こんな疑問にお答えします。
- 無料トラリピEAの問題点① – 動かすタイミング
- 無料トラリピEAの問題点② – EA提供者の信頼性
- EA選びで大切なこと – お金では買えない信頼性とは
- トラリピEAの運用結果を2つ公開します【運用実績】
筆者は投資歴18年EAトレーダー。
「生きる」ことは「学ぶ」こと。投資家として生き残るため、日々「学び」の時間に投資しています。
自分たちが心の底から使いたいと思う製品をつくる
学ぶべきことは多い。
今回は、EA選びの「本質」をお話しします。
無料トラリピEAの問題点① – 動かすタイミング
そもそも、トラリピとは、
・価格の上げ下げを予想するのではなく、レンジの幅を予想する手法。
一見、簡単そうに見えます、、、
しかし、無料トラリピEAの問題点は、誰も教えてくれません。
基本的にトラリピEAとは…
本来はこんなEAです。
・設定したレンジ端付近では、強制ロスカットになる可能性が高い
・強制ロスカットになった場合、証拠金分の資金しか残らない(値動きと業者によっては追証が発生)
出典:オセアニアブラザーズ – GogoJungle
具体例を見ていきます。
- 使用したトラリピEA:あんずα
- 初期証拠金は:10,000ドル(約120万円)
- 期間:2012年1月から2014年12月まで
- 通貨ペア:AUDNZD
理由は簡単。
強いトレンド(一方方向の動き)が発生していたから。
トラリピEAは、動かす「通貨ペア」「時期」を間違えると大損となります。それなら、現在は「トラリピEA」を動かしていい時期なのでしょうか?
- 「設定方法」→ 丁寧に解説
- 「稼働手順」→ 丁寧に解説
- 「動かしていい時期なのか」→ 完全スルー
なぜ、書かれてないのか、、、
残念ながら、わからないと考えたほうがいいでしょう。
トラリピEAは使い方にコツが必要
短期の上げ下げを予想する必要はないが、どのくらい上下に動くのか考えて動かす必要があります。
こちらのEA開発者は「通貨ペア」「時期」を自身で判断して動かしています。これが正しいトラリピEAの動かし方。トラリピEAで、損失となるパターンが分かっていれば「動かせばOK」みたいな発想には絶対なりません。
通貨ペアAUDNZDの価格がここ数年、一定の範囲にあって安定しているため、その中での上下動を堅実に拾って利益を積み上げていく設計です。(中略)
バックテストと数か月の実運用テストを以て、動作の安定が確認できましたのと、昨今 AUDNZDが本EAに合っている時期でしたので、公開させて頂きます。
出典:あんずα – GogoJungle
そもそも論として、有料でも、無料でも、
「トラリピEA」のロジック自体に、大きな差はありません。
自分たちの製品を知らずに、どうやってお客に勧めるというんだい?
-スティーブ・ジョブス(アップル創業者)
無料トラリピEA、
もうひとつの問題点を見ていきます。
無料トラリピEAの問題点② – EA提供者の信頼性
すべてのEAに言えることですが、フォワード結果が最重要。どんなにバックテストが優れていても、動かしたら損失…というEAは山のように存在します。
「フォワードテスト結果がない」ことの意味
一度も執刀経験のない医者の手術を受けるようなもの。
「無料トラリピEA」のフォワードテスト結果は、残念ながらほとんどが公開されていません。つまり、利用者であるアナタのお金で、EAの能力を実験することになります。
言い換えれば、無料だが、執刀経験のない医者の外科手術を受けるのと同じです。
「後遺障害が残ったり、最悪死亡しても…」
「自己責任ということで、お願いします」
と言われていることと何ら変わりません。
これにアナタは「納得」できますか?
