こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 海外FXハイレバのメリットとデメリット【具体例をセットで解説】
- 結論:ハイレバなら、FX自動売買は少額からでも可能です
- 少額からFX自動売買を始める人がやるべきこと
- 追証なしのゼロカットシステムとは【海外FX・ハイレバの相棒】
- 海外FXハイレバは資金管理のスキルが必須【低レバレッジでも必要】
この記事を書いている筆者は、2016年から投資収益のみで海外ノマド生活中。現在は海外FX口座を中心に取引を行い『ハイレバで資金効率が上がる』という海外FXの特徴にも生かして取引しています。
こういった背景から、海外FXに関する知識も豊富です。
今回は海外FX最大のメリットである、”ハイレバ”のメリットとデメリットをわかりやすい具体例といっしょに解説していきます。
【億 or 少額】海外FX・ハイレバ手法の資金管理を考える
まずは一覧でまとめます。
- 少額で始められる
- 少額で大きな金額を取引できる
- 損失は入金額に限定(少額)
- 大きな損失の可能性
- 損益の増減が大きくなる
- 資金管理の知識が必要になる
メリット①:少額で始められる
なんでハイレバだと少額で始められるのか。
・レバレッジ25倍:40万円
・レバレッジ1000倍:1万円
見てのとおり、説明するまでもありませんね。
メリット②:少額で大きな金額を取引できる
最大のメリットがこれかなと。
GEMFOREXのレバレッジ5000倍口座だと、1万円入金すれば5000万円分の売買ができます。単純計算では、プラス2pipsで資金倍増です(^_^;) ※「105.00→105.02」でプラス2pips
メリット③:損失は入金額に限定(少額)
しかし、ハイレバだとリスクも大きいはず、、、
それは海外FX業者もわかっています。
利用者のリスクが限定されるように、追証なしのゼロカットシステムを採用しています。ゼロカットシステムとは、損失が入金額以上にはなりません。1万円入金したら最大損失額は1万円です。
デメリット①:入金額を損失で失う可能性
少額で始めることができるけど、、、リスクはあるの。
もちろん、FXも投資のひとつなので資金を失う可能性はあります。
これは、株式投資でもFXのハイレバ取引でも同じです。
デメリット②:損益の増減が大きくなる
ハイレバ最大のデメリットはここかもしれません。
レバレッジが大きくなるほど、価格変動は同じでも『損益』の変動は大きくなります。
・レバレッジ25倍:40万円入金して、マイナス1.25%減少
・レバレッジ1000倍:1万円、マイナス50%減少
同じ金額の資金が減っているのに「マイナス1.25%」と「マイナス50%」。損失は同じでも見た目が違いすぎます。人間の脳は、数字の影響を受けやすく合理的な判断ができるようになるまで時間がかかります。
初心者は、この点を理解していないため、ハイレバで取引を始めると損失を出す人が多くなります。
デメリット③:資金管理の知識が必要になる
ハイレバで、損失を出しやすいのは”人間の脳の機能”による影響です。これを回避する方法はあるのでしょうか。それが『資金管理』です。ハイレバ取引における資金管理とは、FX口座ごとに事前にリスクを計算して入金額を決めてしまうということです。余計なお金を入金しないということ。
ポイントは『事前に決める』ということ。
これで取引後、損失が出た不安定な状態で判断しなくて済みます。
少額でも可能でしょうか?
