こんな疑問にお答えいします。
- タイで銀行口座開設するには「ワークパーミット」が必要です
- バンコク銀行では旅行者でも銀行口座開設できます【条件詳細】
- 旅行者がタイで銀行口座開設するために必要なものは4つ
- タイ「パタヤ」で口座開設サポートを発見【バンコクから2時間】
7カ国、9行の海外銀行口座を利用中。
タイに滞在中は、タイの銀行口座と「Rabbit LINE Pay」などのアプリを組み合わせて、キャッシュレス決済をメインに利用していました。
タイ旅行者でも、銀行口座開設できたのは大昔の話。
しかし、完全に口座開設できないワケではありません。
2022年時点、タイで銀行口座開設する方法のすべてを見ていきます。
タイで銀行口座開設するには「ワークパーミット」が必要です
原則「ワークパーミット」が必要。
タイのほぼすべての銀行では、外国人が口座開設する際の必要書類として「ワークパーミット」を要求しています。
そもそも、タイの「ワークパーミット」とは
ビザは入国するための許可。
そして「ワークパーミット」はタイ国内に就労するための許可。就労ビザとは別に所轄の労働局にて申請します。タイでは就労ビザだけでは働くことはできません。
なのでタイで働く場合、就労用のビザで入国し、その後「ワークパーミット」をタイ国内で取得するのが一般的です。
- Non-Immigrant B:就労ビザ、入国後ワークパーミットを申請する必要あり
- Non-Immigrant ED:学生ビザ、タイ国内の大学や語学学校へ留学する際に取得
- Non-Immigrant O:配偶者ビザ、タイ人や就労ビザを取得している外国人の配偶者が取得
- Non-Immigrant O-A:満50歳以上が対象のロングステイビザ
- Immigrant:タイの永住ビザ
※2018年5月、タイ「カシコン銀行」の口座開設してきました。当時は「Non-Immigrant ED」で滞在中。
タイの銀行口座開設には「ワークパーミット」が必要
一部例外もあるようですが、ビザではなく「パスポート」と「ワークパーミット」の提示が口座開設条件となっています。
口座開設必要書類(各口座共通。別途規定のある口座を除く)
パスポート、労働許可証(原本)、またはデジタルワークパーミット(情報をプリントアウトしてお持ちください)
(中略)
労働許可証(デジタルワークパーミット)をお持ちでないお客様 (Non-Immigrant B, ED, O, O-A 等の長期滞在ビザ)の口座開設は、各支店の判断となりますので必要書類については、口座開設支店へ直接ご相談ください。
出典:バンコック銀行 日本語ウェブサイト|預金口座
タイ旅行者でも、銀行口座を開設できる方法。
例外を詳しく見ていきます。
バンコク銀行では旅行者でも銀行口座開設できます【条件詳細】
「日本人旅行者」でも、
銀行口座開設する唯一の方法。それはバンコクの「バンコク銀行本店」での口座開設。
この方法なら、タイの短期滞在ビザでもOKです。
- ビザなし:日本国籍者は30日間ビザなしで滞在可能、延長すれば最大60日間まで
- 観光ビザ:タイ国外の在外公館で取得、有効期間60日で延長すれば最大90日間まで
※タイの短期滞在ビザについてはTM7(申請書)の書き方 – タイでビザ延長【完全版】で解説。滞在予定のある方は、参考にどうぞ。
タイ「バンコク銀行本店」で銀行口座開設する条件
2020年3月までは、以下の書類があれば旅行者でもバンコク銀行の口座開設が可能でした。
・自宅の賃貸契約書(3か月以上)
2017年1月、筆者もこの方法でタイの銀行口座を開設。
そして、2020年3月から外国人のタイ入国が停止。口座開設する外国人旅行者そのものがいなくなりました。
昔は旅行者でもバンコク銀行本店で普通に口座開設できましたが、今は出来ないという人も居れば、交渉次第、いや支店や担当者次第だと言う人も居て不透明ですね。
自分はパタヤの日系エージェント経由で開設しました。
— まぁ (@ewatabe) March 9, 2022
タイへの入国が再開しつつあります。
最新の口座開設事情を、いっしょに見ていきましょう。
旅行者がタイで銀行口座開設するために必要なものは4つ
「バンコク銀行本店」で口座開設してる方、いるみたいです。
必要書類に注目して見ていきます。
「タイの住所証明」「戸籍謄本」が必要?
