こんな疑問に答えます。
- Alpariのデモ口座を準備する【誰でもできる】
- Alpariのヒストリカルデータをダウンロードする方法【簡単】
- Alpariのヒストリカルデータを使ってバックテストを行う【時間がかかる】
- バックテストの結果の正しい使い方【要注意】
記事を書いている筆者は投資歴18年目。
現在は東南アジアで海外ノマド生活をしながら投資収益のみで生活しています。
投資手法は「資金の分散」「時間の分散」「手法の分散」を徹底してリスクを分散しながら長期的に利益を積み上げていくというスタイルです。
こういった背景から、今回は「Alpariのヒストリカルデータを使ってバックテストを行う方法」を解説していきます。
Alpariのデモ口座を準備する【誰でもできる】
Alpariのヒストリカルデータをダウンロードして、バックテストを行うためには以下の準備が必要になります。
» Alpari[アルパリ]公式サイトはこちらから
- Alpariのデモ口座を開設
- AlpariのMT4をダウンロードしてログイン
- EAをMT4にインストール
※Alpariのデモ口座を準備する方法に関しては「AlpariのMT4デモ口座を使ってバックテストの準備」で解説しています。
Alpariのヒストリカルデータをダウンロードする方法【簡単】
MT4にAlpariのデモ口座でログインした状態で、ヒストリカルデータをダウンロードしていきます。(※手順①から④まで)
手順①:MT4にAlpariのデモ口座でログイン後”ツール(T)”から”ヒストリーセンター(H)”を選択
手順②:通貨ペアと時間足を選択し”ダウンロード(o)”をクリック
手順③:ダウンロード・アラートが表示されますが”OK”をクリック
手順④:指定した通貨ペア、時間足のヒストリカルデータの取得が始まり、緑のバーが右端まで来たら完了です
Alpariのサーバーから、ヒストリカルデータのダウンロードが終わったら、バックテストを行う環境はそろいました。では、実際にバックテストをしていきます。
Alpariのヒストリカルデータを使ってバックテストを行う【時間がかかる】
AlpariのMT4を使ってEAのバックテストをしていきます。(※手順①から⑧まで)
EAをMT4にインストールする方法は、
各EAによって少しずつ違いますが9割以上は同じです。
手順①:MT4の”表示(V)”から”ストラテジーテスター(R)”を起動
手順②:”ストラテジーテスター(R)”を開いたら”セッティング”にバックテスト環境を入力
通貨ペア:バックテストをしたい通貨ペア
モデル:バックテストする際に使用するヒストリカルデータの利用方法
期間を指定:バックテストをしたい期間
期間:バックテストをしたい時間足
スプレッド:バックテスト時に使用する通貨ペアのスプレッド
手順③:”エキスパート設定”をクリック
手順④:”テスト設定”から”初期証拠金”を入力して”OK”をクリック
手順⑤:”パラメーターの入力”でバックテストで試したいパラメータ―の値を入力して”OK”をクリック
手順⑥:”スタート”をクリックするとバックテストが開始します
手順⑦:緑のバーが右端までいったらバックテスト完了です
手順⑧:バックテストの結果を確認していきます
バックテストデータをダウンロードしたい場合は、レポート上で右クリックして「レポートの保存(S)」を選択。
これでAlpariのヒストリカルデータを使って、バックテストができるようになりました。
バックテスト結果を使って、
FX自動売買を始めるまえに大切なことがあります。
バックテストの結果の正しい使い方【要注意】
バックテストの結果は当てにならない
そもそも、利益が出ないEAは誰も動かそうとは思いません。なのでバックテストの結果で利益になったEAだけを動かすことになります。
しかし、実際にEAを動かし始めてみると、ほとんどのEAは利益を出さず、損失を出し続けて停止せざるを得ない状況になります。
なぜかというと、バックテストでは実際に売買していないから、、、
バックテストでは、ドル円を買っても、ドル円の価格は動きません
当たり前といえば、そのとおりなのですが、理解していない人が多いように感じます。なので、筆者は公開されているバックテストの結果はあまり重視していません。
バックテストよりもフォワードテストが重要
では、バックテストは何のためにするのか?
それは、ズバリ『フォワードテスト』のためです。
フォワードテストは過去のデータではなく、未来のデータを使って行います。なので、カーブフィッティングの影響を受けません。
EAのパラメーター設定の組み合わせは無数にあります。このすべてを実際に稼働してフォワードテストを行うことは現実的に不可能です。なのでバックテストで絞り込みを行い、フォワードテストで確認していくという流れになります。
このプロセスは、EA開発の際に使われるプロセスと同じものになります。
今回は、以上になります。
Alpariのヒストリカルデータを使って正しいバックテストを行ってください。