JINSが手がけるコワーキングスペース「Think Lab」の見学会に行ってみた
どうも、Linです。布団、敷きたいです。
テクノロジーを駆使した眼鏡を創造しているJINS。
なんとこのジンズが、
Think Lab
というコワーキングスペースを作り出していたのです。
公式ページによると、
科学的なデータに基づき、集中力を発揮できるように設計したスペース
だそうで、2017年12月からオープンしたようですね。

ぼく自身、常に1人で集中できるスペースを探している身なので、早速、Think Labの見学会に参加してきました。

今日はそのThink Labというコワーキングスペースを見学してみた感想を忘れないうちに書き留めておきますね。
JINSのコワーキングスペース「Think Lab」を見学してみた感想
Think Labを見学してみた結果、
92点
の使いやすさがあると思いました。
早速、配点を詳しくみていきましょう。
空間設計にこだわりがあり過ぎ:20点
Think Labは神社の仏閣の空間を参考にして作られたようです。
- ストレス
- リラックス
という2つの感情が共存している状態がイノベーションを起こしやすい状態らしく、ストレスとリラックスのバランスを意識したつくりになってます。
かつて、空海というお坊さんが作った仏閣がとんでもなくクリエイティブだったらしく、その構造を模倣しているとのことです。
まず、入り口で鳥居のような門をくぐります。

まず暗い参道のような道を10mほど歩行することで、自分の足跡がコツコツと響きます。
自分の足音を聞くことで脳にストレスがかかるらしいです。

そして、参道を出ると一気に開けた空間でリラックス。

目の前には飯田橋周辺の高層ビルがが広がっていて、木の鮮やかな緑が目に自然に飛び込んできます。
この緑が入る割合(緑視率)も緻密に10%ほどになるように計算されており、集中力が高まりやすい環境を作っています。
そして、開けた場所でリラックスしたら今度は仕事でストレスをかけます。

仕事が終わると、今度は再び暗い道の参道を通り、外に出るようになってるわけです。

コワーキングスペースの空間設計でここまでこだわった場所は見たことがありません。
椅子にもこだわりが:20点
Think Labでは椅子にもこだわっています。
オープンエリアでは4種類ほどの椅子を採用していました。
まず、後ろにリクライニングすることで想像を膨らまやすい脳の状態にしやすい椅子と机、

想像を膨らませるより、もうちょっと前のめりになって仕事に励みたいときはこの椅子、

短時間の作業でタスクを終わらせたいときは小さい丸椅子で仕事をするのです。

さらに、コクヨのingという椅子がすごかった。

バランスボールのように尻部分が左右上下に動くようになっていて、腰が疲れにくいですし、想像力を発揮しやすいように感じましたね。
※Amazonで調べたら10万円ぐらいしてました笑
素晴らしい椅子を何台も数え切れないぐらいに設置しているコワーキングスペースは今後存在し得ないでしょう。
集中力を高める飲食物を無料配布:15点
Think Labでは飲食物を無料で配布しています。
これがただの飲食物ではなく、
集中力を高めるために用意された食物たちなのです。
たとえば、このソイジョイ。

血糖値の上昇が起きにくい低GI食品なので、食べた後にも眠くなることはありません。
また、そのほかにも、
脳が疲れた時に血糖値を上昇させるブドウ糖を多く含むラムネ、

ビール、

キレートレモン、

スープ、

コーヒー、

などなど盛りだくさん。これらがすべて無料で飲食することができるのです。
これらは全てスポンサーの企業さんから調達しているみたいですね。素晴らしい!
香りにもこだわりを見せる:15点
Think Labではレモングラスのような香りが漂ってます。
ガイドの人に質問してみると、「アットアロマ」というメーカーの製品を採用しているとのこと。
また、スペースのいたるところに体や顔をぬぐえるシーブリーズのウェットシートを用意。

こちらのシートで顔を縫うことで、シートの匂いを嗅ぎ、嗅覚からもぼくらの集中力を高めてくれます。
音もすごい:15点
においだけでなく、音にもこだわりを見せてます。
仕事をするオープンエリアでは主に、
- 小鳥のさえずり
- 川の水が流れる音
などがハイレゾの音質で存在が気にならないほどさりげなくて流れています。
おそらく、この音声からリラックスできる状態を作り出し、仕事のストレス状態と共存させることを目的としているのでしょう。
緑にもこだわり:10点
Think Labでは緑視率という「緑が目に入る割合」も計算されて設計されています。
いたるところに緑の植物が置いてありますが、おきすぎている感もない。