お友達の銀行口座開設のお手伝いでした
必要な物(ワーパミ無い場合)
・パスポート
・在留資格証明書
・コンドの賃貸契約書日本大使館で在留資格取得、今日行ったら2日待ちでした
後はバンコク銀行本店のジャパンデスクへ行けば作れます
どちらも日本語だけで行けますので簡単ですよ#タイ口座
— ナベちゃんねる@バンコク/YOUTUBE配信中 (@nabeokiya) January 19, 2022
バンコク銀行本店で口座開設完了
非居住者にはハードルが高くなってきました。が交渉すれば何とかなります。
必要書類は4点
パスポート
タイの住所証明
(ホテルやコンドで発行)
戸籍謄本の英文
(日本大使館で発行)
タイの携帯電話番号
早速インターネットバンキング接続完了 pic.twitter.com/pRxIa2ggPM— 柴田@自由人 (@sshibata2012) December 28, 2021
以下が口座開設に必要なもの。
- パスポート(本人確認書類)
- 在留届出済証明書 or 戸籍謄本
- 自宅の賃貸契約書(住所確認用)
- タイの電話番号(SMS受信用)
2024年になり、タイへの日本人旅行者は増えつつあります(※2019年は年間180万人)。
ただ、口座開設については情報不足。
タイ政府が外国人旅行者に来てほしいのは事実なので、行けば何とかなるのかなというのが個人的な見解です。
旅行者がタイで口座開設できるのは「バンコク銀行」。タイ以外でも、日本人旅行者が口座開設できる銀行はわずか。少しでも興味があるなら、早めの行動をオススメします。
※非居住者でも口座開設できる銀行は日本にいながら海外口座開設…全17行の「事実・調査結果」を報告するでまとめています。こちらも参考にどうぞ。
ここでは、日本人利用者が多いタイの銀行3選を紹介。
具体的には以下の銀行。
- バンコク銀行:タイ国内最大の銀行、日本語の公式サイトもあり
- カシコン銀行:バンコク銀行に次いで日本人利用者が多い、タイの大手銀行
- アユタヤ銀行:三菱UFJグループ傘下の銀行、日本人用カウンターを設置
順番に見ていきます。
バンコク銀行 [バンコクバンク] の口座開設
タイで日本人に最も利用されているバンコク銀行を解説。
ネット検索で日本語情報が最も多く、それだけ日本人口座保有者が多い銀行になります。
バンコク銀行の口座開設①:口座開設する
2017年の1月にバンコク銀行の口座開設しました。
場所はシーロムのバンコク銀行本店、所要時間は1時間程度。
- バンコク銀行の口座開設に必要なもの
- バンコク銀行の口座開設費用
- バンコク銀行口座開設の流れ
順番に解説します。
バンコク銀行の口座開設に必要なもの
バンコク銀行の口座開設当日、持参するものは以下のとおり。
- 身分証明書:パスポート
- タイに滞在している証明書類:学校や会社からの在籍証明
- 住所を確認できる書類:アパートの契約書など
- タイ国内の電話番号:インターネットバンキングの利用に必要です
- 現金:少額でもOK(1000バーツほど)
バンコク銀行の口座開設費用
バンコク銀行で口座開設する当日にかかる費用は以下のとおり。
- デビットカード発行手数料:バンコク銀行公式サイト|Be1stスマートカード
- デビットカード年間利用料:バンコク銀行公式サイト|Be1stスマートカード
バンコク銀行口座開設の流れ
基本的な流れは以下のとおり。バンコク銀行のスタッフは、外国人の多い支店では簡単な英語に慣れているので口座開設はスムーズ。
また、口座開設時はスタッフと1対1になるので、わからないことがあったら、Google翻訳を使って確認しましょう。タイ人か、タイ語のわかる人に同伴してもらう必要性は感じませんでした。
- ①:発券機で口座開設のチケットをもらう
- ②:チケット番号が呼ばれたらカウンターへ
- ③:口座開設したいことを伝える
- ④:パスポートを提出
- ⑤:問題なければ書類に必要事項を記入
- ⑥:デビットカードを選択
- ⑦:インターネットバンキングとアプリの利用も申し込み
- ⑧:インターネットバンキングとアプリの設定
これで、口座開設完了。
