確定申告書を郵送する方法【期限・返信用封筒・納税方法まで】




 

確定申告書を提出する方法は3つ。

  • 税務署に持ち込む
  • 郵送
  • e-Tax(イータックス)

今年はまだ試した事がなかった「郵送」にチャレンジしたのです。

これなら税務署に行かなくてよく、移動の手間が省けますね。

今回、実体験を元に、確定申告書の郵送方法を紹介します。

 

確定申告書類を郵送する方法

次の4ステップを踏んでみてください。

 

書類を完成させる

言わずもがなですが、郵送前に昨年度の所得を確定させましょう。

売上、経費、所得控除を洗い出して計算するだけ。

確定申告がわからない方はクラウド会計ソフトfreee確定申告 郵送 やり方がオススメ。

ぼく自身、今年もfreee確定申告 郵送 やり方に救われた結果、確定申告を終えられました。

 

封筒を調達

郵送に必要なのはズバリ、

封筒

です。

確定申告書は「信書」として郵送せねばなりません。

国税庁のQ&Aページに、

作成した申告書は送付により税務署に提出できます。税務上の申告書や申請書・届出書は「信書」に当たることから、税務署に送付する場合には、「郵便物」(第一種郵便物)又は「信書便物」として送付する必要があります。

と書いてありますから。

 

それじゃあ「信書」とは何者なのでしょうか??

総務省の刊行物によると、次のように定義されています。

特定の受取人に対して、差出人の 考えや思いを表現し、または現実 に起こり、存在する事柄などの事 実を伝える文書を「信書」といい ます。「文書」とは、文字や記号、 符号など、人の知覚で認識できる 情報が記載された紙などのこと。 CDやDVD、USBメモリなどは 信書にはあたりません。

 

つまり、信書とは、文字や記号などで情報を伝える書類のことなんですね。

例えば、手紙、証明書、許可証、ダイレクトメールなどが信書に該当します。

一方、書籍、カタログは信書に当てはまらないようです。

したがって、信書とは、

特定の人に「文字」や「記号」で情報を伝える紙

を指すわけです。

書籍やカタログなどは「不特定多数」にむけて大量生産された印刷物ですから、信書には該当しません。

 

そして、信書は「物体として」郵送してはいけない決まりがあります。

日本郵政のページによると、

  • ゆうパック
  • ゆうメール
  • ゆうパケット
  • クリックポスト

で信書を郵送することは禁止されています。

 

それじゃあ、信書はどうやって送ればいいのでしょうか?

ずばり、

第一種郵便物

として送るべきです。

 

大まかにいうと「ハガキじゃない郵便」で、規格と重量によって送料が変化する郵便です。

つまるところ、まあ、「普通郵便」です。

 

確定申告書類を郵送する場合、信書扱いで送るだけで構いません。

書留は必要ないのです。

ただし、書留で送ると

  • 郵便物の追跡
  • 紛失の保証

などの特典があるので、安心したい方は書留で送るといいでしょう。

ただし、マストではありません。

 

確定申告書を郵送するために用意すべきはその次の2つの封筒。

  • 送付用:角形2号の封筒
  • 返信用:長形3号の封筒

まず、税務署に送る「送付用」の封筒です。

角形2号という規格の封筒で、A4サイズがまるまる入る大きさのもの。

具体的な寸法は、

240mm × 332mm

です。

確定申告 郵送 やり方

「定形外郵便」と呼ばれる方法で送ります。

 

2つ目の控え用封筒は、税務署から控えを返送してもらうための封筒です。

こちらは「長形3号」と呼ばれるタイプで、A4サイズが三つ折りで入る大きさ。

具体的な寸法は

120 mm × 235mm

です。

確定申告 郵送 やり方

別に返信用の封筒も角形2号でも構いません。

ただ、長形3号を使うと、定形郵便で送れて、送料が安くなるメリットがあります。

というわけで、確定申告書を郵送したい方はまずは

  • 角形2号
  • 長形3号

を調達してくださいね。

確定申告 郵送 やり方

 

切手を貼る

封筒に切手を貼ります。

送付用の封筒は「定形外郵便」。

定形外郵便の場合、次の料金システムになってます(規格内の場合)。

重量 料金
50g以内 120円
規格内は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内

 

ぼくの送付書類の質量をはかったところ、

111.6 g

ありました。

確定申告 郵送 やり方

「150g以内」に該当するので「210円分の切手」があれば送れると判明。

結果的に、

  • 94円切手
  • 110円切手

をつけて送りました。

確定申告 郵送 やり方

一方、返信用は定形郵便。

定形外郵便より安い料金システムです。

重量 料金
25g以内 84円

控えの質量を測ってみたところ、36.8グラム。

確定申告 郵送 やり方

 

50g以内の定形郵便に該当するので、

94円切手

を貼りました。

確定申告 郵送 やり方

控えは折り畳んでも大丈夫。

 

封筒に宛名を書く

あとは封筒に宛名を書くだけ。

送付用の封筒から宛名を書きましょう。

 

オモテ面に税務署の住所を記載します。

書き方の注意点は「御中」にするところですね。

確定申告 郵送 やり方

裏には自分の住所・名前を書きます。

 

返信用封筒は次のように記載するといいでしょう。

確定申告 郵送 やり方

名前の下に「行」を書くといいです。

 

封筒に書類をセット

さて、封筒も切手も準備できましたね?

