TECH::CAMPのiPhoneアプリ開発コースを受けてみた感想は??
どうも、Linです。ダンス教室、入会です。
リアル学校でプログラミングを勉強できるTECH::CAMP。
これまでにUnity、Rails、Pythonなど様々なプログラミングを学ばせてもらいました。
今回は、2018年2月ごろに新設された、
iPhoneアプリ開発コース
を4ヶ月にもわたり受講してきましたので、そこで学んでみた感想を忘れないうちに書き留めておきます。
TECH::CAMPのiPhoneアプリ開発コースの感想
4ヶ月、55時間、TECH::CAMPのiPhoneアプリ開発コースで学んできた結果、次の感想が漏れ出しました。
クラス、インスタンスの理解が深まる
まず、TECH::CAMPのiPhoneアプリ開発コースで学び続けると、
プログラミングに必須の考え方であるクラス、インスタンスの理解が深まりました。
なぜなら、iPhoneアプリ開発は、
あるクラスのインスタンスを生成して、そのインスタンスでメソッドを発動したり、プロパティを参照する
といったことの繰り返しだからです。
たとえば、アプリでテキストを表示するLabelという部品は「UILabel」というクラスのインスタンスで、実際にテキストの内容はそのインスタンスのtextというプロパティが表している、
といった具合です。
今までクラスとインスタンスは文章を読んで理解したような気がしていましたが、正直ちょっと苦手意識を持っていました。
iPhoneアプリ開発ではそれらを意識せざるを得ないのでプログラミングへの理解が深まりました。
実践的なアプリを手を動かして作れる
また、実践的なアプリを作る機会が設けられていたので、
手を動かしながらアプリ開発を学べたのがよかったですね。
具体的にいうと、TECH::CAMPのiPhoneアプリ開発コースでは、
- カウントアップアプリ
- アルバムアプリ
- インスタ風アプリ
- ニコニコアプリ
- Twitterアプリ
- Todoアプリ
などなどを作っていきます。
手順通りに作業するとアプリが形になるので、学習のモチベーションを維持しやすく、アウトプットできる機会があって覚えやすいと思います。
>>詳しくは「iPhoneアプリ開発コースで学べること」へ
演習問題が手厚い
また、TECH::CAMPのiPhoneアプリ開発コースには演習問題が手厚く用意されていました。
特に、アプリ開発初心者がつまづきやすい、
- Swift文法
- 関数、引数
- クラス、インスタンス
- AutoLayout
で演習問題を出してくれました。
アプリ開発で肝となる重要な概念を能動的に学習できたがのありがたかったです。
エキスパートにはなれないが独学の入り口に立てる
TECH::CAMPのiPhoneアプリ開発コースを読了するとどうなるのでしょうか??
ぶっちゃけ、これを終えただけでスーパーエンジニアになれるわけではありません。
それよりも、
iPhoneアプリ開発を独学できる入り口に立つことができる
といったほうがいいでしょう。
初心者が学ぶべき内容をもれなく解説してくれており、Xcodeを触ったことがない学習者が独学をスタートするために役にたつと思います。
アプリの裏側を知れる
また、独学の入り口に立てるだけでなく、
アプリの構造を知れる
という点で興味深かったです。
普段何気なくお世話になっているスマホのアプリがどのように設計されているのか?という裏側を漠然と知ることができます。
たとえば、今までアプリで下の方にでてているメニューのことを「ただのメニュー」と認識してきましたが、TECH::CAMPのiPhoneアプリ開発コースを終えると、
「あっ、これはTab Bar Controllerを使ってるのね」
とどのように設計したのかがやんわりとわかるようになります。
むずいが慣れる
TECH::CAMPのiPhoneアプリ開発コースははっきりいって難易度が高いです。
iPhoneアプリ開発を1mmもやったことがない丸腰の状態で勉強すると、
序盤の学習は苦しくて、誰かに八つ当たりしたくなる心境になるでしょう。
iPhoneアプリ開発コースの体験談でも書いたのですが、毎日わからなすぎて憤っていた時期がありました。
ただ、それも最初だけ。
カリキュラム2周目に入ると、アプリ開発の全体像が見えてくるためか、
1周目に完成できなかったサンプルアプリを徐々に作れるようになってきます。
Xcodeの使い方にもなれ、どこに何の情報があるかということが手に取るようにわかるようになってきます。
最初は苦しいですが歯を食いしばって一周読み終わるようにしましょう。
長いコードもサジェストでどうにかなる
iPhoneアプリ開発で使うコードははっきり言って、
長すぎる。
たとえば、
func tableView(_ tableView: UITableView, cellForRowAt indexPath: IndexPath) -> UITableViewCell { return cell }
とかですね。。
こんなの手打ちでやったら腱鞘炎になってしまいます。
最初の頃はこのコードを打つのが嫌で仕方なく、iPhoneアプリ開発なんて2度とやるものか!と思ってました。
がしかし、テックキャンプでの学習を進めるにつれて、
Xcodeのサジェスト機能を使えば書くコードの量が激減する
ということがわかったきたのです。
たとえば、1つ目の例の、
func tableView(_ tableView: UITableView, cellForRowAt indexPath: IndexPath) -> UITableViewCell { return cell }
というコードでは、ViewControllerクラスを「UITableViewDelegate, UITableViewDataSource」に継承させてやると、
func tab
と書いた時点でサジェストが出てきます。

そこでTabキーを押してサジェスト候補を選択してやると、自分でコードを書かずとも自動的にかけてしまうのです。
このサジェスト機能を適切に使えるようになってからiPhoneアプリ開発がだいぶしやすくなりました。
案外、コードの割に書く量少ないやん!
というわけです。
さあ、TECH::CAMPのiPhoneアプリ開発コースを受けてみよう!
以上がTECH::CAMPのiPhoneアプリ開発コースの感想でした。
色々うだうだいってきたのでいい感じにまとめると、
実践的にアプリが作成できて、身につけやすいカリキュラムに仕上がっていると思います。
iPhoneアプリ開発コースを終えると、アプリ開発の独学の入り口に立てるだけでなく、
- クラスとインスタンスの理解が深まる
- アプリの構造を知れる
などのメリットも享受できますので、プログラミング学習者としてレベルアップすることは間違いありません。
興味がある方はよかったらTECH::CAMPを受講してみてくださいね。
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。