バンコク銀行の口座開設が終了したら次の3つを受取ります。
・バンコク銀行のデビットカード
・現金を入金したレシート
バンコク銀行では、日本のゆうちょ銀行のようなワンタイムパスワードをつくるトークンのようなものはありません。
ワンタイムパスワードは登録した電話番号にSMSで送られてきます。インターネットバンキングを使うためには、タイの電話番号を維持し続ける必要あり。
バンコク銀行の口座開設②:インターネットバンキングの使い方
バンコク銀行では、インターネットによる金融サービスを利用できます。とても便利なので、口座開設の際に必ず申し込みましょう。
- バンコク銀行のインターネットバンキング(WEBブラウザ)
- バンコク銀行のアプリ(Bualuang mBanking)
この2種類のツールでインターネットで金融サービスを行っています。
利用例:バンコク銀行のネットバンキング
デビットカード利用時や、家賃の支払いをした際の履歴を確認することができます。カシコン銀行のアプリで確認できるので、買い物する時の残高確認にとても便利です。デビットカードは預金残高の範囲内の買い物しかできませんので、、、
アパートやコンドミニアムの家賃の支払いに利用していました。ECサイトでの支払いや航空券購入時の支払いにも使えます。手数料は無料で、ほぼ1時間以内に決済は完了していました。
タイでも、日本のLINE PayやPayPayのようなQR決済サービスが普及しつつあり。QR決済サービスはいくつかあるのですが、町中でよく見かけるのは「Rbibit LINE Pay」と「PromptPay」の2つ。
「PromptPay」はタイ国内の銀行が、電子決済を普及させるため共同で開発したサービス。なので、タイ国内銀行の公式アプリには基本的に、この「PromptPay」の機能がついています。使い方は次の2つ。
② お店側のQRコードをスマホアプリで読み取って、金額を入力して決済
タイ大手のカフェチェーンの「Cafe Amazon」での支払いは、「PromptPay」をいつも使っていました。
バンコク銀行の口座開設③:海外送金する
2020年現在では、バンコク銀行では海外送金サービスを提供中。つぎの2パターンに分けて見ていきます。
バンコク銀行で受取る場合(日本→タイ)
バンコク銀行側で特に手続きは必要ありません。送り側(日本側)の海外送金手順に従って手続きをしていきます。
- 受取人口座名義:アルファベットで受取人氏名
- 口座番号:***-*-*****-*(10桁)
- 振込先銀行:BANGKOK BANK
- SWIFT Code:BKKBTHBK
- 支店名:バンコク銀行公式サイト|店舗検索で確認
- 銀行住所:バンコク銀行公式サイト|店舗検索で確認
バンコク銀行から送金する場合(タイ→日本)
海外送金は海外送金取扱い支店の窓口のみで受付(平日のみ)
バンコク銀行の海外送金:Q&A
ゆうちょ銀行以外から、バンコク銀行に送金する場合は、海外送金受取手数料 (SWIFT 送金):送金額(バーツ)の 0.25%、最低 200 バーツ・最高 500 バーツ。
海外送金時に必要な情報は、SWIFT送金と同じです。海外送金受取手数料(ゆうちょ銀行の送金)は一律 200 バーツ。
アプリでは海外送金はできません。アプリで送金できるのはタイ国内の銀行口座のみ。
バンコク銀行の口座開設④:クレジットカード
バンコク銀行のクレジットカードは、原則として労働許可証(ワークパーミット)の保有者のみ発行可能。
しかし、定期預金を作成すれば、その預金額を上限として利用できるクレジットカードを発行してくれる支店がある。最低預金額は20000バーツから(約6万7000円くらい)。
バンコク銀行のデビットカードは、VISAやMasterではなく、UnionPayなのでVISAやMasterで決済したい人はクレジットカードを作った方がいいでしょう。
バンコク銀行のクレジットカード:Q&A
バンコク銀行のクレジットカードでは提携カードも含めて、多数のクレジットカードを発行しています。
» バンコク銀行公式サイト|クレジットカード
バンコク銀行のクレジットカードの利用限度額は、日本とおなじように個人の信用度合いによって異なります。
