新型コロナウイルスの影響もあり爆発的に広がったデリバリーアプリ。
日々、参戦者が増加し、激しさを増してきた縄張り争いですが、その中の1つに
Wolt(ウォルト)
というデリバリーアプリがあります。
こちらはフィンランドのヘルシンキ発祥のテクノロジー会社によるデリバリーアプリです。
2014年にフィンランドヘルシンキで創業し、2020年の3月26日から日本でも「広島の一部」でサービスを開始。
2020年11月6日の時点では、日本でいうと
- 広島市
- 札幌市
- 仙台市
- 東京(港区、渋谷区、新宿区、世田谷区、品川区の一部)
の4エリアでサービスを提供しています。
もちろん海外発祥の国外アプリなので、日本以外にも
- フィンランド
- エストニア
- デンマーク
- ラトビア
- リトアニア
- クロアチア
- セルビア
など多数の国でデリバリーサービスを提供しています。ちなみに日本は東アジアのエリアで初進出、とのこと。
日本では日本法人「Wolt Japan株式会社」が運営を任されています。
そして今回、ものは試しと、Woltというデリバリーサービスを東京の「渋谷エリア」で使ってみました。
実体験をもとにWoltの使い方と感想を紹介しますね。
デリバリーアプリ Wolt(ウォルト)の使い方
Woltの使い方は大体こんな感じ。
Woltのアプリをインストール
まずはWoltのアプリをお使いのスマートフォンにインストールしましょう。

アカウントを作成する
そして、まずはアカウントの作成です。

- メール登録
という3つの方法からアカウントの作成方法を選べます。

Woltのアプリでは、アカウントを作らずともゲストとして試しに使うことも可能です。
ただし、ゲスト利用だと、注文の都度情報を入力することになります。複数回Woltで注文予定の方はアカウントを作成しましょう。
僕はせっかくなのでメール登録してみました。
登録情報には、
- 国
- 名前(カタカナ)
- メールアドレス
- 電話番号
がありました。

あとは色々な許可をオンにしたり、オフにしたりします。

電話番号を認証する
すると、登録した電話番号にSMSで5桁の数字が送られてきます。
このSMSに記載された5桁の数字をアプリ上で入力すれば認証は完了。

プロモコードを入力
ここで
「プロモコードをお持ちですか?」
と聞かれるでしょう。

これは何を隠そう、注文金額が割引になる魔法のコード。
入力しない手はありません。
まだプロモコードをお持ちでない方には「7ZN9B」がおすすめです。初回注文ならば750円クーポンを2枚ゲットできます。
もちろん、こちらはスキップしても問題ありません。後でプログコードを追加できますので、焦らなくても大丈夫。
料理を探す
すると現在地をもとに、近くのお店の料理を紹介してくれます。

色々な切り口で探せるのがWoltのアプリのよきところで、
- 新しいお店
- 近くのお店
- Woltイチオシ
- Wolt限定
- トレンド
- 評価の高い店
- 隠れた名店
などなど様々な切り口で近くのレストランを紹介してくれます。
僕のおすすめは「ジャンルで料理を探す方法」です。
- ハンバーガー
- 飲み物
- スープカレー
など、食のジャンルから料理を探せるようになっていて、なんと、23種類の分類が用意されています。
今回、健康を考えて「サラダカテゴリー」から「プロテインサラダボックス」に決めました。

注文方法を選ぶ
次は注文方法を選びます。
注文方法とは
- 配達
- テイクアウト
の2通り。

「配達」は文字通り、食事を運んでもらう方法。つまり、これ、デリバリーです。
「テイクアウト」は自分で食事をレストランに取りに行かなければなりません。
もし、外に出ていて、5分以内でレストランに着けそうで、配達料を節約したいならばテイクアウトがおすすめ。
ただし、それ以外は「配達」をオススメします。
僕自身、Uber Eatsやmenuでテイクアウト した結果、テイクアウト すると虚しさを感じてしまったからなのです。
テイクアウト するには特別な理由が必要になるでしょう。
住所を確定する
あとはお届け先の住所を確定させましょう。

