納税管理人を定めた確定申告書の書き方は?
初めて非居住者の確定申告に挑戦しましたが、迷うのが確定申告書類の書き方。
それも冒頭のここですね↓

自分の住所、名前、生年月日などを書く「確定申告書の顔」とも呼べるパート。
- 非居住者の場合、どこを住所にするのか?
- 納税管理人の情報をどこに書くのか?
- 海外の住所はどこに書くのか?
と気になることがたくさん出てくるではありませんか。
しかも、国税庁の公式資料はどこにありません。
自分で探し、自分でケリをつけるしかありませんでした。
ググりまくって発見した先人たちの知恵を参考にし、納税管理人を定めた場合の書き方を模索してみました。
その結果、次の記入方法に落ち着いたのです。

納税地の住所
まずは左上の住所に「納税地の住所」を書きます。

ここでいう「納税地」とは、納税管理人をおいた場合の納税地です。
僕の場合、国内の事務所もないし、親族がかつての住所に引き続き住んでないし、不動産所得はなかったので「かつての住所」を納税地としました。
決して、納税管理人の住所ではないのでご注意ください。
納税先の税務署
それから左上の「税務署名」。
先程の「納税地の住所」を所轄する税務署名を書きます。

四谷が納税地なら四谷の税務署ですね。
納税管理人にはこの税務署へ書類を提出してもらいますよ。
納税管理人の住所
その下へ「納税管理人の住所」を書きます。

住所を書く前に
納税管理人住所
と記載しておくと、納税地と区別が付きやすいですよ。
海外の住所
そして、納税者が1月1日の時点で住んでいた海外の住所を記入します。

マイナンバー
非居住者になると、マイナンバーカードは失効するので未記入でいいでしょう。

本人の名前
ここは自分の名前、フリガナをふっておきます。

職業
開業届けで書いた職業を書けばいいですね。

性別と生年月日
ここはもちろん、自分の性別と生年月日を記入。

納税管理人の名前
納税管理人の名前は「屋号」に書きます。

税務署から送られてくる確定申告セットの書類で、「屋号」に納税管理人名が記載されていたので、それに従いました。
世帯主の氏名
これは自分の名前ですね。

世帯主との属柄
ここは「本人」と記入しましょう。

電話番号
海外で電話番号を持っている方は、国番号付きで書きましょう。

印鑑
最後は印鑑。
こちらは「納税管理人の印鑑」が必要です。
海外に住んでいるならば自分の印鑑を押せませんからね。

以上を踏まえて作成した記入例がこちら↓

うん、色々考えましたが、これでいいんじゃないですかね。
数学のように正解がありません。
これでいいか定かではありませんが、模範解答に近づけたと思っています。
クラウド会計ソフトfreeeではどうするか?
納税管理人おいた場合、通常の確定申告とは異なりトリッキーです。
クラウド会計ソフトfreeeで簡単に確定申告していたら、やり方を変えなければなりません。
ちょっと工夫が必要なのです。
「確定申告書類作成」から「直接入力編集へ」と進んで、

各項目を自由に編集すればどうにかなりました。

納税管理人をおいてもクラウド会計ソフトfreeeなら対応できますね。
ぜひ試してみてください。
それでは!
Lin

おそらく、ブロガー。現在ホテル暮らしで全国フラフラしています。
ネット広告代理店に1年3ヶ月勤め上げ、独立をして丸4年が経ちました。今年でフリーランス 5年目。
質問・ご意見・相談があればLINEで受け付けていますのでお気軽にどうぞ 。
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