e-TaxにはICカードリーダーが必要!
さて、今年もいよいよきましたね、確定申告シーズン。
確定申告には
- 税務署で手渡し
- 郵送
- e-Tax(電子申告)
という方法がありますが、なんと、2020年度分の確定申告(2021年にやる確定申告)から、
e-Taxで確定申告すると10万円の控除がゲットできる
と、税制改正がありました。
昨年度、僕自身もe-Taxしてみましたが、
- どこでも確定申告できる
- 税務署に行く手間が省ける
- 所得税の支払い・還付が簡単
- 印刷代を節約できる
- 添付書類を提出しなくていい
- 提出した書類をいつでも確認できる
などのメリットがあり、今年からe-Taxにチャレンジしてもいいんじゃないですかね。
しかし、です。こうなってくると、
ICカードリーダーどれ買おうか問題
が浮上してきます。
じつはe-Taxするためには
- ICカードリーダー
- マイナンバーカード
の2つが必要です(マイナンバーカード方式の場合)。

2つ目のマイナンバーカードはいいとして、困るのが「ICカードリーダー」。
一般人は持っていない代物ですし、困った世の中には多種多様なICカードリーダーが溢れていますからね。
e-Tax向けのICカードリーダーの選び方
今日はe-Tax経験者の僕が、ICカードリーダーの選び方をまとめてみました。
その1. どうやってカードを読み取る?
選び方で重要なのが、
どうやってICカードを読み取るのか?
という「読み取り方法」による違いですね。
ICカードリーダーには次の2つの読み取り方法が存在しています。
- 接触型
- 非接触型

これらの違いはすこぶるシンプル。ずばり、
ICカードを差し込むかの違いです。
接触型は文字通り、ICカードとリーダーが「接触すること」で読み取るタイプ。

ICカードリーダーを溝に「シュッ」と差し込んで、カード情報を読み取ります。
お店でクレジットカード支払いする時と同じイメージですね。カードを機械にさして読み込んでもらいます。
一方、非接触型はICカードと接触しなくても情報を読み取れるタイプです。

Suica・PASMOなどのように、リーダーにカードをタッチするだけ、いや、むしろ近づけるだけでカード情報を読み取ってくれます。
「えっ、じゃあ便利そうな非接触型にしようかなあ〜」
と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。
より便利な「非接触型」の方が値段的に高くなっていますからね。ここはタイプの違いというより値段の話だったのです。
そのため、安さを追い求めるならば接触型で我慢。
便利さを求めるなら非接触型のICカードリーダーを選んで、快適にカードを読み取っていきましょう。
僕自身、接触型ではなく非接触型のタッチ式に興味を惹かれたので「非接触型」を使ってみました。
ICカードリーダーの上に「ぽんっ」とカードを置くだけで読み取ってくれ、差し込む手間が省けて良かったですね。
その2. 対応OS
もう1つ重要なの「対応OS」。
じつは、全てのICカードリーダーがWindows・Macの両OSに対応しているわけではありません。
カードリーダーごとに対応OSが存在しているのです。

Windowsは普及率が高いので、ほぼ全てのカードリーダーで使えるので心配は無用です。
しかしながら、心配すべくはMacユーザー。
macOSにも対応しているカードリーダーは少ないので注意が必要です。
Macユーザーの方はずばり、
NTT系のICカードリーダーを使うといいでしょう。
僕自身もMacでe-Taxする身だったので、NTT系のカードリーダーを選ぶことになりました。
具体的にどのICカードリーダーを選べばいいの??
以上、この2つの基準でe-Tax用のICカードリーダーを選べばだいたいOKです。
ここまでくると、具体的にどのICカードリーダーを選べばいいのか気になりますよね。
フローチャートっぽい図を作ってみました。

接触型はNTT ACR39
まず接触型・非接触型のどちらにするか選択します。
カードを挿し込んででも安いリーダーを買いたい方は「接触型」。
カードをさしこみたくない方は「非接触型」を選びましょう。
接触型ならばNTTの「ACR39」がおすすめです。こちらはありがたいことにWindowsにもMacにも対応していますよ。
NTTコミュニケーションズ ICカードリーダライタ ACR39-NTTCom
非接触型は対応OSで選ぶ
さて、非接触型のICカードリーダーを選んだ場合はちょっと話が混み合ってきます。
その場合、
- NTT製
- ソニー製
の2通りがありますが、ここで問題になってくるのは対応OSです。
ソニー製のカードリーダーはWindowsしか対応していないので、Macユーザーならば迷わずNTT製の非接触型「ACR1251CL」です。
Windowsの方はソニーの「PaSoRi」でもNTTでも問題ありません。
どちらを選べばいいかというと、Windowsユーザーの方は、
- 値段
- デザイン
の2軸で選べばいいでしょう。
Amazonで値段を比較してみるとPaSoRiの方が若干安いですね(2020年2月の時点で比較)。
PaSoRi RC-S380 | ¥2,527 |
---|---|
ACR1251CL | ¥3,100 |
デザインをみると、僕的には黒でシックに決まっている、ソニーのPaSoRiがいかしている気がします。
うーん、まあどっちでも確定申告できるようなので、好きな方を選んじゃってください。
接触型と非接触も両方→NTT「ACR1251DI」
「接触」と「非接触」の両方を味わいたい方もいるかもしれません。
そういう方はNTTの「ACR1251DI」というICカードリーダーで確定申告しましょう。
NTTコミュニケーションズ ACR1251DI-NTTCom
このICカードリーダーなら
- 接触型
- 非接触型
どちらでもカードを読み取れます。
確定申告する環境によってe-Tax用のICカードリーダーを選んでみましょう。
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。