フリーランスの経理で「交通費」ってめんどくさいよね?
フリーランスで生きていると、
- 仕事で使った費用
- 売上を向上するために使った投資費用
は「経費」になります。
ぶっちゃけ経費の解釈範囲は仕事内容によって異なりますが、どんな職種のフリーランスでも発生する経費があります。
それは、
交通費
ですね。
例えば、家から仕事場までに移動するまでの電車賃。
例えば、取引先と打ち合わせに行く時のタクシー代。
これらは「仕事に必要な交通費」なのでまず経費にできるでしょうね。
ただ、そんな経費にしやすい交通費も、少額な取引がちまちま発生するので、正直、
記録するのがめんどくさい費用でもあります。
そんなフリーランスの交通費を記録するためにおすすめなのが
Suica・PASMOとマネーフォワードを利用する方法です。
マネーフォワードで交通費を記録する方法
準備するものは
- Suica・PASMO(IC交通カード)
- マネーフォワード(有料会員の方が望ましい)
- FeliCa対応のスマホ
の3つ。
スマホでSuica・PASMOを読み取る
まずはスマートフォンに「ICカードリーダー」をインストールしましょう。

マネーフォワードが運営するもので、Suica・PASMOなどのICカードの情報を読み取れるのです。

インストールした上で、Suica・PASMOをスマートフォンの背面にタッチ。
すると、カード情報が読み取られるでしょう。

そこで、矢印マークをタップすると、いくつかメニューが出てきます。

今回はその中から
マネーフォワード ME / マネーフォワード クラウド経費へ送信
を選びましょう。

すると、自分のマネーフォワードのアカウントにSuica・PASMOの決済履歴が読み込まれますよ。
マネーフォワードで情報をチェックする
あとは、送信した情報をマネーフォワードで見てみましょう。
「家計」から月ごとの取引を閲覧。

そして、「交通費の記録を抽出したい月」を選びます。

下にスクロールしていくと、
家計簿データの出力
という欄がありませんか?
ここでは
- CSV
- Excel
のいずれかで取引記録をダウンロードできます。

どっちでもいいのですが、ぼくはスプレッドシート で開きやすいCSVを選びました。
そして、CSVファイルをスプレッドシートにインポート。
新しいシートにデータを追加してみてください。

経費になる交通費を記録する
すべての取引を記録できましたね?
しかしながら、Suica・PASMOでは交通費以外のものも購入できてしまいます。例えば、コンビニ・スーパーでの買い物とかですかね。
人によっては交通費以外の決済履歴の方が多いかもしれません。
ってことで、交通費のみを抜き出すために情報をソートしていきましょう
- 保有機関名 → PASMO・Suica
- 大項目 → 交通費
に該当するセルだけ表示します。スプレッドシート のフィルタ機能をうまく使ってみてください。

その上で、絞った情報以外を削除しておきます。
うん、これで一月分の交通費シート完成ですね。
あとは、仕事に関係した交通費の仕分け。
1つ1つの取引をチェックして、
本当に仕事の移動だったのか?
をジャッジしながら仕事の取引だけを残していきます。
ここはもう、たぶん、アナログでゴリゴリやっていくしかないです笑
プライベートでの移動は含まれないように気を配ります。
月ごとに集計する
あとは月ごとに交通費の合計を集計。
僕は取引の記録として、月ごとにシートを分けて記録しています。
そして、月ごとの合計金額をシートごとに算出。

その合計金額をクラウド会計ソフトfreeeで
〇〇月の交通費
として計上するようにしています。発生日時は「当月の末日」でいいので、例えば1月の交通費は1月31日の末尾づけで計上。
交通費の記録はちまちまして面倒くさいので試してみてくださいね。
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。