今年から電子確定申告e-Taxにはカードリーダーが不要・・・!?
どうも、Linです。歯、かゆいです。
かれこれフリーランスになって3回目の会計年度が終わり3回目の確定申告が迫られています。
昨年2017年度の確定申告では電子申告 e-Tax を利用しようと思っていました。
税務署に行って書類を出さなくてもいいですし、大量の書類を印刷しなくてもいいし、添付書類を提出しなくてもいいのです。
文章を書いているだけでもe-Taxの利便性が伝わってきますね。
しかしながら、2017年度の確定申告ではe-Taxに必要なアイテムを持っていなかった。。
じつは電子申告するためには、
- マイナンバーカード
- カードリーダー
の2つが必要だったのです。

昨年度のぼくは、マイナンバーカードを作っておらず、カードリーダーなんて余計に保持していませんでした。
電子申告したかったのは山々だったんですが e-Tax できなかったのです。
この悔しい経験から、
「2018年度こそ電子申告の e-Tax を絶対に使ってやる」
と気合を入れてマイナンバーカードを作成。1ヶ月かかりましたね。
あとはカードリーダーを買うだけの万全の体制を整えていたのですが、
2018年の11月に衝撃のニュースを知ることになりました。
国税庁は、マイナンバーカードが必要だった従来方式に加え、新たにID・パスワード方式を導入。スマホやパソコンでもマイナンバーカードなしで申告できる。ID・パスワードは運転免許証などの本人確認書類を税務署に持参すれば、無料で即日発行される。翌年以降の申告でも、同じものを使える。
えっ!
2018年度の確定申告からはマイナンバーカードとカードリーダーが電子申告に不要!?
新しく、
ID とパスワード方式
が導入されただと・・・!?

この ID とパスワードは、税務署に行けば対面で発行してもらえるみたいですね。
ぼく自身、まだカードリーダーを購入していなかったので、2018年度の確定申告はこの ID とパスワード方式を利用することにしました。
早速、ID とパスワードを税務署に取りに行ってみたので、その発行方法を忘れないうちにメモしておきますね。
e-Taxに必要なID とパスワードの発行 とパスワードの発行方法
持ち物は身分を証明できる身分証明書(運転免許証やマイナンバーカード)があれば大丈夫です。
Step1. 税務署に行く
ID とパスワードを発行する為にお近くの税務署に行きましょう。
お住まいの市区町村にある税務署で大丈夫ですね。
Step2. 書類を記入
税務署に着くと、「ID・パスワード発行」と書かれた書類が山積みになっていることに気づきました。
書類とバインダーがセットになっていて、すぐに何か書き込める体制が整っていましたね。
この書類には、
- 名前
- 住所
を記入して、
ID とパスワードの発行
にチェックを入れて終了です。
記入時間は1〜2分ぐらいです。
Step3. 列に並ぶ
記入した書類を税務署職員に提出します。
僕は確定申告シーズン中の2月21日に税務署に行ってしまったので、並んでる人がいて待つことになってしまいました。
ID とパスワードを発行するなら確定申告シーズン前が望ましいですね。
Step4. 書類を出す
自分の番になりましたら、職員の方に書類を提出しましょう。
すると、番号札を渡されます。
ID・PW登録
が書かれている代物でしたね。

番号札を握りしめ、近くの椅子に座ります。
Step5. 待機する
大体書類提出から5分ぐらい待つと、自分の番号が呼ばれます。
Step6. パスワードを設定する
パスワードの設定を行っていくのですが、この作業は税務署の職員と一対一で行っていくことになります。
まずは
「電子申告は初めてですか」
と聞かれますので、
「はい」
と答えると、税務署のパソコンで個人情報を打ち込んでいきます(自分で)。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 個人事業主の屋号
などを入力したと思います。
最後に今回発行するパスワードを設定していきますね。
確かパスワードは
半角英数字の8文字以上
だったと思います。
この税務署のパソコンはパスワードを隠さずに表示される仕組みになっていて、ちょっとセキュリティ的に危うかったですね笑
電子申告のパスワードは全オープンされる可能性があるので、
使ったことがない新しいパスワードを事前に考えておくといいでしょう。
パスワードの設定が終わると、本人確認書類の提示が求められます。
運転免許証やマイナンバーカードを見せて登録情報と一致すれば完了です。
Step7. 紙を印刷
ID とパスワードが記載された書類を印刷してもらいます。
この紙には暗証番号がありありと書かれてしまっているので、やはり確定申告用に新しくパスワードを考えておくといいと思います。

もう1枚、 ID のみ記載されたものも印刷してもらって手続き終了です。

マイナンバーとカードリーダーがないならIDとパスワード発行してみよう
このIDとパスワード発行の手続き自体は全体で15分ぐらいで終了して、あっという間だった印象です。
僕と同じように
「電子確定申告に興味があるけれど、マイナンバーカードとカードリーダーを持っていない!」
という方は、是非、ID とパスワード方式を利用するための手続きをしてみてください。
追記
僕が使っているクラウド会計ソフトfreeeがこの新方式に対応しておらず、結局カードリーダーを購入してe-Taxすることになりました笑
利用中の会計ソフトが新方式に対応しているか確認してからID・パスワードを発行するといいと思います。
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。