メルカリ対応のローソンですが、さらに迅速に発送できるようになりました。
それはローソンが「ある特殊機器」を導入したからです。
その名も、
スマリボックス
です。
スマリボックスとは?
公式ページによると、スマリ ボックスとは
レンタル商品、EC商品の返却、返品をよりスムーズに行うことができるサービス
で、このようなマシーンです。

https://smari.io/images/top/image_1_pc.pngより
すでに目撃された方もいるかもしれませんが、決してコピー機やゴミ箱ではないのでご注意ください。
スマリボックスは「メルカリ発送業務」が本業ではなく、
ファッションECサイトでの購入商品を無人で返却できるボックス
なのです。
一見、メルカリと関係ないサービスに思えますが、そのボックスをメルカリが場借りしています。
メルカリの他にも、
- ラクマ
- モバオク
- ヤフオク
がスマリを採用しています。
当初は
「スマリボックス」=「スマート メルカリ」
と思っていたんですが、以上の事情を踏まえれば、そう物事は単純ではないようです。
ただ、ネーミングがどうであれ1つ言えるのは、
スマリボックスの登場により、スマートにメルカリ発送業務を遂行できるようになった
ということです。
どこにあるのか?
スマリボックスは、2021年3月18日の時点で、
3000店舗のローソンに設置されています。
関東・中部・関西のみ対応しているのが現状です。
公式ページから、対応店舗をご確認ください。
まだまだ一部のローソンでしか設置されていませんが、フリマアプリ、ファッション系ECサイトの勃興に伴い、普及が加速するかもしれません。
送料
送料はゆうゆうメルカリ便を使う場合と同じ。
送料は売上から自動で引かれます。
別途、送料を捻出する必要はありません。
サイズ
ただし、です。
スマリボックスが対応しているのは1規格のみ。
ズバリ、
ポストに入る厚みまで、です。
正確にいうならば「厚み3センチ」の商品までしか発送できないのです。
厚み3センチを超えた発送の「ゆうパケットプラス」には未対応。
厚い商品は郵便局で送るか、ローソンのロッピーでレシートを発行し、レジへ持参するでしか送れません。
少しでもサイズオーバーで発送してしまうと、最悪の場合、
自宅に商品返還
という悲劇に発展します。
厚みサイズにはくれぐれもご注意ください。
集荷時間
気になるのが集荷時間帯です。
スマリボックスの公式ページによると、次のように書いてあります。
月曜から日曜:21時より翌朝3時 (店舗によって異なります)
※原則毎日集荷致しますが当社の都合により集荷を行わない場合があります。
「毎日21時から3時の間に収集する習慣」があるようで、簡単にいうと、
21時まで投函すれば翌日に発送してもらえる、のです。
スマリボックスの使い方
説明はこれぐらいにしておいて、実際につかってみましょう。

左のスタートを押す
ボックスの前に立ちましたら、左の「スタートボタン」を押しましょう。

右のコマンドは服の返却のメニューで、メルカリと関係ありませんのでご注意ください。
QRコードを読み取る
アプリでQRコードを表示したら、カメラで読みとります。

枠にQRコードが入るよう、スマホの位置を調整してみてください。
シールを貼る
すると、スマリボックスがシールを吐き出します。

そのシールをはがし、荷物に貼り付ければいいのです。

ポストに入れる
そしたら、商品をスマリボックス左のポストに投函すれば完了。

いやあ、楽。素晴らしい。
スマリボックスでメルカリ商品を発送する利点
スマリボックスがローソンに設置してあると、くそテンションがあります。
その最大の理由は、
「シートの切り離し」という面倒な作業をパスできるからです。
スマリボックスなしのローソンで発送するならば、
- Loppiでレシートを発行する
- レジでシールを受け取る
- シートを切り離して袋に入れて店員さんに託す
という3ステップを踏まねばなりません。
特に面倒くさいのが最後の「シートの切り離し」業務。
シートに切り取り線はついているものの、なかなかは破れず苦労します。
しかも、この作業は「発送ミス防止」の観点から、発送者自らおこなわねばなりません。
この煩雑な作業を、店員さんの前で、レジを占拠して、実行するのです。
やりたいか、やりたくないかで言ったら間違いなく「やりたくない作業」です。
スマリボックスを活用すれば、
人を仲介せず発送できます。
人と関わらなくてすみますし、シートを切り離さなくてよく、ただ剥がすだけ。
時短にもつながり、レジを占拠する負い目も感じません。
スマリボックスで発送すると、心身ともに楽なのです。
と、いうわけで。
ローソンでスマリボックスを発見したならば、積極的に活用し、このマシーンを全国に普及させていこうではありませんか。
それでは!
Lin
【参考記事】

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。