iPad Proでトライしたかったのが、
iPad Proでマウスを使うということ。
iPad Pro 12.9インチ 第4世代 Wi-Fi 128GB 2020年春モデル
Magic Keyboardを導入したので、キーボードで文字を打てるようになりました。
もはや「マウス」さえ使えれば、iPad Proがノートパソコンになりそう、ではありませんか。

そこで「iPad Proでマウスを使う方法」を調べたところ、ちょっと設定をいじればいけそうだったのです。
iPad Proでマウス操作するための準備
iPad Proでマウスを使うためには、次の3つのアイテムが必要です。
- iPad Pro(iPadOS13.4以降)
- マウス(有線でも無線でもOK)
- USBタイプCのアダプター
僕の場合、iPad Proは2020年モデルの12.9インチ。

マウスはトラックボールマウスの「M-XT1DR」です。

Bluetoothタイプで、コネクターをパソコンに挿すと使えます。
ただ、このままではタイプCのiPad Proにさせませんので、タイプCの端子をタイプAに変換するアダプターが必要でした。

UH-C3103 3ポート USB3.1 Type-Cハブ 10cm
こちらはMacBook Proで使っているアダプターと同じ製品。
iPadだろうがまったく問題ありませんでしたよ。
要は、
iPad Proにマウスをさすだけでいいのです。

iPad Proでマウスを使うための設定方法
準備が完了したら、設定しましょう。
設定から
アクセシビリティ>タッチ
へ進み、

「AssistiveTouch」をオン。

そして「デバイス」を選ぶと、

接続中のマウスが表示されるでしょう。

これだけで設定完了です。
iPad Proにマウスを接続して、AssistiveTouchを「オン」にすりゃいいんですね。
「AssistiveTouch」とは、
何らかの理由で画面をタップできない人のために作られた機能。
アクセシビリティ向上の一環として、iPad Proでもマウスを動くようにしてくれたのです。
もちろん、マウスはキーボードと同時に使えます。
キーボードをBluetooth通信で接続し、マウスをUSBタイプC経由で接続すれば、マウスとキーボードを同時に使えるでしょう。
近年のiPad Proはもはやノートパソコンに近づいてきた、と言えますね。
右クリックはどうなっているのか?
それでは、どこまでマウス操作できるのでしょうか?
例えば、「ドラッグ」や「右クリック」はできるのでしょうかね。
実際にトライしてみたところ、マウス操作の自由度はなかなかに高かったです。
テキストをドラッグして選択状態にし、右クリックしてみましょう。
すると、次の選択肢が出てきます。
- コピー
- 調べる
- ユーザー辞書
- 共有
また、アプリのアイコンで右クリックすると、長押しと同じ選択肢が出てきます。

この検証結果から判明したのが
iPad Proにおける右クリックは「長押し操作」と同じ
ということです。
iPad Proでマウス操作するための細かい設定
細かい設定もできます。
設定から
一般>トラックパッドとマウス
へ進みましょう。

カーソルの速さを調整する
まず「カーソル速度」で、これは「軌道の速さ」で調整できます。
右のウサギに近づくほど、カーソルの動きは俊敏に。

マウスの入力に対し、カーソルが大きく動くのですね。
スクロールの方向を変える
スクロール方向も調整できます。
ナチュラルなスクロール
をオン・オフにするのです。

こいつをオンにすると、
- 上にスクロール → 画面は下に
- 下にスクロール → 画面は上に
動きます。

macOSと同じ動き方なので、Macユーザーはオンにしておくと良いでしょう。
逆にオフにすると、スクロールの動きが逆に。
- 上にスクロール → 画面は上に
- 下にスクロール → 画面は下に
この動きはWindows OSと同じ。

Windowsユーザーの方は、「ナチュラルなスクロール」をオフにすると使いやすいかもしれません。
さあ、iPad Proでマウスを操作してみよう!
以上ですね。いや、素晴らしいです。
MacBook ProのマウスをiPad Proにぶっさしただけだったんですが、設定を少しいじるだけ使えました。
もう、感動です。
iPad Proをノートパソコンとして使いたい方はマウスも活用してみてください。

iPad Pro 12.9インチ 第4世代 Wi-Fi 128GB 2020年春モデル
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。