あとは送付用封筒に書類を入れましょう。

確定申告 郵送 やり方

入れるのは次の書類達です(青色申告の場合)。

  • 確定申告書
  • 添付書類(マイナンバー、ふるさと納税、国民年金控除証明書など)
  • 医療控除の明細書(医療控除を適用する場合)
  • 返信用封筒
  • 控え

忘れがちなのは添付書類達。

  • マイナンバー
  • ふるさと納税の寄附金証明書
  • 国民年金控除証明書

など証拠書類を同封しましょう。添付書類台紙に貼り付けてくださいね。

 

送る

確定申告書類の提出日を、郵送する日付にしましょう。

確定申告 郵送 やり方

提出日を記入したらポストに入れます。

確定申告 郵送 やり方

ポストが信じられない場合、郵便局があいている時間帯に窓口へいくといいでしょう。

紛失が心配な方は、書留で送る手段もありです。

追跡もできるし保障もついていますから。

ただ書留は「義務ではない」ので、安心を金で買いたい方に書留はおすすめです。

 

控えが返ってくる

税務署に書類が届き、チェックしてもらうと、控えが返信用封筒で戻ってきます。

ぼくは郵送から1週間以内で返ってきました。

返信用の封筒では、自分の名前の「行」が「様」になってましたね。

確定申告 郵送 やり方

書類をみると、随所に税務署のハンコが押してあるのを確認しました。

 

納税する

あとは、期限内に納税するだけ。

郵送した場合、

  1. 納付書で払う
  2. 振替納税する

の納税方法があります。

 

振替納税の場合『預貯金振替依頼書』の提出が必要なので、ちょっと面倒くさいですよね。

ぼくは今回、所得税の納付書で納付しました。

所得税の納付書とはこれですね。

 

確定申告 郵送 やり方

 

確定申告シーズンに送られてくる「あの封筒」に入っているやつです。

確定申告 郵送 やり方

手元になければ、銀行などの金融機関、所轄の税務署でもらえるようです。

納付書の入手

金融機関の窓口で納付する場合には、事前に納付書をご用意してください。

納付書(一般用)は金融機関の窓口にも備え付けておりますが、金融機関等においては在庫がない場合等がありますので、その場合は所轄税務署へご連絡ください。

 

簡単にいうと、

納付額を記入して、銀行の窓口にて現金で払えばオッケー。

払うタイミングは確定申告の期限内ならいつでもいいのです。

郵送直後でもいいですし、返信用封筒が戻ってからでも構いません。

とにかく大事なのは「確定申告の期限内」に納付することです。

 

確定申告書類を郵送する際のQ&A

以上、大まかな確定申告書の郵送方法でした。

最後に、細かいことをQA形式で答えていきましょう。

 

確定申告の期限はいつなのか?

郵送の場合、確定申告の期限はいつになるのでしょうか?

ずばり、

提出日は「消印が押された日」です。

消印とは、

郵便局で切手・はがきに使用済みのしるしに押す日付印

のことで、つまり消印が押された日付は「郵便物が受理された日」です。

 

例えば、3月10日に封筒を郵便局に持参し、消印をおしてもらったとしましょう。

この場合、「3月10日」が提出日になります。

つまり、封筒が税務署に届く日は関係ありません。

期限内に封筒を受け取ってもらえばいいのです。

 

郵送する場合、確定申告の期限日までに郵送すればいいことになります。

ただし、郵便ポストに入れる場合は回収される時間帯に注意。

ポストによって回収される頻度が少ないところもありますから。

期限ギリギリの場合、郵便局窓口に直接持参することをおすすめします。

 

控えはなくてもいい?

今回、「控えをもらうパターン」を解説しました。

返信用封筒を用意したり、94円切手を貼ったりする手間が発生しましたね。

 

ただし、控えは義務ではありません。

国税庁のページにも、

収受日付印のある確定申告書の控えが必要な場合は、複写により作成した(複写式でないものについては、ボールペンで記載した)申告書の控えのほか返信用封筒(宛名をご記入の上、所要額の切手を貼付してください。)を同封していただければ、税務署から収受日付印を押印した申告書の控えを返送いたします。

と、あくまでも「必要な場合は」と書いてあります。

不要ならばなくて構わないのです。

 

しかし、フリーランス、個人事業主の場合、確定申告書の控えは結構大事です。

なぜなら、

昨年度の所得額・納税額を証明する書類だからです。

 

確定申告書が証明書として機能するのは、社会的信用を証明する場面

例えば、賃貸契約する時や、金融機関にお世話になる時ですね。

会社員の場合、無条件に信用を得られますが、フリーランスには、信用の裏付けがありません。

確定申告書類を見せて稼ぐ力、社会に貢献している度合いを示す必要があるのです。

ただし、税務署のハンコがないただの確定申告書は証明書としての効力はありません。

なんせ、簡単に数値をでっち上げられますから。

 

そこで、税務署公式「収受日付印」つきの控えが必要。

控えをゲットすることが、フリーランスにとって社会的信用を証明する重要な手掛かりなわけです。

控えはなくてもいいですが、あったほうがいいんです。

できることならば、控えをもらえるように返信用封筒も仕込んでおきましょう。

 

それでは!

Lin

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