Uber Eatsの配達で計上できそうな経費ってある??
どうも、Linです。味噌、最高。
始めやすい副業として人気なのがUber Eats 配達パートナープログラム。
自転車やバイクをお持ちの方は、それで食事を運べばいいので健康な身体さえあればお金を稼げますね。
ただ、そんな始めやすいウーバーイーツの配達ですが、一点だけ注意点が。
それは、
従業員ではなく事業主として働くことになる
ということです。
もはや労働者ではなく、経営者として、個人事業として頑張る必要がありますので、年度末には、
自分で確定申告する
という試練が待っているわけです。
そんなウーバーイーツの確定申告で気になってくるのが、
経費
です。
売上から経費を引いたものが所得になり、その所得に所得税がかかってくるわけですから、経費を多く計上できれば税金を減らせるのですね。
しかも、所得が20万円を超えなければ確定申告する必要がありませんし、なるべく経費は多いほうがいいです。
ウーバーイーツの配達でかかった経費を日々記録しておき、1年間(1〜12月)までの1年間で所得を計算することになります。
そこで今日は、
ウーバーイーツの配達パートナーの方が計上できそうな経費
を考えてみましたので、確定申告の際の参考にしていただけると嬉しいです。
ウーバーイーツの配達パートナーが計上できそうな経費8選
それでは早速、ウーバーイーツ配達が計上できそうな経費を見ていきましょう。
なお、想定として「Uber Eatsの配達パートナーでを副業でガッツリ頑張っている方」のケースを考えてみます。
自転車(またはバイク)の購入代金
まず配達のために購入した移動手段の金額を経費として計上できそうです。
自転車で配達するならば自転車、バイク配達ならバイクの購入金額になりますね。
ただし、ここで重要になってくるのが次の2点です。
- 按分
- 減価償却
按分
まず按分という考え方ですね。
当然、ウーバーイーツの配達以外にも自転車やバイクを乗る機会があると思います。
按分では、配達以外で使うプライベートの使用割合を、その購入金額から差し引かなければなりません。
仮に自転車やバイクを
配達:プライベート=50: 50
で使ったとすれば、按分比率は50%。
つまり、自転車やバイクの購入金額の50%を経費で計上できることになります。
たとえば、2万円の自転車だったら50%の1万円を経費にできるのです。
減価償却
ただし、それに加えて減価償却という考え方にも注意。
これは 経費に一括計上できる金額の上限のようなもので、
- 白色申告の場合→10万円上限
- 青色申告→30万円まで
というように確定申告の種類によって、一括で経費に計上できる金額が異なってきます。
たとえば、15万円の自転車を配達用に購入してしまった方は、白色申告だと減価償却しないといけないので、一括で経費にできません。
数年のスパンで経費にしていく必要があります。
そのため、何とかクラウド会計ソフトfreeeなどを駆使して、青色申告して30万円までの一括経費計上を目指しましょう笑
ちなみに、この自転車やバイクの勘定科目は「消耗品費」でいいと思います。
自転車・バイクグッズ
自転車やバイク本体に加えて、それらの備品も経費として計上できそうですね。
例えば、
- 鍵
- スマホをつけるホルダー
- 空気入れ
- ライト
- ペダル
- ヘルメット
とかですかね。
自転車やバイクの周辺器具を購入した場合は「消耗品費」で経費に計上していいと思います。
ただし、ここでも按分の考え方が効いてきます。
自転車バイク本体と同様に、プライベート50配達50という割合で自転車を使っている方は50%の按分で経費を計上するといいでしょう。
自転車修理代
配達のための自転車を修理した場合、または整備してもらった費用も経費にできると思います。
例えば、オーバーホールでブレーキを新しくしてもらったり、テープを巻き直してもらったり、サドルを変えてもらったりすることもあると思います。
この自転車の修理・整備のお金も全然経費として計上していいですよね。
ただ、ここでもやはり按分の考えが重要になってきて、先ほどと同様に50%を経費で計上してやればいいでしょう。
勘定科目は「修繕費」になると思います。