ここを間違えると料理が運ばれてこないので、正確に記入します。
Woltのアプリはありがたいことに、
位置情報から住所の予測機能がものすごい発達していました。
この近くにいるようです
と、自分がいた建物をピンポイントでサジェストしてくれたのです。

住所入力の手間が省けたのは助かりましたね。
配達の要望を伝える
食事を運んでくれる配達パートナーにメモを残せます。
- 置き配にしたい
- ドアの前に置いてほしい
- 9階まで上がってきてほしい
- 到着したらオートロックで知らせてほしい
など細かい要望をメモで残せます。

また「コンタクトレス配送」をオンにしておくと、メモを残さずとも置き配を希望できますよ。

クーポンを適用する
支払いを確定する前にプロモコードを適用しましょう。
Woltクレジットを使う
をオンにしておくと、取得したプロモコードを使えます。

一番高くてお得なものも自動で適用してくれますので、ただスイッチをオンにするだけでいいんです。
まだプロモコードをお持ちでない方は「7ZN9B」を使ってみてくださいね。
支払い方法を決める
Woltでは、
- アプリストア決済(Google Playなど)
- クレジットカード
の2通りから支払方法を選べます。

ただし、「現金払い」は非対応。
どうしてもクレジットカード、アプリストア決済のどちらかを選ぶ必要があります。
これらのオンライン決済の方法ならば、配達パートナーに現金払いしなくても大丈夫。
ただただ料理を受け取るだけで支払いが完了し、完全にストレスフリーなのでオススメです。
デフォルトが「アプリストア決済」になっていますが、クレジットカード払いをご希望の方は「支払い方法を選択する」からカード情報を登録してみましょう。

支払い方法が決まったら右にスライドして注文を確定しましょう。
料理を待つ
すると、次の画面に遷移します。

この画面には待ち時間が表示されており、2つのコマンドが用意されています。

左はWoltのサポートセンターでチャットのメッセージが送れる機能。

右は注文詳細を表示できる機能ですね。
しばらくすると「30〜40分」という予測時間が表示され、もうしばらく経つと「31分」という具体的な予測時間に変更されました。

配達パートナー、現れる
デリバリーアプリを使う時はいつも
地図にどのような配達パートナーのアイコンが表示されるのか?
を密かに楽しみにしています。
Woltの場合、配達パートナーはこのマーク。

どこか道路交通標識を彷彿させるサインでしたね。
この標識により、リアルタイムで配達パートナーの位置はわかりますが、顔がないのでどっちを向いて走っているかは少しわかりにくいです。
そして、Woltでは配達パートナーの情報は一切表示されません。
ゆえに、配達パートナーにダイレクトで連絡も取れません。
受け取りまでどんな人が配達に来るかわからないのです。
配達パートナーに伝えたいことがあるならば、
- 注文を確定する前にメモを残しておく
- サポートセンターにチャットして伝える
のが良策です。
ちなみにこのマークがレストランの位置で、

これが自分の現在地、つまり配達の目的地を表しています。

料理を受け取る
さて、配達パートナーが目的地に到着したら料理を受け取りましょう。
僕はとあるホテルで注文し、
入り口で受け取ります!
というメモを残しておきました。
到着予測時間から少し早いこともあってか、完全に油断していて、
配達パートナーから到着の連絡が電話で入りました。
「到着しました!」
「ありがとうございます。今降りますね」
と急いで部屋から出て、地上に降りました。
すると、そこにはWoltの制服を着た配達パートナーが!!!

※これはイメージです
ヘルメットもしていて、靴下も自転車専用のプロ仕様で、ものすごく安心感があったのが覚えています。
第1印象で圧倒的な安心感があったのですね。
Uber EatsやDiDiフードでは制服を着てる人はいませんでしたし、ヘルメットをつけた人もこれが初めて。
そんなこんなでいろいろびっくりしつつも、支払いはオンラインですんでいるので、料理を受け取って立ち去るだけでOK。
「ありがとうございます」
「ありがとうございました。またよろしくお願いします」
と挨拶を一言交わして受取を無事に終えました。
料理を食べる
さて、あとは食べるだけ。
素晴らしいことに、料理はWoltの紙袋に包まれていました。

