ニュースアプリ疲れだと・・・?
昨今、ニュースアプリがたくさんリリースされて、新しい情報を取得するコストがかからなくなってきましたね。
ニュースアプリ登場前ならば、金を払って紙の新聞を購読していたのですから、明らかに時代が変化してきていると言えましょう。
しかしながら、僕自身、無料ニュースアプリを使いすぎて、
ニュースアプリ疲れ
を起こしてしまったのです。
ニュースアプリでは、
大衆が好むニュース
もしくは
思わず読まずにはいられないネタ
などが取り上げられるやすいですよね。
おそらく、読者が好むコンテンツをアルゴリズムが駆使された結果、上位に表示されているからだと思います。
アルゴリズムが精緻であればあるほど、自然と「大衆寄りの情報」が増えていきます。
特に多いのが、
- 不安を煽る系
- 噂話(不倫が多い笑)
のようなコンテンツ。
これらのコンテンツは人間の本能に訴えかけるものなので、確かに思わず読んでしまいます。
しかし、「本当に自分が必要な情報なのか?」問うてみると、即刻うなずけない人が多いんじゃないですかね。
特に、僕は「不安を煽る系のニュース」が嫌いです。
例えば
- 殺人事件
- 交通事故
- ミサイル発射
など、人間の生存本能を揺さぶってくる情報が多くて、ニュースアプリに正直辟易していました。
これまでなるべく「不安を煽る系のニュース」が少ない
- Newspicks
- はてなブックマーク
などを使っていましたが、完全には排除できませんでした。
人間の本能が欲する情報なので、ニュースアプリもダウンロード数を増やすために、これらの情報に頼らざるを得ません。
そこで、これらのニュースアプリを一旦削除し、情報取得の方法を変えてみました。
不安を煽る系ニュースを除外する方法
「不安を煽る系のニュース」を除外するため、次の2つのツールを活用し始めました。
Google アラート
ニュースアプリを削除すると、「不安を煽る系のニュース」に触れなくなりますが、
自分に関係のある重要な情報
も取り逃がす場合もあります。
僕自身、ニュースアプリ経由で重要情報をキャッチして救われた時が何度かありました。
そのような「関連性の高い重要な情報」をとり逃さないようにするため、
Googleアラート
を活用しています。
これは簡単に言ってしまえば、
特定のキーワードに関連した最新情報を送ってくれるサービス
ですね。
しかも、Googleアラートはキーワードを登録し放題ときています。
例えば、「確定申告」を登録すれば「確定申告に関するニュース」を毎日メールで届けてくるのです。
ブロガーならば「SEO」、「アフィリエイト」を登録、ホリエモンのファンなら「ホリエモン」を登録しておけばいいのですね。
関心がある最新情報をキャッチアップできて、大衆化されていないニュースアプリを自分で構築できます。
使い方も簡単。
キーワードを登録しておけば
Google アラート – + キーワード
という件名のメールが届くので、そのメールをフィルターで分ければいいですね。

そして、「ニュース」というラベルのフィルターに入れるようにしておけば、ニュースラベルをクリックするだけ。
興味のあるニュースに素早く目を通せちゃいます。
日経新聞電子版
しかしながら、Googleアラートだけだと、
「今自分が興味を持っていること」の最新情報しか追わなくなります。
これでは視野狭窄状態に陥り、最新の政治・経済ニュースなど知らずに毎日を過ごしてしまうでしょう。
そこでおすすめなのが、
日経新聞の電子版の購読
です。
月額4,277円かかりますが、このサービスに登録して「日本経済新聞 紙面ビューアー」アプリを使えば、
紙の新聞のようにスマホで日経新聞を読めちゃいます。

いちいち紙の新聞を読む必要がないにもかかわらず、経済・政治、国際ニュースをまんべんなくキャッチアップできるのがいいですね。
そして、嬉しいのが
日経新聞は不安を煽る系、ゴシップのニュースが圧倒的に少ない!
これらが掲載される社会面は、最後に1ページのみです。
気になる人は見てもいいですし、邪魔ならさっとスキップすればいいです。
しかも、朝刊だけではなく夕刊も楽しめるのでおすすめですね。
僕は日経新聞の回し者じゃありませんが、
無料のニュースを腐るほど読める時代に、有料の情報に触れること
は改めて大事だと感じています。
日経新聞電子版を購読してから、うざったい「不安を煽る系のニュース」や「嫉妬心を煽るゴシップニュース」に接触しなくなり、心が乱れなくなりました。
あと個人的に好きなのが広告ですね。
紙の新聞をビューアーアプリで閲覧していると、1面を大きく使った視覚的な広告表現に出くわします。
えげつないウェブ広告になれた僕の目にとって、新聞広告の表現はフレッシュで新しい刺激をもらっています。
情報取得方法を見直してみよう
っていう感じで、このニュース取得方法は日経新聞の月額4,280円かかってしまいますが、おすすめです。
ニュースアプリを使っていた時と比べて消耗しなくなりました。
この記事を書いていて、高城剛さんが「ヤバいぜっ! デジタル日本ハイブリッド・スタイルのススメ」のなかで
ひとつめのいわゆるメディアから莫大な情報が入ってくるのをある程度制限し、ふたつめの自身の身体を可能な限りシェイプアップすると、不思議なことに、勘のようなものが冴え渡る。
高城剛. ヤバいぜっ! デジタル日本ハイブリッド・スタイルのススメ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1695-1697). Kindle 版.
と言っていたのを思い出しました。
情報が好きなだけ手に入る時代だからこそ、インプットする情報を精査していこうという提案です。
無料ニュースアプリ経由で浴びている情報の流れをせき止め、
「ニュースアプリの情報って本当に必要なの?」
と立ち止まって考えてみてはどうでしょうか。
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。