バンコク銀行のクレジットカードでは、ポイントが貯まるプログラムと、キャッシュバックを受取れるプログラムがあります。
» バンコク銀行公式サイト|クレジットカード
バンコク銀行のクレジットカードは、口座から毎月指定日に引き落とされます。バンコク銀行内に複数の口座がある場合は引き落とし口座を指定することが可能です。
クレジットカードの紛失・盗難時には、すみやかに解約手続きをとります。24 時間、年中無休で対応しています。保険会社による補償は、コールセンターへの紛失・盗難の届 出後から有効になります。日本のクレジットカードとはちがい、届出前に不正使用されてしまった場合はカード利用者に支払義務があります。
» 02-638-4999(24 時間対応)対応言語:タイ語、英語のみ
バンコク銀行の口座開設⑤:支店・金利・株価
最後にバンコク銀行について、そのほかの情報を見ていきます。
バンコク銀行の支店
バンコク銀行支店の検索ページ:バンコク銀行公式サイト|支店検索
バンコク銀行の金利(2020年8月19日時点)
本日のバンコク銀行の金利:バンコク銀行公式サイト|金利と手数料
バンコク銀行の株価(2020年8月19日時点)
バンコク銀行の株価:SET(タイ証券取引所)公式ホームページ
どの国でも、銀行株というのは景気と連動して動く。つまり銀行株が高ければ景気が良く、銀行株が安ければ景気が悪い、ということを意味しています。
バンコク銀行の株価チャートを見てみると、2つのピークがあることがわかります。1つ目は軍事クーデター前のの2013年。2つ目は民政移管される直前の2019年。
バンコク銀行の株価は、他の銀行株と比べて若干先行して動いているように見える。タイ最古の商業銀行ということで、よりタイ経済の実態を表しているのかもしれません。
もう一つさら注目すべき点は、2008年の世界金融危機の株価の下落幅。この時は約2分の1になったあと反転上昇をしています。今回のコロナウィルスによる景気後退では、すでに株価は2分の1近くまで下落していが、2008年のような不況感を多くの人が感じているとは思えません。
今後、バンコク銀行の株価がどうなるかはわからないが、もし更に下落するようなら、今回の不況は2008年の時より深刻になる可能性があります。
カシコン銀行 [カシコンバンク] の口座開設
日本人利用者が多いカシコン銀行の口座開設について解説。
ノンイミグラントビザが必須ですが、使いやすさではタイで一番の銀行と言えます。
カシコン銀行の口座開設①:口座開設する
2019年の7月にカシコン銀行の口座開設をしてきました。場所はチェンマイのショッピングモールMAYA内の支店、所要時間は1時間程度でした。
- カシコン銀行の口座開設に必要なもの
- カシコン銀行の口座開設費用
- カシコン銀行口座開設の流れ
順番に解説します。
カシコン銀行の口座開設に必要なもの
カシコン銀行の口座開設当日に持参するものは以下のとおり。
- 身分証明書:パスポート
- タイに滞在している証明書類:学校や会社からの在籍証明
- 住所を確認できる書類:アパートの契約書など
- タイ国内の電話番号:インターネットバンキングの利用に必要です
- 現金:少額でもOK(1000バーツほど)
カシコン銀行の口座開設費用
カシコン銀行で口座開設する当日にかかる費用は以下のとおり。
- デビットカード発行手数料:50バーツ
- デビットカード年間利用料:250バーツ(毎年口座から引き落とし)
カシコン銀行口座開設の流れ
基本的な流れは以下のとおり。カシコン銀行のスタッフは、外国人の多い支店では簡単な英語に慣れているので口座開設はスムーズです。
また、口座開設時はスタッフと1対1になるので、わからないことがあったら、Google翻訳を使って確認するようにしましょう。タイ人か、タイ語のわかる人に同伴してもらう必要性は感じませんでした。
- ①:発券機で口座開設のチケットをもらう
- ②:チケット番号が呼ばれたらカウンターへ
- ③:口座開設したいことを伝える
- ④:パスポートを提出
- ⑤:問題なければ書類に必要事項を記入
- ⑥:デビットカードを選択
