フリーランスって稼げるの??金遣い荒くね?
どうも、Linです。ほとんど、骨でしたね。
フリーランスになった友人がいて、彼ら・彼女らを見ていると、
「あいつ、会社員時代より羽振りが良くなってねえか?儲かってんの?」
と思うことがあるかもしれません。
僕自身、あろうことか周囲からそう見えた事があるらしく、肉親の姉に
「あんた儲かっての?なんでそんなに金使ってんのよ」
と怪しまれたことがありました。
実はその「フリーランスが羽振りが良く見える」現象の最大のからくりは
フリーランスは「税金が引かれる前の収入」を手にできるから
に他なりません。
会社員とフリーランスのお金の回り方の違い
会社員の場合、まずは給与所得がありますよね?
1年分の給与所得がいわゆる「年収」で、年収1000万なら給与所得が1年に1000万円もらえるわけです。
しかしながら、会社員の場合、この1000万の金額がそのまま手に入るわけではありません。
毎月、住民税・健康保険料が天引きされ、さらに所得税のみなし金額の前払いである「源泉徴収額」が引かれていきます。
つまり、月々という細かいスパンでも、サラリーマンは給与所得が全てもらえるのではなく、諸々差し引いた金額が手に入り、ここから生活費を捻出していくことになります。

一方、フリーランスはというと、まず売上の金額がまるまる手元に来ます。
企業からの業務委託の場合、所得税の前払いの源泉徴収が引かれることがありますが、そんなに大きな金額ではなく、
- 100万円以下なら10.21%
- 100万円を超えると20.42%
が源泉徴収でひかれますね。
業務委託の場合、源泉徴収以外の報酬金額がフリーランスの手元に来ます。

そして、そこから経費を引いた金額が「所得」になり、その所得に応じて税金や保険料が決定されて支払うことになります。
つまり、フリーランスは
税金や保険料が引かれる前の金額を手にし、自分で使う権利を手にしているのです。
これがサラリーマンとの大きな違いですね。
フリーランスに残された道は2つ
つまり、フリーランスは
売り上げの使い道を自分で選べるのです。
売り上げの主な使い方としては次の2パターン。
貯めて貯めて所得を大きくし、税金・保険料が高くなってもいいので社会に貢献する道。
もう1つは、
売上を経費に回して、売り上げをアップするお金の使い方(経費)をして、所得を減らして税金や保険料を節約する
という方法です。

よほどマザーテレサではない限り、フリーランスの方は、
経費を増やして税金や保険料を減らす
というお金の売上の使い方をするはずです。

そのため、フリーランスの羽振りがよく見えているのは、決して稼ぎまくっているわけではなく、
売り上げの一部を経費として回して所得を減らすような選択をとっている
ことになります。
こんな感じで、フリーランスになると、お金の回り方が会社員時代とは一転。
貯金すればするほど、お金が出ていってしまうことを身を以て痛感するでしょう。
最初は戸惑うかもしれませんが、何年かやっているうちに、お金を使うコツがわかってくると思います。
物は試しにフリーランスになってみましょう。
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。