音声入力サービスはどれがおすすめ??
音声入力で書き始めてから、早2年が過ぎました。
始めた当初は、
「音声で文章を書く?そんなバカな?」
と思っていましたが、今では音声入力がデフォルトスタンダード。
タイピングがだるすぎて、音声入力なしで書けなくなりました。
これはGoogleマップ、カーナビ無しでは旅行できなくなった現象と同じ。
圧倒的に不可逆な流れです。
1度利便性を知ったら、元には戻れないのです。
無料で使える!音声入力サービスの比較まとめ
今日はぼくが愛用しているおすすめの音声入力サービスを比較してみました。
Google音声入力

精度 | |
---|---|
スピード | |
改行 | × |
句読点 | × |
記号 | × |
対応言語 | 複数言語 |
デバイス | スマホ・パソコン |
OS | iOS・Android・Windows・macOS |
泣く子も黙るGoogleの音声入力サービス。
変換の精度、スピード、さらに対応デバイスにおいてもオールラウンダー。ほぼ完璧な音声入力です。
スマホだけではなくパソコンでもGoogleドキュメント経由なら使えるのでまさに至れりつくせり。
しかも、多言語対応。英語、中国語、韓国語・・・など様々な言語にもワンクリックで切り替え可能です。
欠点を強いてあげるならば「改行、句読点」に未対応なところですね。
Google音声入力単独で書くのは今のところ不可能であり、1000%手直しが必要。
ぼくは手直し込みでGoogle音声入力を使っていて、手直しのついでに句読点を挿入します。
文章を見直しながら改行し、それっぽい文章に仕上げています。
【関連記事】
Simeji音声入力

精度 | |
---|---|
スピード | |
改行 | ◎(改行といえばその場で改行) |
句読点 | ◎(自動挿入) |
記号 | ×(びっくりマーク!、はてな?、はいける) |
対応言語 | 日本語のみ |
デバイス | スマホ |
OS | iOS・Android |
中国の検索エンジン大手Baiduが手掛ける音声入力。
どこでこんなに日本語のデータを入手したんだよ?とツッコミを入れたくなるぐらい素晴らしいサービスです。
圧倒的なのはその変換スピード。
しゃべった瞬間に文字が入力されるほどの速度を誇っています。
文字を吹き込みながら、画面に表示される文を見て書ける唯一のサービスですね。
しかも、「改行」といえば改行してくれる便利なコマンドも標準装備。
完全にハンズフリーで書けるのです。
さらに、句読点は自動入力ときています。
挿入のタイミングを考える必要すらありません。
唯一の弱みは、パソコンでは使えないことですね。
僕はAndroidスマホでSimejiを使ってEvernoteアプリに吹き込み、その文章データをPCに取り込むようにしています。
細かいところでいうと、固有名詞の変換に少し弱い気がしますね。
「マック」と吹き込んだら「Mac」ではなく「マック」になります。
あと、中華圏のアプリだけあって、数字はすべて漢数字で変換されるので、手直しの面倒なところがあります。
ただ、この手間を考慮しても、変換スピードは素晴らしすぎて他サービスを寄せつけません。
>>詳しくは「Simeji音声入力の使い方」へ
Apple音声入力

精度 | |
---|---|
スピード | |
改行 | ○ |
句読点 | ○(まるといえば。てんといえば、) |
記号 | ○(数学記号、通貨記号、ありとあらゆる記号) |
対応言語 | 複数言語 |
デバイス | スマホ(iPhone)・パソコン(Mac) |
OS | iOS・macOS |
Apple製品の iPhone、Macで使えるアップルの音声入力ですね。
macOSのパソコンや、iOSのiPhoneに標準装備されています。
スピード・精度は、これまで紹介してきたGoogle音声入力、Simeji音声入力におくれを取りますが、表現の幅が広さが魅力。これに関しては圧倒的です。
- 改行
- 句読点
- 記号
など何でも声で入力できるので、音声だけで細かく記述できます。
それゆえに、音声入力後の手直しが少なくて済むのです。
デメリットは、Androidのスマートフォンや、WindowsのPCでは使えないことですかね。
あとは変換スピードが少し遅くて、文章を見ながら入力しにくいこともネックです。
それから、たまに逆流現象と呼ばれる「文章が消える悲劇」が起こります。
ただ、複数言語に対応していて、ワンタッチで言語の切り替え可能。
外国語混じりの文章ならアップルの右に出るものはいません。
>>詳しくは「MacBook Proの音声入力の使い方」へ
さあ、音声入力で文章を書いていこう!
以上、音声入力のサービスの比較でした。
今のところ、
- 変換スピード
- 精度
- 改行のコマンド装備
という点から、Simejiの音声入力で書くようにしています。
各サービスがアップデートをしていくはずなので将来はどうなるかわかりませんけどね。
色々試して自分ぴったりの音声入力を探してみてください。
それでは!
Lin
お知らせ:音声入力で文章を書きたい方へ
ぼくが見出した音声入力で書くノウハウを1冊の本にまとめてみました。
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音声入力に興味がある方は良かったら手に取ってみてください。

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。