- ⑦:インターネットバンキングとアプリの利用も申し込み
- ⑧:インターネットバンキングとアプリの設定
これで、口座開設完了です。カシコン銀行の口座開設が終了したら次の3つを受取ります。
・カシコン銀行のデビットカード
・現金を入金したレシート
カシコン銀行では、日本のゆうちょ銀行のようなワンタイムパスワードをつくるトークンのようなものはないようです。
ワンタイムパスワードは登録した電話番号にSMSで送られてきます。インターネットバンキングを使うためには、タイの電話番号を維持し続ける必要あり。
カシコン銀行の口座開設②:インターネットバンキングの使い方
カシコン銀行では、インターネットによる金融サービスを利用できます。とても便利なので、口座開設の際に必ず申し込みましょう。
- カシコン銀行のインターネットバンキング(WEBブラウザ)
- カシコン銀行のアプリ(K PLUS)
この2種類のツールでインターネットで金融サービスを行っています。
利用例:カシコン銀行のネットバンキング
デビットカード利用時や、家賃の支払いをした際の履歴を確認することができます。カシコン銀行のアプリで確認できるので、買い物する時の残高確認にとても便利です。デビットカードは預金残高の範囲内の買い物しかできませんので、、、
アパートやコンドミニアムの家賃の支払いに利用していました。ECサイトでの支払いや航空券購入時の支払いにも使えます。手数料は無料で、ほぼ1時間以内に決済は完了していました。
タイでも、日本のLINE PayやPayPayのようなQR決済サービスが普及。QR決済サービスはいくつかあるのですが、町中でよく見かけるのは「Rbibit LINE Pay」と「PromptPay」の2つ。
この「PromptPay」はタイ国内の銀行が、電子決済を普及させるため共同で開発したサービス。なので、タイ国内銀行の公式アプリには基本的に、この「PromptPay」の機能がついています。使い方は次の2つあります。
② お店側のQRコードをスマホアプリで読み取って、金額を入力して決済
タイ大手のカフェチェーンの「Cafe Amazon」での支払いは、カシコン銀行の「PromptPay」をいつも使っていました。
カシコン銀行の口座開設③:海外送金する
2020年現在では、カシコン銀行では海外送金サービスを提供中。つぎの2パターンに分けて見ていきます。
カシコン銀行で受取る場合(日本→タイ)
カシコン銀行側で特に手続きは必要ありません。送り側(日本側)の海外送金手順に従って手続きをします。
- 受取人口座名義:アルファベットで受取人氏名
- 口座番号:***-*-*****-*(10桁)
- 振込先銀行:KASIKORN BANK
- SWIFT code:KASITHBK
- 支店名:カシコン銀行公式サイト|店舗検索で確認
- 銀行住所:カシコン銀行公式サイト|店舗検索で確認
カシコン銀行から送金する場合(タイ→日本)
海外送金は海外送金取扱い支店の窓口のみで受付(平日のみ)
カシコン銀行の口座開設④:クレジットカード
カシコン銀行のクレジットカードは、労働許可証(ワークパーミット)の保有者のみ発行可能。
カシコン銀行の口座開設⑤:支店・金利・株価
最後にカシコン銀行について、そのほかの情報を見ていきます。
カシコン銀行の支店
カシコン銀行支店の検索ページ:カシコン銀行公式サイト|支店検索
カシコン銀行の金利(2020年8月19日時点)
本日のカシコン銀行の金利:カシコン銀行公式サイト|金利と手数料
カシコン銀行の株価(2020年8月19日時点)
カシコン銀行の株価:SET(タイ証券取引所)公式ホームページ
どの国でも、銀行株というのは景気と連動して動く。つまり銀行株が高ければ景気が良く、銀行株が安ければ景気が悪い、ということを意味します。
カシコン銀行の株価チャートを見てみると、3つのピークがあることがわかる。1つ目はアジア通貨危機直前の1996年。2つ目は直近の軍事クーデターが起きた直前の2014年。
そして2018年、、、この年は年間を通してタイに滞在していたが、確かに景気は良かった。だが、現在では、世界金融危機直後の2009年の株価まで下がっています。