まるで百貨店のデパ地下で買い物した時のような待遇です。
中を開けてみると、注文した通りのサラダセットが入っていました。

容器の見た目もさることながら、食べてもうまいですね。

いやー、素晴らしいです。
開封でワクワクしたデリバリーアプリは初めてです。
評価する
食べ終わったら評価しましょう。
- 配達パートナー
- レストラン
を5段階評価と細かい良かったポイントを選べます。
問題がなかったら5をあげてしまいましょう。
デリバリーアプリ Woltを使ってみた感想
という感じで、1回目の注文が終了し、まだクーポンが1枚残っていたので、もう一度同じエリアで注文してみました。
ここではその結果生じた率直な感想を書いておきます。
シンプルでスムーズ
うん、やはり最初に出てくる感想はこれですね。
注文のプロセスに無駄がなく洗練されていました。
まず情報量を絞っているためか、認知負荷が少なく使いやすかったです。
配達パートナーの情報を一切出さないのはその一例です。
最初は少し不安でしたが、配達パートナーの情報がわからない分、配達パートナーのことを気にする手間が減り、逆に楽だった気がします。
料理に集中できたと言えましょう。
圧倒的な安心感
それから安心感もありました。
配達パートナーの情報は見えませんでしたが、これまで感じたことがない安心感がありました。
その理由は、配達パートナーの方が制服を着ていたことがあるかもしれません。
ただし、ヘルメットを着用していたのは最初の方だけだったので、おそらく、
制服は義務だが、ヘルメットは任意
になっているかもしれません。
いや、それでも制服を着ているだけで安心してしまった自分がいました。
包みもいい
そして、料理が入っている包みも良かったです。

ただし、初回時はデパ地下の包みできましたが、2回目はシンプルな白い袋で運ばれてきました。

包みの豪華さは料理店によって異なるのかもしれません。
まぁ、何に入れても美味いもんは美味いんですけどね。

オンライン決済のみ対応
現金払いは不可能で、オンライン決済の
- アプリストア決済
- クレジットカード決済
の2つしか対応していません。
これらオンライン決済を利用すれば、料理を受け取るだけで決済が完了しますので、現金を受け渡す必要もありません。お釣りをじゃらじゃら揃える必要だってないのです。
ただし、どうしても現金を使いたい方は不便を感じるでしょう。
配達予測時間が正確
配達予想時間の精度も驚きを隠せません。
13時28分に「31分でお届け」と出ていました。
つまり「13時59分」が配達の到着予定時刻でした。
しかし、最終的に13時55分に料理が到着し、予測精度は高く、むしろ予想時刻から4分早い結果になり大満足。
エリアは限定的
ただし、サービスの提供エリアはまだまだ限定的です。
2020年11月6日の時点では、次のエリアに限られています(日本)。
- 広島市
- 札幌市
- 仙台市
- 東京(港区、渋谷区、新宿区、世田谷区、品川区の一部)
そして、エリアに該当しても未対応の可能性もあるので少し注意が必要です。
僕は今回、エリアに含まれている新宿区で使う予定でしたが、新宿区と言っても新宿の一部のエリアでしか対応していないみたいです。

僕がいた新宿区ではWoltのアプリが非対応だったんですね。
そのため、わざわざWoltを使うためだけに渋谷に移動したのです。
まずはWoltの対応になっている場所に行き、実際にアプリを立ち上げて使えるか検証してみると良いでしょう。
さあ、Woltで食事を注文してみよう!
以上です。
いやあ、軽い気持ちでWoltデビューしましたが、これは良いです。
シンプルでスピーディーで安心感があり、そして包装も美しいときています。
まだまだエリアは限定的ですが、今回使ってみてWoltのポテンシャルを感じました。
Woltが気になる方はプロモコード「7ZN9B」を駆使して750円のクーポン2枚ゲットし、Woltデビューしてみてください。

それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。現在ホテル暮らしで全国フラフラしています。
ネット広告代理店に1年3ヶ月勤め上げ、独立をして丸4年が経ちました。今年でフリーランス 5年目。
質問・ご意見・相談があればLINEで受け付けていますのでお気軽にどうぞ 。
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