これが集中力を高める緑視率(10%ぐらい)というやつね。
二酸化炭素濃度を測定している:10点
Think Labでは二酸化炭素をあちこちで測定しています。
二酸化炭素濃度が1,000ppmを超えると集中力が下がっていくという研究結果があるらしいので、利用者が逐次周囲の空気の様子を確認できるようになってます。
二酸化炭素濃度の測定に使っているのは、ネタトモというデバイスです。
この白いポールのようなデバイスがあちらこちに設置してあるのです。

二酸化炭素濃度などの情報を、利用者がスマホのアプリから確認できるので、随時換気をしたり、場所を移動したりなどできるわけです。
個室集中ブースcocoon
Think Labには1人で作業に集中するための場所も用意されてます。
その名も、
コクーン
です。

10席ほどのブース席が用意されており、それぞれが異なったデスクのタイプをしています。
上下に動かせるタイプの机だったり、

ソファ付きの広々としたブース、

などなどがあるのです。
オープンデスクメンバーは1時間に1,000円の料金がかかりますが、プライベートデスクメンバーなら無料で使えるようです。うらやましいぜ!
とんでもなく広い:10点
Think Labでは合計で162席用意しています。
作業する場所も大き分けて3つで、まずはオープン作業スペース、

個別作業スペースコクーン、

おしゃべりや電話ができるカフェスペースの3種類。

人がいっぱいで座れない、という悲劇はまずおこらないでしょう。
会計士・弁護士が滞在しているらしい:5点
Think Labでは、
- 会計士
- 弁護士
という2タイプのビジネスパーソンが常に待機しています。
彼らにアクセスできる専用の部屋が用意されており、会員の方ならば無料で相談できるみたいです。

マッサージ師も待機:10点
弁護士や会計士だけでは済まされず、仕事の疲れを癒してくれるマッサージ師まで待機してます笑

こちらは有料にはなりますが、会員の特別価格で施術してくれるみたいです。
しかし、料金は高い笑:−5点
Think Labは香り、空間、二酸化炭素濃度、飲食物などいたるところにこだわりを見せているコワーキングスペースですが、その分、
利用料金はクソ高いです笑
これはやむ得ないというか、ここまでこだわりを見せられたら払わざるを得ないという感じですね。
Think Labの会費は下記の通り↓↓
オープンデスクメンバー | 5チケット/月 | ¥35,000 |
---|---|---|
10チケット/月 | ¥50,000 | |
日数無制限/月 | ¥70,000 | |
プライベートデスクメンバー | 1人 | ¥70,000 |
1室 | ¥300,000 |
まずはお試しでチケット制で使ってみるなら、
1回利用あたり¥5,000~¥7,000かかる計算。
日数無制限とか、もうプライベートデスクをゲットして1ヶ月30日間、Think Labに通い続ければ、
1日あたり2,333円で利用できそうですけどね。
それにしても、そこらへんのコワーキングスペースとお値段を比べるととんでもなく高価な施設であることがわかります。
さあ、JINSのコワーキングスペースThink Labの見学会に行ってみよう!
以上がThink Labの見学会に参加した感想でした。
とりあえず、
集中力を高めるためのこだわりが半端ないです笑
それだけに料金は高いですが、このスペースで高いパフォーマンスが出せるようになれば、それだけ売り上げが伸び、業績が向上すると思えば安いもんです。
とはいえ、ぼくはまだ駆け出しのフリーランス野郎なのでこのクオリティはちょっと早いかなと思います笑
見学するだけでも集中力を高めるための空間設計の勉強になるので、無料の見学会に良かったら参加してみてくださいね↓↓
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。現在ホテル暮らしで全国フラフラしています。
ネット広告代理店に1年3ヶ月勤め上げ、独立をして丸4年が経ちました。今年でフリーランス 5年目。
質問・ご意見・相談があればLINEで受け付けていますのでお気軽にどうぞ 。
記事を読んで,オフィシャルサイトに行って見ましたら,
drop in 1500円/1時間のプランが出来ていました。
まあ,それでも充分高いですが(笑)
超高級コワーキングスペースですね!笑
ただそれだけの価値はあるぐらいすごかったです!