こういった疑問に答えます。
- momoは日本人でも使えるのか
- ベトナム[momo]の使い方①:チャージ
- ベトナム[momo]の使い方②:クレジットカード
- ベトナム[momo]の使い方③:送金
- ベトナム[momo]の使い方④:出金
- ベトナム・キャッシュレス決済の現在
この記事を書いている筆者は、東南アジアで海外ノマド歴が8年。
タイに滞在している期間が一番長いのですがが、ベトナムにも2回ほど1か月ずつ滞在経験あり。
こういった背景の筆者が、
今回は「ベトナムの電子決済アプリmomoについてサクッと解説していきます。
momoは日本人でも使えるのか
結論から言うと、momoはベトナムの銀行口座があれば利用可能。
そして、2020年現在は就労や留学などの長期滞在資格がないと、銀行口座が開設できない状況となっています。
ビザなしや観光ビザでの短期滞在の場合、実質的に利用はむずかしいというのが現状。
ベトナムの電子決済アプリmomoの登録方法
アプリのインストールが完了したら、
起動してmomoのアカウントを作成。今回は「電話番号」を使います。
手順①:”Nhap so dien thoai”に電話番号を入力して”TIEP TUC”をタップ
手順②:表示された電話番号を確認して”TIEP TUC”をタップ
手順③:”SMS”に認証コードが届くので確認します
手順④:”SMS”に届いた認証コードを”Ma xac thuc”に入力し”TIEP TUC”をタップ
手順⑤:”Nhap ho & ten”に登録する電話番号、”Nhap email”に登録するメールアドレスを入力して”XAC NHAN”をタップします
手順⑥:”Nhap mat khau”に6桁以上のパスワードを入力、”Nhap lai mat khau”にパスワードを再入力し”XAC NHAN”をタップすれば登録完了
手順⑦:”Mo khoa bang van tay”で指紋認証するかの確認になります。今回は”DE SAU”を選んで指紋認証は行いません
これで、momoのアカウント作成は完了。
次はチャージできるか挑戦します。
ベトナム[momo]の使い方①:チャージ
momoのアカウントが作成できたので、早速アカウントにチャージしてみます。
手順①:momoを起動してログイン後の画面から”NAP TIEN VAO VI”をタップ
手順②:”THE THANH TOAN QUOC TE”からクレジットカードを登録
手順③:クレジットカードの情報を入力して”Tiep tuc”をタップ
Ho va ten chu the:カード番号
Ngay het han:カードの有効期限
CVV:セキュリティコード
そうすると次の文面が出てきました。
Google翻訳:パッケージはマネージャーによって拒否されました
これは推測なのですが、ベトナム国外で発行されたクレジットカード、デビットカードは使えないのではないかと思われます。
残念ながら、momoにチャージすることはできませんでした。
ベトナム[momo]の使い方②:クレジットカード
momoには、ベトナム国内の銀行とクレジットカードから残高のチャージが可能です。
ベトナム[momo]の使い方③:送金
momoでは日本の電子決済アプリの「LINE Pay」や「PayPay」のように個人間を行うことが可能です。
ベトナム[momo]の使い方④:出金
momoに入金した金額を、連携しているベトナム国内の銀行へ出金できます。
momoでなく「moca」の使い方 – Grabやmobifoneで利用可能
ベトナムの銀行口座を持っていなくても使える電子決済サービス。
「mocaの使い方」をシェア。
mobifoneの残高をトップアップするのにmocaを利用しています。
- ベトナム moca の使い方① – 必要なもの
- ベトナム moca の使い方② – mobifoneにトップアップ
- ベトナム moca の使い方③ – Grabで支払う
ベトナム[moca]の使い方① – 必要なもの
mocaは日本人でも使えるのか?
