Herokuにデプロイしたらデータベースはいずこへ?
RailsアプリをHerokuにデプロイした後、やりたいことがありました。
それはデータベースの中身を確認することです。
アプリをローカル環境で作っていた時は、「SQLite」というデータベースの管理システムを使っていましたね。
個人的に、データベースの中身を確認するときはDB Browser for SQLiteにお世話になっていました。
しかしながら、です。
HerokuではSQLiteではなく「PostgreSQL」というデータベース管理システムを利用します。
DB Browser for SQLiteは使えないので困ったもんです。
試しにググってみたところ、こちらの神記事に遭遇。
どうやらHerokuのDataclipsという機能を使うと、データベースの中身を確認できるようです。
データベースDataclipを作成する
Herokuのトップページへログイン。
メニューの中から

Dataclipsを選択。

Dataclipを作る
「New Dataclip」で新しいデータクリップを作成します。

Dataclipのタイトルを記入
Dataclipに名前を付けましょう。

何でも構いませんよ。
データベースを選ぶ
Herokuで作ってきたデータベースを選びましょう。

アプリのIDで探すといいですね。
SQLを書いてデータベースを表示
最後に、SQLを書いてデータベースを表示します。

「えっ、SQL触ったことねーぞ!やべえ」
と思ってググってみたところこちらの神記事を発見。
この記事によると、
SELECT カラム名 FROM テーブル名
でデータベースを表示できるようです。
例えば、「usersテーブル」の「nameカラム」だけ表示させたい場合、
1 |
SELECT "name" FROM users |
と書きます。
また、複数のカラムを同時に表示させたい場合、カンマで区切って、
1 |
SELECT "name", "email" FROM users |
と書きます。
すべてのカラムを一斉表示させたい場合、カラム名に「*(アスタリスクマーク)」を書きます。
1 |
SELECT * FROM users |
困ったらアスタリスクでいいですね。
SQLを書き終わったら「Save&Run」でデータベースを表示。
データベースをダウンロード
データはダウンロードも可能です。
Download / Export
と進んで、

CSV
を選ぶと、csv形式でダウンロードできます。

便利なのが「スプレッドシート活用方法」。
「Google Sheets Integration」の計算式を、スプレッドシートの1セルにぶち込めばDONE。

シート内でデータベースの値を取得できるでしょう。

いやあ、すごいっす。HerokuのDataclip。
ただ、Dataclipを使うためにはSQLのコマンドが必要です。
初心者はアスタリスクを活用すれば、データベースを最低限表示できるでしょう。
SQLが必要となるとは想定してなかったので、SQLをこの際に勉強しようと思った次第です。
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。現在ホテル暮らしで全国フラフラしています。
ネット広告代理店に1年3ヶ月勤め上げ、独立をして丸4年が経ちました。今年でフリーランス 5年目。
質問・ご意見・相談があればLINEで受け付けていますのでお気軽にどうぞ 。
コメントを残す