これまで色々なタクシーアプリを使ってきて、タクシーアプリ比較記事も作ってみました。
しかし、タクシーアプリがあまりにも便利すぎるので、
もっといろんなタクシーアプリを使ってみたい
という想いが芽生え始めたのです。
そんな「タクシー熱」から新たなタクシーアプリに挑戦してみました。
その名も、
スマホdeタッくん
です。
「スマホdeタッくん」とはどんなタクシーアプリなのか?
このアプリは「東京専用」のタクシーアプリ。
東京23区+武蔵野市、三鷹市、多摩地区
で使える「東京ハイヤータクシー協会」の公式アプリです。
現在、東京エリアで9300台を配車可能で、東京ではなかなか規模の大きいタクシーアプリですね。
詳しくはこちらの公式ページをご覧ください↓
タクシーアプリ 「スマホdeタッくん」の使い方
さて、体験談を交えながらスマホdeタッくんの使い方を紹介しますよ。
アプリをダウンロードする
まずは「スマホdeタッくん」のアプリをダウンロード。

アプリを開くと、キャラクターの「タッくん」がウニョウニョ動いていませんか?

その状態ならば、周囲に「スマホdeタッくん対応のタクシー」がいることを意味しています。
さっそく使ってみましょう。
乗車位置を決める
地図上でピンを動かして「タクシーを呼ぶ位置」を決定。

ドライバーがわかりやすいように、どちらの車線で乗るかはっきりさせておくと良いでしょう。
ピンが定まったら「この場所でタクシーを呼ぶ」というコマンドを押してみます。
詳細を設定する
ここで終わらないのがタッくんです。
ドライバーに見つけてもらいやすいように、さらに詳細を詰めていきます。

まずは、
- 近くの建物名
- 車の位置場所
- 待ち合わせ方法
を決定。
さらに、乗りたいタクシーの希望を細かく設定できるようになっていて、
- タクシーグループ
- 車両の色
- エコカーかどうか
まで決められるようになっていました。
最後に
- 自分の名前
- 電話番号
を記入し、規約に同意してDONE。会員登録は必要ないので楽ですね。
これでやっとタクシーを呼べるようになりました。
ドライバーとマッチング
すると、タッくんがタクシーを探してくれ、条件に当てはまるタクシーがあればマッチングです。

マッチングが完了すると、
- タクシーの色
- 無線番号
- タクシー会社名
の3つの情報が判明します。

「無線番号」とは
タクシーの上についている番号のこと
で車両ナンバーではないので注意してください。
ちょうどタッくんでいうと、ここに書いてある無線番号のことです↓

「無線番号」と「車体の色」で自分が呼んだタクシーを判別していきますよ。
今回はすぐそばのタクシーとマッチングしましたが、タイミングが悪くてタクシーが通過。

「うっわ、すぎちゃっとるやん」
スマホdeタッくんのアプリ上では、タッくんがウニョウニョせず、普通のタクシーのアイコンで表示されていますね。
しかし、同期通信ではないので3秒に1回ぐらいページが更新される仕様になっていました。

タクシーの動きがパラパラ漫画のように動いていく様子が分かります。

1回過ぎてしまったタクシーが戻ってきて、

呼んでから4~5分でタクシーに乗れましたよ。
タクシーに乗る
タクシーに乗る時の照合は、事前に登録した「名前」でおこないます。
「飯橋です」
「分かりました。よろしくお願いします」
と車がスタート。
「いや、ちょうど過ぎちゃって申し訳ないですね。お客さん」
「いえ大丈夫です」
という感じで、ドライバーの方もマッチング直後に乗車位置を通過して悔しい思いをしたようでした。
車内はやはり普通のタクシー。

ドライバーの方は、スマホやタブレットではなく、カーナビで配車注文を受けていたようでした。

目的地を告げる
スマホdeタッくんでは目的地を指定できないので、口頭で目的地を告げなければなりません。
今まで利用してきたタクシーアプリでは「目的地を伝える手間」が省けていたので、久しぶりにストレス。
「あのー、〇〇駅近くの△って知っていますか」
「あ、はい、あれね」
「そこまでお願いします」
「はいよ」
というように、まずドライバーが目的地を知っているか確認するステップが発生したのです。
その後にお願いするのでめんどくさかったですね。
タクシーから降りる
そんなこんなで目的地に到着。
スマホdeタッくんではクレジットカードを登録できないので、車内決済のみ。
タクシーから降りるときに料金を支払います。
僕が乗ったタクシーはクレジットカード対応で助かりましたが、中には「現金のみのタクシー」もいるかもなので注意です。
タクシーが停車してからクレジットカードを差し出し、レシートを出してもらってそれにサイン。
ようやく決済が完了です。
タクシーアプリで主流となっている「オンライン決済」と比べると、支払う手間が発生していたのは残念でした。
おそらく支払いのために「2~3分」はロスしていたでしょう。
従来のタクシーで感じていた不便さを思い出しました。
今回は980円税込。
- 基本運賃 ¥660
- 迎車料金 ¥320
という内訳でした。

スマホdeタッくんは迎車しているので、普通のタクシー料金に加えて迎車料金がかかってしまうので注意です。
ドライバーを評価
最後にドライバーを評価。

五つ星と個別項目を選んでドライバーの仕事を評価してあげます。
特に問題がなければ5つ星をあげちゃいましょう。
「スマホdeタッくん」で移動してみた感想
最後に感想も書いておきます。
少しだるい
ちょっとだるかったですね。
他のタクシーアプリでは省けていた手間が発生していたのが残念。
スマホdeタッくんは「配車のフェーズ」に特化したアプリで、色々細かく設定できて
- 車体の色
- エコカー
- タクシーグループ
とか細かく選べたのは評価できます。
しかし、
- 目的地を伝える
- 乗車料金の支払い
というイベントが発生して、少し煩わしさを感じました。
会員登録が必要ない
このアプリの利点をいうならば、会員登録せずに使えること。
タクシーを呼ぶときに
- 名前
- 電話番号
さえ入力すればタクシーを呼べます。
自分のアカウントをわざわざ作成しなくてもいいのですね。
誰でも気軽にすぐにタクシーを呼べてしまうのがスマホdeタッくんの強み。
他のタクシーアプリにも興味がある方は「タクシーアプリ 比較まとめ」も読んでみてくださいね。
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。