現在は専業投資家をしていますが、
投資の知識は全て独学で学びました。そして”FX自動売買は少額からでも可能”と考えています。
結論:ハイレバなら、FX自動売買は少額からでも可能です
まずは結論から。
少額でもFX自動売買を始めることができます。ご安心ください。
なぜなら、海外FX業者を利用すればレバレッジが高く、証拠金が少なくて済むから。
もちろん、未経験でいきなり爆益とかは難しいと思いますが、、、少しずつ利益を積み上げていくことは可能かなと。
具体例を交えつつ、順番に解説します。
少額からFX自動売買を始めるメリットとは
少額から始めることで、FX自動売買の仕組みを学べます。
例えば、FX自動売買を始めた人の半分以上が、入金額の半分以上を失って辞めています。こういった事って投資経験の長い人なら誰でも知っていますが、未経験者だとわからないですよね。
当たり前ですが、「10万円の半分は5万円」で「1万円の半分は5000円」です。なので少額から始めたほうが単純に損失が少なくなります。
もちろん、必ず損失になるというわけではないのですが、アナタが思っているよりは高い確率だということは間違いないでしょう。
あなたにとっての『少額』とは具体的にいくらですか
次に具体的に『少額』とはいくらなのか考えてみましょう。
少額といっても個人差があるので不明瞭になりがちです、、、今回は月収20万円で貯金100万円の人を例に考えてみます。
(月収20万円の10%)+(貯金100万円の10%)=(2万円)+(10万円)=12万円
この金額を見て少ないと思った人もいるかもしれません。しかし、この計算式には意味があります。余裕資金とは、すべて失っても、生活に支障のない金額。仮に12万円をすべて失って投資を辞めたらどうなるでしょうか。
- 毎月投資に支出していた2万円がなくなる→(+2万円)
- 失った12万円は6か月で元に戻る→(+2万円×6か月=12万円)
余裕資金とは失ったあと、どれくらいの期間で元の金額に戻るのかを基準に考えます。今回は6か月でしたが、長くても1年以内を基準に算出してください。それ以上だと『余裕』ではなくなってしまうので(^_^;)
- 1.口座開設
- 2.入金
- 3.MQL5から無料EAをダウンロード
こんな感じの流れになります。もし、用意できる資金が1万円以下なら、海外FX業者の口座開設ボーナスを使った方がいいかもしれません。口座開設だけで、トレード資金が最大で20,000円もらえます。資金1万円以下の人はぜひ検討してみてください。
少額からFX自動売買を始める人がやるべきこと
ここからは『FX自動売買に興味があるけど、、、何をしたらいいか分からないなぁ』って方向けにお話しします。
結論:独学しつつ、検証と改善を繰り返すこと
FX自動売買が少額から始めやすい理由と繋がりますが、FX自動売買は個人でもできることだらけです。
- 学習→ インターネットがあればどこでも学べます
- 取引→ インターネットがあればどこでも運用できます
- 検証・改善→ インターネットがあればどこでも作業できます
こういった感じで、家でできることだらけです。
手順②:トレードの検証と分析
手順③:トレードの改善と修正
FX自動売買は取引回数が多くなりがちなので、以下のツールを利用して検証・改善作業をすると便利です。
- Myfxbook→ Myfxbookの使い方を3つ紹介
- FXBlue→ FX BlueでEA分析する方法
最初は少額から始めるのは、初心者も経験者も同じです
最初は未経験で不安かもしれませんが、、、半年もすれば慣れますよ。
というか、”未経験だから少し大変に感じる”ことは当たり前で、3か月くらい続けたら半分くらいの人は「あっ、向いてるかも…」と思うはず。
少額で取引して得られるものは「利益「ではなく「経験」です
投資における自動化は、金融機関においては相当普及しています。そして普及すればするほど、システムは”安く&シンプル”になっていきます。これが意味することは、、、個人でも安く使いやすいツールが増えていくということ。
なので、覚えるべきはツール選びよりも、トレード学習プロセスの習慣化なのかなと。1か月間で知識を学び、2か月目からは検証・改善を繰り返していくのがいいと思います。
こういった状況でしたが、幸いなことに海外FX口座を利用していた筆者は、入金した金額以上に損失を被ることはありませんでした。結果として、”追証なし”で済んだということです。
『追証なしのゼロカットシステムって、、、本当なの?』って思ってませんか?
専門用語はほとんど排除しており、知識ゼロの初心者でも分かるように解説します。
【海外FX・ハイレバの相棒】追証なしのゼロカットシステム
「追証なし? ゼロカット? 資金効率アップ?」って感じですよね。
まずは、FX取引のしくみを簡単に説明していきます。
FXでは”入金額以上の損失が発生する可能性”があります
理由は、”現物取引”ではなく”差金決済取引”であるということ。
たとえば、ドル円を1ロット(1万通貨単位)買うということは、1ドル100円とすると「100円×10000通貨単位=100万円」。現物取引の場合は、100万円で買うことができます。もし、1ドル50円に価格が下落したら「100万円→50万円」となり50万円の損失となります。
差金決済取引は、各FX会社が決めている金額(証拠金)を入金していれば、全額(ここでは100万円)を入金しなくてもいいシステムです。現在の日本の法律では、この金額は購入金額の4%(レバレッジ25倍)と決められています。
では、差金決済取引の日本のFX会社で1ロット(1万通貨単位)買うということは、1ドル100円とすると「100円×10000通貨単位=100万円」。100万円の4%にあたる4万円で買うことができます。そして、1ドル50円に価格が下落したら「100万円→50万円」となり50万円の損失が発生します。
入金額以上の損失となってしまいました。この入金額以上の損失である46万円は、FX会社から請求されます。このFX会社から届く追加入金のお知らせのことを『追証(おいしょう)』と呼びます。
※ほとんどの国内FX会社では、指定した証拠金以上の含み損失となった時点で『追証』の連絡が届き、追加入金されない場合は強制的に決済されます。ただ、急激な価格変動の際は入金額以上の損失となることがあると、各社の公式サイトで確認ができます。
ゼロカットとは”入金額以上の損失が発生しないこと”を意味します
先ほどの説明で、”FXは怖い”と思った方もいるのではないでしょうか?
