく、「減価償却費」としてしっかり減価償却として処理する必要はありますけどね。

 

一方、白色確定申告の場合はどうなんでしょうか?

実はこの場合、20万円未満までならば3年で定額ずつ償却できる「一括減価償却」を適用できます。

パソコンの耐用年数は4年なので、それが3年になったので「1年お得」になるのです。

例えば、18万円のパソコンを年度初めの1月に購入した場合、3等分で6万円ずつ3年にわたって経費にできます。

 

ただし、使用月数を考慮するため、年度途中で購入した場合は4年度にかけて減価償却

 

 

少額減価償却・一括償却できない場合

さて、少額減価償却、一括償却が適用できない場合はどうなるのでしょうか?

つまり、青色申告ならば30万円以上のパソコン、白色申告ならば20万円以上のパソコンを購入した場合です。

実はこのように限度を超えた場合、

定額法定率法の2つから選べます。

 

定額法は文字通り、年度ごとに定額で減価償却費で経費に計上していく方法です。

パソコンならば耐用年数が4年なので、4年で定額ずつ経費にしていきます。

例えば、60万円のパソコンならば年度の初めの1月に購入した場合、60万円を4で割った15万円ずつを1年度ごとに経費にできるのですね。

 

最後に1円を残すようになっていて、これは「備忘価額」と呼ばれるもの。パソコンを処分するまで1円は残しておきます

 

一方、定率法はどうなんでしょうか?

定率法は、均等ではなく、購入年度に近いほど大きな金額を経費にできる減価償却です。

検証した結果、

定率法の方が圧倒的に有利でした。

年度途中の購入にも強いですし、経費にできるスピードが早いです。

ただし、この美味しい定率法で減価償却するためには、確定申告までに届け出が必要。

その名も、

減価償却資産の償却方法の届出書

ですね。

減価償却問題を放置していて、気づいたら申告期限間際になっている方は定率法ではなく定額法で減価償却していきましょう。

 

うん。

以上ですね。パソコンを購入したフリーランスの方はフローチャートでどの減価償却の種類を採用することになりそうか目星をつけておきましょう。

パソコン 減価償却 種類

 

それでは!

Lin

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