さらに下がるのか、どうかはわかりませんが、2018年までの状況とハッキリと違う景気状態だということ。現在のバンコクの街の雰囲気から、景気悪化はあまり感じませんが、これから表面化していくのかもしれません。
アユタヤ銀行 [クルンシィ] の口座開設
日本の三菱UFJグループのアユタヤ銀行について解説。
現実的には資産運用で使うというよりも、タイ国内での決済手段としての利用がメイン。
アユタヤ銀行の口座開設①:口座開設する
アユタヤ銀行の口座開設を解説します。
- アユタヤ銀行の口座開設に必要なもの
- アユタヤ銀行の口座開設費用
- アユタヤ銀行口座開設の流れ
順番に解説します。
アユタヤ銀行の口座開設に必要なもの
アユタヤ銀行の口座開設当日に持参するものは以下のとおり。
- 身分証明書:パスポート
- タイに滞在している証明書類:学校や会社からの在籍証明
- 住所を確認できる書類:アパートの契約書など
- タイ国内の電話番号:インターネットバンキングの利用に必要です
- 現金:少額でもOK(1000バーツほど)
アユタヤ銀行の口座開設費用
アユタヤ銀行で口座開設する当日にかかる費用は以下のとおり。
- デビットカード発行手数料:アユタヤ銀行公式サイト|商品のご案内
- デビットカード年間利用料:アユタヤ銀行公式サイト|商品のご案内
アユタヤ銀行口座開設の流れ
基本的な流れは以下のとおり。アユタヤ銀行のスタッフは、外国人の多い支店では簡単な英語に慣れているので口座開設はスムーズです。
また、口座開設時はスタッフと1対1になるので、わからないことがあったら、Google翻訳を使って確認しましょう。タイ人か、タイ語のわかる人に同伴してもらう必要性はないでしょう。
また、アユタヤ銀行では日本の三菱UFJグループということもあり、日本語デスクが4店舗に設けられています。滞在先から近い方はそちらを利用してみてもいいでしょう。
» アユタヤ銀行公式サイト|日本語デスク設置店
- ①:発券機で口座開設のチケットをもらう
- ②:チケット番号が呼ばれたらカウンターへ
- ③:口座開設したいことを伝える
- ④:パスポートを提出
- ⑤:問題なければ書類に必要事項を記入
- ⑥:デビットカードを選択
- ⑦:インターネットバンキングとアプリの利用も申し込み
- ⑧:インターネットバンキングとアプリの設定
これで、口座開設完了です。アユタヤ銀行の口座開設が終了したら次の3つを受取るります。
アユタヤ銀行のデビットカード
現金を入金したレシート
アユタヤ銀行では、日本のゆうちょ銀行のようなワンタイムパスワードをつくるトークンのようなものありません。
ワンタイムパスワードは登録した電話番号にSMSで送られてきます。インターネットバンキングを使うためには、タイの電話番号を維持し続ける必要あり。
アユタヤ銀行の口座開設②:インターネットバンキングの使い方
アユタヤ銀行では、インターネットによる金融サービスを利用できます。とても便利なので、口座開設の際に必ず申し込みましょう。
- アユタヤ銀行のインターネットバンキング(WEBブラウザ)
- アユタヤ銀行のアプリ(KMA)
この2種類のツールでインターネットで金融サービスを行っています。
利用例:アユタヤ銀行のネットバンキング
デビットカード利用時や、家賃の支払いをした際の履歴を確認することができます。カシコン銀行のアプリで確認できるので、買い物する時の残高確認にとても便利です。デビットカードは預金残高の範囲内の買い物しかできませんので、、、
アパートやコンドミニアムの家賃の支払いに利用していました。ECサイトでの支払いや航空券購入時の支払いにも使えます。手数料は無料で、ほぼ1時間以内に決済は完了します。
タイでも、日本のLINE PayやPayPayのようなQR決済サービスが普及しつつあります。QR決済サービスはいくつかあるのですが、町中でよく見かけるのは「Rbibit LINE Pay」と「PromptPay」の2つです。
この「PromptPay」はタイ国内の銀行が、電子決済を普及させるため共同で開発したサービスです。なので、タイ国内銀行の公式アプリには基本的に、この「PromptPay」の機能がついています。使い方は次の2つあります。