FX業界も、この『追証』のために初心者がなかなかFXを始めてくれないのではと考えました。
そこで『ゼロカットシステム』の登場です。
ゼロカットシステムが採用されているFX会社で1ロット(1万通貨単位)買う場合、1ドル100円とすると「100円×10000通貨単位=100万円」。レバレッジが25倍だと、100万円の4%にあたる4万円で買うことができます。そして、1ドル50円に価格が下落したら「100万円→50万円」となり50万円の損失が発生します。
ゼロカットシステムは入金額以上の損失が発生しないシステムなので、50万円の損失が出たら、入金額の4万円を差し引いて終わりです。なので『追証』がありません。これが『ゼロカットシステム』は『追証なし』といわれる意味です。
・追証なし:(入金額4万円)-(損失50万円)=マイナス4万円
どちらが、初心者向きか一目瞭然ですね(^_-)-☆
追証なしのゼロカットシステムで実現できるメリット【具体例】
追証なしのゼロカットシステムを使ってFXを始めると、精神的な不安を減らすことができます。
- いろいろな取引手法に挑戦することができる
- 損失を抑えることができる(初心者は損失多めです)
このあたりがメリットになります。
「でも、、、ぶっちゃけどっちでも良くない? 追証がなくて損失が減るのはわかるけど、、、そんな危険な取引しないよ。」って意見もあるはず。
これもその通りなのですが、いわゆるFX初心者的な発想かなと思います。
ここも具体例で見ていきましょう。
東日本大震災を例に「ゼロカットシステムのメリット」を考える
2011年に東日本大震災がありましたね。
そのときに「ドル円が急激に円高に進む」という状況になっていたと思います。
・発生後の2011年3月17日(木)76円付近
・(83円)ー(76円)=7円 ※1週間で約8%の下落
現在の価格にあてはめると1ドル104円が1週間で96円になるということになります。普通に考えてあり得ないでしょって話ですが、可能性は十分にあるのかなと思います。
・2011年3月11日(金):83円で20万通貨単位、ドル円購入(1660万円分)
・2011年3月17日(木):76円で売却
(入金額100万円)-(1660万円)-(1520万円)=マイナス40万円
※ほとんどの国内FX会社では、指定した証拠金以上の含み損失となった時点で『追証』の連絡が届き、追加入金されない場合は強制的に決済されます。ただ、急激な価格変動の際は入金額以上の損失となることがあると、各社の公式サイトで確認ができます。
・よくよく考えてみると、そんな危険な取引する人はいないのでは。
・いままでの解説もわかりやすくるるため、極端な例を出してただけでしょ。
最後に、現実のFX世界を見てみましょう。
どのくらいの人が、入金額以上の損失を出しているのでしょうか。
海外FXハイレバは資金管理のスキルが必須【低レバレッジでも必要】
ここからは追加のコンテンツ、『日本のFX会社』と『海外FX業者』の話です。
FXの世界では、どのくらいの人が資金管理をしていないのでしょうか。
どのくらいの人が、入金額以上の損失を出しているのでしょうか。
年初の円相場急騰、国内FX未収金9.4億円
2019年1月17日 20:39金融先物取引業協会によると、3日の円相場の急騰に伴い、国内の外国為替証拠金(FX)で損失を出した顧客からFX会社が回収できていない未収金が9億4300万円発生した。2011年3月の東日本大震災後の円急騰時に次ぐ過去3番目の規模だ。内訳は個人顧客が8億800万円(6389件)、法人顧客が1億3500万円(209件)だった。
FX取引では投資家はFX会社にあらかじめ元手となる証拠金を預け入れる。相場の急変で証拠金を上回る損失が生じると、その部分が未収金となり、FX会社が一時的に立て替える。過去に未収金が金額ベースで最も大きかったのは15年1月のスイスフラン急騰時の約33億円。次は東日本大震災後の円急騰時の約16億円だった。
※未収金というのが、入金額以上の損失のことです。損失はFX会社が立て替えて、利用者にあとから請求します。利用者にお金がなく、未収金を支払うことが出来なければFX会社の損失となり、金額が大きくなれば倒産します。
- 2011年3月:約16億円
- 2015年1月:約33億円
- 2019年1月:約9億円
『海外FX業者』ではなく『日本国内のFX会社』の話です。レバレッジが25倍と低く抑えられているのに、これだけの人が資金管理をできていないようです。
仮に1人あたりの入金額が50万円だとしたら、「33億円÷50万円=6600人」になります。口座選びも大切ですが、勉強も大切です。
前半部分に、資金管理手法がわかりやすく書いてあります。完全初心者向けなので、この1冊から入るといいでしょう。
というわけで、今回は以上となります。
『ハイレバ=危険』の本質は、『資金管理ができていない人の言い訳』なのかもしれませんね。