結論から言うと、一部例外を除いてベトナムの銀行口座を保有している人なら使えます。
2020年3月時点で、外国人の口座開設は1年以上の滞在許可がある人のみ(つまり1年ビザが必要)。既に口座がある人はそのまま使用できます。
2013年、Moca Technology and Services Corporationは、Microsoft、Google、ベトナムの金融および銀行業界の主要な専門家の元上級スタッフのグループによって設立されました。Mocaは、ATM、Visa / Mastercard / JCBカードを使用して、ユーザーが安全にオンラインで安全に支払うことができるモバイルアプリケーションを構築しています。2016年2月25日、ベトナム国家銀行(SBV)は技術とサービスのMOCA合資会社(ライセンス番号32 / GP-NHNN)に支払いサービスを提供するライセンスを発行しました。 )。 モカは現在、主要なベトナムの銀行や大規模な販売部門と提携して、日常業務のための豊富で便利なエコシステムをユーザーに提供しています。ミッション
モバイル決済の促進は、現金の支払いと同じくらい一般的にする。ビジョン
ベトナムおよび地域で非現金決済の分野でナンバーワン企業になる。原文:
In 2013, Moca Technology and Services Corporation was founded by a group of former senior staffs from Microsoft, Google and leading experts in finance and banking in Vietnam. Moca builds a mobile application that allows users to pay securely online and securely with ATMs, Visa / Mastercard / JCB cards. On 25/2/2016, the State Bank of Vietnam (SBV) has issued a license to provide payment services to MOCA Joint Stock Company for Technology and Services (License No. 32 / GP-NHNN). ). Moca is now partnering with leading Vietnamese banks and large sales units to provide users with a rich and convenient ecosystem for day-to-day operations.
Mission
Promoting mobile payments is as common as paying cash.
Vision
Became the number one company in Vietnam and the region in the field of non-cash payment.
出典:Moca | e27
ベトナム[moca]の使い方② – mobifoneにトップアップ
という方も多いのではないでしょうか。
ベトナムの銀行から「moca」経由で「mobifone」にトップアップする方法を解説。これでベトナムのSIMの有効期限を延長しながら、維持できます。
mocaを使って、ベトナムの通信キャリアmobifoneのSIMカードに残高をトップアップ。トップアップの最低金額は10,000ベトナムドンから可能です。
追記:2020年3月13日
「moca」から「mobifone」に10,000ドンをトップアップしました。※STEP1~7まで画像を使って解説。
STEP1:
STEP2:
STEP3:
STEP4:
STEP5:
STEP6:
STEP7:
ベトナム[moca]の使い方③ – Grabで支払う
さきほど、ベトナムの銀行口座がないとmocaは利用できないと書きましたが、例外があります。ベトナムでGrabの決済に利用するケースのみ、ベトナムの電話番号があればmoca経由で日本のクレジットカードからも決済ができるようです。
Grabにベトナム国内の電話番号を登録すると、Grab上でクレジットカードが登録出来るようになりますよ。どういうことかというと、Moca経由でのGrabでの支払いだけであればアカウントの開設や銀行口座の登録は不要で、ベトナム国内の電話番号だけあればOKだということなのです。ややこしいので整理すると以下の通り。このうち②が出来れば、Grabでクレカ支払いができるようになるわけですね。
Mocaの登録と利用:ベトナム国内の電話番号+銀行口座
Moca経由のGrabクレカ支払い:ベトナム国内の電話番号が必要
出典:TipsTour|20代怠け者
「moca」から「mobifone」にトップアップできるので、
ベトナム国内にいなくても、ベトナムのSIMを維持できます。
2.例外としてベトナムの電話番号があればGrabの決済のみ利用可能
ベトナムのキャッシュレス決済の実情
現在、キャッシュレス決済と言えば次の2つが思い浮かびます。
- クレジット・デビットカード
- 電子決済アプリ
ベトナムに滞在していた時、クレジットカードで支払っている人は多く見かけましたが、電子決済アプリで支払いを行う人は、まったく見かけませんでした。
今回はベトナムで電子決済アプリmomoを使う方法、について解説してきました。2016年から海外ノマド生活をしています。そして、どの国でも年々と電子決済が普及しているのを感じています。
東南アジアにおける電子決済サービスの利用状況【3か国比較】
ベトナム、タイ、インドネシアの電子決済サービスを使ってみて感じたことをまとめてます。
- 共通点:現地の電話番号が必要である
- ベトナム:ベトナム国内の銀行口座が必要
- タイ:タイ国内の銀行口座、もしくは国内での入金が必要
- インドネシア:Wiseから入金が可能
個人的にはインドネシアが一番使い勝手がいいと感じています。
そして、どの国も数年後には利便性は今よりも良くなっていることでしょう。
海外ノマド生活していくうえで、お金の管理方法もいろいろ考える必要があります。その中で、トラブルになったことは1回もありません。
momoはまだ発展途上なので、これからアップデートされていくことに期待しましょう。
今回は以上になります。
快適なベトナム生活をお過ごしください(^_-)-☆