WordPressのブログ執筆は「ポモドーロメソッド」と「音声入力」がオススメ
どうも、Linです。ボーリング、呼んでますね。
WordPress のブログを執筆している方は、
「もっと楽に効率よく他の記事を量産できたらいいのになああ」
と思うことがあるかもしれません。
そんな方にオススメしたいのが、
ポモドーロメソッドと音声入力を用いた WordPress のブログ執筆方法
です。

ポモドーロメソッドとは?
ポモドーロメソッドとは、
25分作業して5分休憩する
という1サイクルを何回か行うという仕事術で、この1サイクルのことを1ポモドーロと言います。
このサイクルを4回ほど回したら、5分休憩ではなく15分の長めの休憩を取るというリズムで仕事をして行くのです。
ポモドーロメソッドについては詳しくはこちらのページをご覧ください。
ぼくはダイゴさんの「自分を操る超集中力」という本を読んでポモドーロメソッドに出会い、それ以来、ポモドーロなしでは生きられなくなっています笑
音声入力とは?
音声入力は言わずもがなですが、
マイクを使って文字を入力していく方法です 。
iPhone や Android のスマホを用いてもいいですし、パソコンのマイク機能を使っても構いません。
とにかく、マイク付きのデバイスで記事の内容を吹き込むことで、自動的に文字が生成されていきます。
ぼくはAndroidのスマホを使用しているので、Google の音声入力を使って執筆しています。
>>詳しくは「WordPressブログを音声入力で執筆する方法」へ
今回は、この、
- ポモドーロメソッド
- 音声入力
という異色の2つのテクニックを融合させて、新たにブログ執筆のスタイルを提案して行くことになります。

こちらの方法で執筆すると効率よく、かつ、圧倒的に楽にブログの記事をかけるようになるでしょう。
具体的には、次のようなポモドーロサイクルを回して行くことになります。
- 執筆の準備(25分)
- 休憩5分
- 執筆、編集、校閲(25分)
- 休憩5分
- 画像作成、最終チェック(25分)

1ポモドーロ目:記事執筆の準備段階(25分)
実際に記事をガンガン書き始める前に、記事執筆を行うための準備を行います。
具体的に何をするかと言うと、
- キーワード調査
- アウトライン作成
- アウトラインを参考にしながら音声入力
という3つ。

キーワード調査
キーワード調査 はGoogle キーワードプランナーを用いて行います。
記事の内容に適した検索ボリュームのあるキーワードを探していきます。例えば、この記事ならば、
ブログ 音声入力
ですかね笑

ここでボリュームのあるキーワードを調査し、その言葉を意識的に使って記事を書いて行くようにします。
アウトライン作成
記事の骨格となるアウトラインを紙に書いて整理していきます。
アウトラインとは記事の目次のようなもの。
どの文章の塊をどの順番で読ませるかという設計図になります。
このアウトラインの作成がものすごく重要で、ここがしっかりしていれば音声入力でめちゃくちゃな文章を書いても大丈夫。
それなりにわかりやすい記事が出来上がるでしょう笑
先日、ウェブメディア運営会社の方に話を聞くことがあったのですが、彼らは、
アウトラインだけを作る部隊
を抱えており、このアウトライン部隊が作ったアウトラインを参考に、外部のライターに発注し、記事を作成してもらうプロセスを組んでいるようでした。
アウトラインさえしっかりしていれば、どんなライターに外注してもそれっぽい記事ができるそうです。
なので、この25分で最も注力すべきはこのアウトラインの作成です。
もし、ボリュームが大きい記事でしたら、アウトライン作成だけに25分かけてもいいと思います。
音声入力
このアウトライン作成が終わると、アウトラインに沿って音声入力をしていきます。
ぼくの場合、紙に書いたアウトラインを見ながら音声入力をして行くという感じです。
音声入力のデバイスはスマホでもいいですし、パソコンのマイクを使っても構いません。
ただ、この音声入力にかかる時間も記事のボリュームによるところがあるので、もしかしたら25分のサイクルからはみ出してしまうこともあるかもしれません。
この記事の音声入力は15分ぐらいかかってしまいましたが、ライトな記事だと5~7分で終了することが大半です。
1回目の5分休憩
25分の1ポモドーロ目が終わると、5分の休憩です。
ここでは、歩き回ったり、外の空気を吸ったり、犬と遊んだり、水を飲んだり、とにかく好きなことをしていて構いません。
むしろ、記事執筆という作業からいかに離れるかということが重要です。
記事執筆から離れても脳内では無意識にそのことを考えているらしいので、ここでは思いっきり作業とは違うことをするといいでしょう。
2ポモドーロ目:記事の執筆、編集、校閲(25分)
続いては、音声入力で生み出した文字の塊を記事にしていきます。
ここで具体的にやるべきことは、
- 音声入力の文章をワードプレスの編集画面に貼り付け
- HTMLタグ付け(リスト、見出し)
- 誤字脱字の修正
- 句読点の追加
- それっぽい文章に修正していく
ですね。