スマホ本体
また、ウーバーイーツの配達ではスマートフォンをフルフルに活用します。
現在地、料理を作ってくれるお店の位置、配達先の位置をアプリ上で確認することになります。
スマホがなければウーバーイーツの配達は成り立ちませんので、スマホ本体を購入した金額も経費として計上できます。
ただし、ここでも按分の考えが重要になってきて、スマートフォンを配達で50%プライベートで50%使うとすればスマホ本体料金の50%を経費で計上できるでしょうね。
勘定科目は「消耗品費」でいいと思います。
スマホの利用料金
また、スマホ本体料金だけでなく、通信費も計上できますね。
これも按分の考え方で事業用途が50%だとして、月々5,000円の通信費を払ってるとすると、
半分の2,500円
を経費で計上できるでしょう。
勘定科目は「通信費」でいいと思います。
駐輪場代
ウーバーイーツの配達をしていると、駐輪場に自転車やバイクを置かなければならない時もあるでしょう。
そういう時は100%経費で計上していいでしょうね。
勘定科目は用途にもよりますが「旅費交通費」または「支払手数料」でいいと思います。
交通費
また、配達を始めるためにかかった交通費なんかも経費ですね。
例えば、ウーバーイーツ配達登録会に行くまでにかかった交通費や、特定のエリアで配達するために移動した時の交通費などですね。
もちろん勘定科目は「旅費交通費」。
ただ、ここで重要なのが
プライベートと配達にかかった移動費をしっかりわける
ということです。
理想を言えば、事業用の PASMO・ Suica を用意しておいて、配達の時は事業用の Suica・PASMO を使うようにするといいですね。
僕は個人的にわけるのがめんどくさいので、すべて同じ PASMOを利用していて、最終的にマネーフォワードにデータ送って、そこで事業用に使った交通費だけを抜き出して交通費として計上するようにしています。
家賃(配達バッグ・自転車置き場として)
これは迷ったんですが、家賃も頑張れば経費として計上できそうです。
名目は、
配達バッグや自転車の保存スペースとしての利用。
あとは帳簿をつける事務所として説明できるかもしれません。
もちろん、100%は経費にできないので僕だったら
家賃の10%ぐらい経費にするかもしれません。
ただ、税務署の職員に詰め寄られた時に説明できることが大事なので、家賃を計上する時は根拠をしっかり固めておくといいでしょう。
勘定科目は「地代家賃」ですね。
ウーバーイーツの経費の登録にはfreeeがおすすめ
というわけで、ウーバーイーツの配達でも考えようによってはいろいろ経費として計上できそうです。
そして、経費にできそうなお金を使ったときは、
確定申告まで経費の記録を残しておく
ということが重要。
レシートや領収書を残すことはもちろん、残せない場合は事業用のクレジットカードや銀行口座を経由して支払いや入金をしてもらうといいでしょう。
そして、証拠を残せた取引を帳簿につけておけば確定申告で経費として使えますよ。
>>詳しくは「領収書・レシートの保存方法」へ
僕はその記録に残すフェーズでクラウド会計ソフトのfreeeを使っています。
クラウド上にスマホでも PC からでも取引を登録できて経費の取りこぼしがありません。
しかも、確定申告では質問に答えるだけで書類を作成できるので、初心者の方に非常にオススメですね。
ちなみに、このクラウド会計ソフトの利用料金も「通信費」として経費で計上できます笑
「ウーバーイーツの配達をやっているけど、何を経費で落とせるかわからない」
「確定申告が不安で死にそう」
という方はクラウド会計ソフトfreeeを駆使してみましょう。
それでは!
Lin
お知らせ:Uber Eatsに興味がある方におすすめ
Uber Eatsで配達してみた経験をもとに「はじめてのUber Eats入門講座」を出版してみました。
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ウーバーイーツ自体に興味がある方、副業をはじめたい方におすすめです。

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。