地下鉄の駅構内で作業するスペースが誕生した!?
どうも、Linです。いきなり、ステーキ一丁。
昨今、コワーキングスペース、ノマドカフェ、自習室など勉強や仕事ができるスペースが増えつつありますが、
地下鉄の駅構内で仕事できる場所
というウルトラC的なスペースは存在していませんでした。
がしかし、2018年6月からなんと、
東京メトロが「サテライトオフィスサービス」という実証実験を開始したのです。
この実験は、
- 溜池山王駅
- 北千住駅
の2つの地下鉄の駅構内に「サテライトオフィス」というブースを設置し、ビジネスパーソンに利用してもらうという試み。

つまり、このサテライトオフィスサービスというやつを使えば、
地上に上がらずとも、地下鉄の駅構内で仕事ができるようになるのです。
これは移動が多いビジネスパーソンには嬉しいサービスですよね。
ぼくはビジネスパーソンではありませんが作業する場所を試すことが好きだったので、
早速この東京メトロのサテライトオフィスサービスを使ってみました。
今日はその使い方と感想などを簡単に書き留めておきますね。
東京メトロのサテライトオフィスサービスの使い方
まずは東京メトロのサテライトオフィスサービスの使い方からですね。
このワークブースは何もせずにふらっと立ち寄っても使えず、
WEB上で利用時間を予約してその時間に使う
という方法をとることになります。
Step1. WEB登録
ってことで、まずはWEB登録です。
下のURLから公式ページにとび、会員登録してみましょう。
会員登録では、
- 名前
- メールアドレス
の2つの情報でよく、会社名とか電話番号とか住所とか個人番号とか晒す必要はありません。

Step2. メール認証
ここまでで仮登録が終了。
あとは登録したメールアドレスに「サテライトオフィスサービス実証実験のご案内」という件名のメールが届くでしょう。

メールに記載されている仮登録パスワードを利用し、仮登録完了させましょう。
Step3. ログイン
いよいよ予約ページにログインです。
こちらのページからログインすることができます。
先ほど仮登録で設定した本パスワードを利用し、ログインしてみてください。

Step4. 予約
トップページから「ブースを探す」を選択。

そこから、
- 日付
- 駅名
を指定します。

指定した日時、駅のタイムスケジュールが出てきますので、ここから利用したい時間帯を申請していきますよ。

15分ごと、最大2時間まで予約できるようになっていました。
- 「◯」が予約できる時間帯
- 「×」がすでに予約済みの時間帯
をあらわしてますので、利用したい時間帯の◯をクリック、タップしてみます。

◯がチェックになりましたら「この内容で予約する」に進んでやればいいですね。
Step4. 時間になったらいく
予約した時間になりましたら、現地に向かいます。
溜池山王のブースの場合、永田町方面改札を出て、


すぐ側の階段の脇にありましたね。

Step6. 鍵を開ける
ブースの前につきましたら、スマホで下記のサイトにもう一度ログイン。
ログインすると、トップページに予約した時間の情報が表示されていることでしょう。

ここの「確認・入室」をタップして「解錠する」へ進みます。

すると、ブースの鍵が「ウィーーーん」という音とともに開き、中に入れるようになるのです。

Step7. 退出する
予約した時間が終わったら、あとはブースから退出するだけ。
ドアを閉めると自動的にロックがかかりますので、後処理する必要はありませんよ。
東京メトロのサテライトオフィスサービスの感想
せっかくなので、サテライトオフィスサービスを実際に2時間使ってみた感想を書いておきますね。

Wi-Fiを一人で使える
このブースの強みは施設を独占できるという点でしょう。
特に、Wi-Fiを独り占めできるのがでかい。

コワーキングスペースのWi-Fiなどは誰かと共有することになるので、利用人数が増えるとインターネット速度が下がることなんて日常茶飯事です。
それに比べて、このサテライトオフィスサービスでは、一人で高速Wi-Fiに繋げるので速い速い。実際にfastで計測してみると、
33Mbpps
の速度がありました。

作業に支障がなくストレスフリーで仕事できました。
広々とした作業環境
サテライトオフィスサービスには机が1つ設置してあります。

ノートパソコン1台、それに加えてA4用紙を2枚ぐらい広げられるスペースがあり、作業する場所としては十分。
スタバとかドトールとかカフェ全般と比較にならないぐらいゆったりしていました。
充電設備が完璧
もちろん電源も設置されています。

通常のプラグが1箇所、USB型の充電口が2つありましたのでスマホでもノートパソコンでもデジタルカメラでもなんでもこいです。
椅子がリッチ
机が広いだけでなく椅子もリッチ。

アームレストがついていますし、回転もします。
背もたれもしっかりしており、適度に前傾姿勢気味になれるので作業椅子としては最高ランクでしょう。
ディスプレイが常備
机の上にディスプレイが常備されていました。

HDMI端子を繋げればデュアルディスプレイで作業できるでしょう。
照明もバッチリ
ブース内には照明が2つ用意されていました。
ディスプレイ横に1つ、

ディスプレイ上にもう1つ。

暗くて作業や勉強に支障が出るといったことは起こりません。
鍵が自動ロックでかかる
ブースで作業していると、何者かが乱入してくる可能性だってあります。
イヤホンで音楽聞きながら作業なんかしたら、背後が心配で作業に集中できないかもしれません。
だが、しかし、このサテライトオフィスサービスではそんな心配も無用。
なぜなら、
ドアを閉めると自動ロックがかかるようになっているからです。

自分が内側にいる状態で鍵をかけられるので、誰かが入ってくるなど起こり得ないのです。こんなに安心感がある個室の作業スペースはないでしょう。
途中退室もオッケー
途中退室もできるっちゃできます。
ただ、スマホが鍵になるのでスマがら途中退出しましょう。
ドアを閉めると自動ロックがかかりますが、入室時にもう一度ロック解除すればの手続きをスマホ再入室時にやれば問題ありません。
近くに自動販売機がある
作業や勉強のしすぎて疲れた・・・・
そんな時はコークやエナジードリンクを飲みたくなるはずです。
溜池山王駅のサテライトオフィスサービスの近くには自動販売機が設置されていましたので、途中退出して飲料を補給できる環境でした。

蚊対策は必要
がしかし、です。
サテライトオフィスサービスの天井は空いているため、
虫が乱入してくる可能性があります。
溜池山王駅のサテライトオフィスサービスは階段出口のすぐ脇におかれていて、数匹蚊が入ってきたのが大変でした笑

痒みを感じ始めたら蚊の侵入を疑いましょう。
今のところ無料で使える
東京メトロのサテライトオフィスサービスの利用料金は、なんと、
¥0!!
無料というやつです。
ただ、この無料がいつまで続くかわからず、もしかしたら実証実験中だけのものになるかもしれません。
興味のある方は早めに使っておきましょう。
地下鉄で作業したい時はサテライトオフィスサービスを使ってみよう
以上がサテライトオフィスサービスの使い方とその感想でした。
実際に使ってみて、
カフェよりも快適で最強のアクセスの良さを誇るワークスペース
ということがわかりました。
虫の危険性はあるものの、ディスプレイはあるし、一人でWifi独占できるし、椅子は回転するし、照明もある。
しかも超駅近。
まだサテライトオフィスサービスは実証段階で設置駅が、
- 溜池山王駅
- 北千住駅
の2駅ですが、もしかしたら今後広がっていくかもしれません。
興味がある方はサテライトオフィスサービスをよかったら使ってみてくださいね。
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。