音声入力ですでに文章の原型ができているので、ここでは編集校閲という作業をすることになります。
「記事の執筆と労力かわらないだろ?」
と思うかもしれませんが、ゼロベースで執筆するより圧倒的に楽です。
なぜなら既にある文章をもとに記事を作って行けば良いため、クリエイティブプレッシャーがなく、負担をかけずに書くことができます。
ただ、この音声入力に慣れてしまうと、
「書くとはなんだろう・・・・・?」
と哲学的な問いにぶち当たります笑
5分休憩
記事のプロトタイプが出来上がったら、またまた5分間の休憩です。
歩き回ったり、瞑想したり、トイレに入って水を流したりしましょう。
3ポモドーロ目:画像挿入、アイキャッチ画像追加(25分)
最後に記事を読みながら必要箇所に解説のための画像や、スマホで撮影した写真などを追加していきます。
画像作成、編集に使うソフトは、
- Photoshop
- Illustrator
などですね。具体的な作業としては、
- 画像編集
- 画像作成
- アイキャッチ画像設定
- 違和感の最終確認
の4つ。

画像を編集したいときはフォトショップ、1からイラストを作りたいときはイラレでいいと思います。
また、記事のアイキャッチ画像を適当に作成し、記事感を演出しましょう。
最後に、一通り記事を読んで違和感がないか最終チェックです。誤字脱字が見つかればここで修正を行います。
ポモドーロメソッドと音声入力を用いた記事執筆方法のメリット
以上でポモドーロメソッドと音声入力を用いた記事執筆は終了です。
この記事もこの方法で書いて見ましたが、記事の内容が平均よりもボリューミーだったために、
- アウトライン、音声入力のフェーズで1.2ポモドーロ
- 記事執筆のフェーズで2ポモドーロ
- 画像装飾のフェーズで1ポモドーロ
ほどかかってしまいました。合計で、4.2ポモドーロ(2時間ちょっと)でしたね。
このメソッドを実践して感じているメリットは次の6点。
アウトラインに意識的に時間をかけられる
アウトラインやキーワード選定など、記事の内容を考えるフェーズに25分ほどかけられるのが良いです。
記事の良し悪しはこのフェーズで決まると言っても過言ではないので、ここに余裕を持って時間をかけられるのがこのメソッドの強みです。
ここにしっかり時間をかければ、音声入力でクソみたいな文章が誕生してもそれっぽい文章が出来上がるはずです笑
執筆作業が疲れない
音声入力を使って記事の原型を生成するので、実際に手を動かす量はかなり減るのがでかい。
音声入力をする前は、タイピングによる疲労で手が震えそうになってましたが、音声入力に移行してから体力温存した状態で記事を作成できています。
同じ作業を一度にすることで効率アップ
このメソッドを採用すれば、同じ作業を一度に決まった時間で取り組めます。
同じ作業は同じ時間帯におこなうので、作業効率が圧倒的に向上している気がします。
今までブログの記事を執筆するときは画像を作成したり文字を入力していたりしていろんな作業を同時並行させていました。
これは料理に例えるなら、野菜を切りながら肉を炒めてしまっているようなもの。切ったり炒めたりと大忙しです。
その点、この方法ならばまず記事の内容を考える、次に執筆、最後に画像で装飾、という別々の作業を別々のフェーズに行えます。
作業の予定を組みやすい
ブログ執筆という作業を細かい仕事に分けているので、それらの作業が事前にどれくらいかかるのかを予測できます。
そのため、作業の予定をスケジュールに組み込み安いのがメリットです。
隙間時間が生じた場合、
「この時間でどの作業をどこまで進められるか?」
と考えられるようになりました。
スマホで文字をかける
これまで WordPress のブログを更新するためにはどうしても PC が必要でしたが、この執筆方法ならば スマホで記事を書くことができます。
と言っても、一つ目の「アウトライン、キーワード選定、音声入力」までしかできませんが、こちらの第一段階の作業をスマホを使って進められます。
このいわば記事の原型をスマホだけで作り出せるので、ぶっちゃけスマホだけ渡されてもコンテンツ作りはできることになります。
休憩時間にもアイデアが浮かびやすい
ブログ執筆作業作業をあえて25分に区切り、5分休憩することで、
休憩時間にもアイデアが浮かびやすくなります。
この時間ぶらぶら歩いたりして記事執筆から遠く離れた行いをしていると、無意識のうちに頭は記事の内容のことを考えているので、休憩後にいい考えが舞い降りることがあります。
まあ参り降りてこない時もありますけどね笑
これらのメリットがある「ポモドーロメソッド×音声入力」の執筆方法。
しかし、デメリットももちろんあり、
誤字脱字が増える
ということですね笑
この記事を書いてPublishしたときにきづけなかった誤字がいくつかあり、いま最終編集して直してみたらたくさんあって恥ずかしくなりました。
音声入力で記事を書いた場合、時間をおいてから冷静な頭でもう一度校正する必要がありますね。
ブログの記事執筆の作業効率が上がらないで腐っている方や、ぼくのように腕が痙攣し始めている方は是非この方法を実践してみてください。
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。
今年でフリーランス 6年目。