お店側のQRコードをスマホアプリで読み取って、金額を入力して決済
タイ大手のカフェチェーンの「Cafe Amazon」での支払いは、「PromptPay」をいつも使っていました。
アユタヤ銀行の口座開設③:海外送金する
2020年現在では、アユタヤ銀行では海外送金サービスを提供中。つぎの2パターンに分けて見ていきます。
アユタヤ銀行で受取る場合(日本→タイ)
アユタヤ銀行側で特に手続きは必要ありません。送り側(日本側)の海外送金手順に従って手続きします。
- 銀行名:Bank of Ayudhya PCL
- SWIFT Code:AYUDTHBK
- 支店名:アユタヤ銀行公式サイト|店舗検索で確認
- 銀行住所:1222 Rama III Road, Bang Phongphang, Yan Nawa, Bangkok 10120
- 口座番号:受け取り人の口座番号(10桁)
- 受取人口座名義:受け取り人のお名前
アユタヤ銀行から送金する場合(タイ→日本)
海外送金は海外送金取扱い支店の窓口のみで受付(平日のみ)
アユタヤ銀行の口座開設④:クレジットカード
アユタヤ銀行のクレジットカードは、労働許可証(ワークパーミット)の保有者のみ発行可能。
アユタヤ銀行の口座開設⑤:支店・金利・株価
最後にアユタヤ銀行について、そのほかの情報を見ていきます。
アユタヤ銀行の支店
アユタヤ銀行支店の検索ページ:アユタヤ銀行公式サイト|支店検索
アユタヤ銀行の金利
本日のアユタヤ銀行の金利:アユタヤ銀行公式サイト|金利と手数料
アユタヤ銀行の株価(2020年8月19日時点)
アユタヤ銀行の株価:SET(タイ証券取引所)公式ホームページ
どの国でも、銀行株というのは景気と連動して動く。つまり銀行株が高ければ景気が良く、銀行株が安ければ景気が悪い、ということを意味します。
アユタヤ銀行の株価チャートを見てみると、2つのピークがあることがわかる。1つ目はアジア通貨危機直前の1996年。2つ目は直近の軍事クーデターが起きた直前の2014年。
ほとんどの金融株が、この形になっているので、直近の30年間でタイには2つの景気の山があったことが理解できます。
また、2008年の世界金融危機の際は、株価は約3分の1以下に。そして、2020年のコロナウィルスの影響による景気悪化では、まだ2分の1程度の下落のみ。まだ下値はあると見たほうがいいでしょう。
タイで銀行口座開設する方法は、年々厳しくなっています。ですが少しだけ考え方を変えると、いままで見えなかった選択肢が見えてきます。
さいごに旅行者でも可能な方法、紹介します。
タイ「パタヤ」で口座開設サポートを発見【バンコクから2時間】
パタヤの日系旅行会社「ALLPATTAYA」にて、バンコク銀行の口座開設サポートを行っています。こちらは、ビザなしの旅行者OKのサービス。
Q:タイに住所がないのですが口座開設は可能ですか?
A:弊社にてサポートいたしますので、観光や短期滞在にてお越しのお客様でも口座開設は可能です。
出典:ALLPATTAYA|FAQ|よくあるご質問
- 3,000 THB (50歳以上のかた)
- 4,000 THB (50歳未満のかた)
- 2,500 THB (傷害保険1年の加入必須)
バンコクからパタヤまでは約2時間。
サポート費用として、数万円支払えるなら検討してもいいのかなと。
タイの銀行口座開設、現実的な選択肢
「旅行者がタイの銀行口座を開設できるのか?」
今回の記事をまとめます。
タイで銀行口座開設するには、
基本的に『ワークパーミット』が必要。
例外的に、
『バンコク銀行』では旅行者でも口座開設可能、ただ現時点では情報不足。
長期滞在を考えているなら、
『学生ビザ』『リタイアメントビザ』『エリートカード』取得後の銀行口座開設を選択肢に考えてください。
銀行口座開設のみで考えるのではなく、タイへの滞在方法を少し工夫することで選択肢を増やしてみてもいいのかなと。タイの銀行口座を開設できれば、屋台以外で現金を使う機会はなくなります。
より快適な時間をタイで過ごすために、検討してみてください(^_-)-☆