税務署に確定申告に行くときの持ち物って??
どうも、Linです。デシベル、計測してます。
税務署に確定申告に行くときは緊張します。
特に、人生で初めて確定申告を行う方は絶対緊張することでしょう。
そんな緊張した確定申告初心者の方が思うことは、
「税務署に確定申告するときはどんな持ち物が必要なのか?」
ということではないでしょうか。
実際、ぼくは昨年度人生で初めて確定申告を行いましたが、持ち物がいまいちわかりませんでした。
そのため、必要そうなものをすべてバックに詰め込んで税務署に確定申告しに行ってましたねw
そこで今日は、そんなぼくと同じような確定申告の初心者の方のために、
税務署に確定申告に行くときの持ち物
を7つに絞って厳選してみました。
- 100%必要な持ち物
- あれば嬉しい持ち物
の2つに分けて紹介していきますね。
税務署で確定申告するときに100%必要な4つの持ち物
まずは、税務署に確定申告に行く時に100%必要な持ち物を紹介します。
この持ち物なしでは確定申告できません。
いくら税務署の職員に頭下げても無駄でしょう。
自宅に取りに帰るハメになるかもしれないので、この4つの持ち物は確実に押さえておきましょうね。
持ち物1. 「確定申告書(提出用)」
確定申告で作成した確定申告書類です。
これらの書類は当然のこと、確定申告には必要になってきます。
デジタルで記入したものをモノクロ印刷してもいいですし、手書きで記入しても構いません。

とにかく、この提出用の確定申告書類がなければ確定申告が始まりません。
マラソンに例えるならスタートラインに立つようなもんです。
クラウド会計ソフトfreeeなら、確定申告に必要な書類を一発でPDFで出力してくれるので便利ですよ。
持ち物2. 「確定申告書類(控え)」
続いては、確定申告書類の控えです。
内容は全く同じですが、書類の左上に「控」という漢字が印字されています。
こちらも印刷して税務署に持っていきましょう。

なぜ、確定申告書類の控えが必要なのでしょうか?
じつは、確定申告する人は控えを持つことを義務付けられており、正式な控えとして機能するには税務署公認のスタンプが必要になるわけです。
そのため、確定申告書の提出用と控えをセットで提出することになります。
控えだからといって侮らず、印刷して税務署に持参しましょう。
持ち物3. 添付書類たち
確定申告の際に証拠として、
添付しなければならない書類たち
というものが存在しています。

平成28年度の確定申告でいうと、
- 源泉徴収票の原本
- マイナンバーカード両面のコピー(または通知カード+免許証のコピー)
- 社会保障料の支払い証明書のコピー(国民年金など。国民保険は必要なし)
- 生命保険控除関係書類
- 地震保険料控除関係書類
- 寄付金控除関係書類
などです。
主に控除に関する証明書を持っていく必要があるので、書類は大切に保管しておきましょう。
平成28年度から新しくマイナンバーの申告が必要になったみたいなので、忘れずに添付していきましょう。
持ち物4. 身分証明書
税務署の確定申告には、
運転免許証などの身分証明書
を持参しましょう。

なぜなら、税務署の職員さんに確定申告の書類を確認してもらう際に、
「身分証のご提示お願いします」
と迫られるからです。
ひょっとしたら迫られたのはぼくだけなのかもしれませんけどね笑
税務署の確定申告であったら便利な持ち物たち
お次は、100%必要というわけではありませんが、あったら便利な持ち物たちを紹介します。
持ち物5. 印鑑
税務署の確定申告にあったら便利なのが、
印鑑
です。
シャチハタじゃなくて真面目な印鑑です。
印鑑があると嬉しい理由としては、
確定申告書の印鑑を押し忘れがあった場合に、税務署で対処できるようになるから
ですね。
税務署には朱肉や、のり、ボールペンなどの文具品が揃ってますが、当然、
その人固有の「印鑑」を持っているわけがない。
だから、もし、確定申告書に印鑑の不備があると、印鑑がないがためにその場で書類を修正できない
という事態に陥ってしまうのです。
別に書類に不備がない場合は印鑑はあってもなくてもいいので、100%必要というわけではありあません。
持ち物6. 税金
「確定申告書類の提出のついでに、税務署で所得税を納めたい」
という方は納税額を一緒に持参することをおすすめします。
確定申告終了後にコンビニや銀行などで納付できる方法があるみたいですね。
だが、できれば確定申告のことは明日には持ち越さず、きれいさっぱり忘れたいところ。
納税をそのまま済ませちゃいたいと思う方は税務署に税金のお金を持参していきましょう。
持ち物7. クリアファイル
確定申告にクリアファイルを税務署に持参するといいことがあります。
それは、
「確定申告書類の控え」を綺麗にしまっておけるからです笑
税務署は本番の提出書類用にクリアファイルを用意してくれていますが、残念ながら控えのコピー用のファイルを用意してくれてはいません。
控えの書類は確定申告の証明になったり、納税する際に参照されたりするのでぜひ大切にとっておきたいところ。
確定申告で税務署に持っていかなくていい持ち物
最後に、税務署に持っていかなくていい持ち物を紹介します。
カバンが重くなるので余計なものは詰め込まないようにしましょう。
持っていかなくていい持ち物1. 「領収書など経費の証明」
レシートなどの経費の証明となる大切な書類たちは、
税務署に持っていく必要はありません。
家の引き出しに綺麗に整理して収納しておきましょう。
ぼくは昨年度の初めての確定申告の時にとりあえずレシートや領収書を持っていきましたが、
全く意味がありません。
税務署内ではそこまで細かく確定申告の内容は見られません。
どういう時に必要かというと、
税務署が立ち入り調査になったときですね。
そのときぐらいしか領収書やレシートは活躍しないのです。
持っていかなくていい持ち物2. 「帳簿」
事業の収支を細かく記録した帳簿、
クレジットカード明細、
請求書、
などは税務署に持っていく必要がありません。
こいつらは先ほどの領収書と同様、税務署から調査が入った場合にのみ参照されます。
ただ、帳簿には7年間の保存義務があるので要注意。
「税務署に持っていかないなら捨てよう!」
と早まるのはやめましょう笑
税務署に確定申告行くときの持ち物は最低4つでいい
ぶっちゃけ、
- 確定申告書類(提出用)
- 確定申告書類(控え)
- 添付書類たち
- 身分証明書
の4つの持ち物があればどうにかなります。
書類に心配な方は「印鑑」、
税務署で所得税を納めてしまいたい方は「納税額」を持っていきましょう。
レシートや請求書などは家に保存しておけばよくて持っていかなくても大丈夫。
軽い持ち物でスッキリ確定申告しちゃいましょう。
それでは
Lin

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。