彼らがEAを動かさない理由「損するのイヤだも~ん」
無料トラリピEAの提供者は、自分では絶対に動かしません。その理由はシンプル。
- 理由①:実運用テストをしていない → 損失の可能性高め
- 理由②:動作の安定が確認できていない → 損失の可能性高め
- 理由③:EAに合っている時期かわからない → 損失の可能性高め
提供している無料トラリピEAを動かすと「損失の可能性が高い」と考えているから。フォワードテストを公開しないで無料EAを提供。これでは、よくわからないEAを人に勧めているいるのと同じです。
こんなEA、アナタが動かしたら「利益? or 損失?」
賢い人なら、少し考えればわかるはずです。
バックテストと数か月の実運用テストを以て、動作の安定が確認できましたのと、昨今 AUDNZDが本EAに合っている時期でしたので、公開させて頂きます。
出典:あんずα – GogoJungle
トラリピEAは、長期間動かすことが前提。
なので、信頼性の低い「無料トラリピEA」を動かすと「お金」だけでなく「時間」も失うことになります。
あなたの時間、大切にしてください。
あなたの大切なお金は、
「心の底から使いたいと」思って作られたEAで運用しましょう。
偉大な製品は、情熱的な人々からしか生まれない。
-スティーブ・ジョブス(アップル創業者)
そのヒントは「EA開発者」の情熱にあるのかもしれません。
EA選びで大切なこと – お金では買えない信頼性とは
信頼できる「トラリピEA開発者」は、少数派です。
ここでは2名紹介します。
1人目:EA開発者「ハチワレ」さん
収益率(22年3月時点) | 稼働開始日 | 稼働期間 |
46.74% | 2021/3/14 | 3年 |
他人のお金を預かるEAを開発する以上、開発者自身が身銭を切って誰よりも先にEAを動かし、不具合があれば都度修正し、ロジックが通用しなくなったら配布をやめるのが真摯な対応だと思います。投資は自己判断なので結果責任は負えませんが、説明責任は負うべきです。
出典:無料配布のEAは危険?信頼できるEAの見分け方 – お金の仕組みで日本を守ろう
信頼とは何か、
あらためて、考えさせられました(^_^;)
2人目:EA開発者「ホー」さん
収益率(22年3月時点) | 稼働開始日 | 稼働期間 |
136.99% | 2020/9/17 | 4年 |
REALTRADEの認証口座とは
信頼できるEA開発者の特徴は、自身の運用結果は「認証口座」で公開していること。無料トラリピEAの提供サイトでは、皆無。圧倒的な信頼性の差がここにあります。
- ① 第三者のツールなので偽造不可
- ② キャプチャ画像ではないので偽造不可
- ③ 全取引(金額も含めて)確認できるので偽造不可
・運用金額100万円のEA開発者 → 信頼する?
・運用金額「0円」のEA提供者 → 信頼できますか?
「心の底から動かしたいと思うEA」アナタならどれを選びますか?
信頼できる「EA開発者」の条件は2つだけ
- 「自分で動かしている」
- 「運用結果を公開している」
なぜなら、この2つを実行することで「説明責任」を果たしているから。
投資は自己判断なので結果責任は負えませんが、説明責任は負うべきです。
出典:無料配布のEAは危険?信頼できるEAの見分け方 – お金の仕組みで日本を守ろう
以下の2つ。
- オセアニアブラザーズ| トラリピ型のEA、開発者は500万円の運用結果を公開
- あんずα|トラリピ型EA、開発者は100万入金の運用口座を公開
いっしょに見ていきましょう。
【納得感アリ】”オセアニアブラザーズ”をレビュー【開発者:ハチワレ氏】
いくら成績がいいEAでも、なんの準備もせずに動かすのは危険。
ゴゴジャンで絶好調のEA、”オセアニアブラザーズ”のデメリットも含めてレビュー。
公式サイトの情報から”オセアニアブラザーズ”を深掘りしていきます。
”オセアニアブラザーズ”の問題点を解説
問題点は「マイナススワップ」と「稼働期間」。
”オセアニアブラザーズ”の特徴を考えながら、いっしょに見ていきます。
- その①:AUDNZD専用
- その②:リピート系のEA(トラリピ型)
- その③:トレードする価格帯によってロット数を調整
順番に解説していきます。
その①:AUDNZD専用
オーストラリアとニュージーランドは経済の連動性が高く、どちらの国も中国が第一の貿易国です。米中貿易戦争やコロナの影響を同じように受けるため、どちらかの通貨だけが大きく上がったり下がったりすることがありません。
この豪ドル/NZドルという非常に回帰性が高い通貨を対象とするのが、「オセアニアブラザーズ」です。
出典:オセアニアブラザーズ – GogoJungle
リピート系EAが機能する通貨ペアには特徴があります。それは、一方方向に動くことなく、一定のレンジ内を上昇したり下落したりする通貨ペアです。
FX取引できる通貨ペアは無数にありますが、現時点でこの傾向が高いのは数通貨ペアに絞られます。
通貨ペア | 標準偏差(125日) | 標準偏差(250日) | 標準偏差(500日) |
GBPUSD | 58 | 67 | 188 |
USDJPY | 44 | 53 | 136 |
EURUSD | 45 | 53 | 105 |
AUDNZD | 40 | 42 | 68 |
なので、リピート系EAを動かす通貨ペアは、
この標準偏差が小さいほど機能しやすい。こう考えていいでしょう。
”オセアニアブラザーズ”は、AUDNZDという標準偏差の小さい通貨ペア専用のEA。なので、利益になりやすい通貨ペアを選んで作っていることになります。
”オセアニアブラザーズ”は、リピート系EA。なので、ポジション保有期間は長め。最大で3か月程度は動かし続ける必要あり。
AUDNZDは売り買いともに、マイナススワップのFX業者が多め。スワップの影響はバックテストでは確認できません。これに関しては、EA開発者の公式フォワードで確認する必要があります。
» オセアニアブラザーズの最新情報を確認する
その②:リピート系のEA(トラリピ型)
そこで辿りついたのが、ファンダメンタルズ分析・テクニカル分析・アノマリー分析を用いず、相場の回帰性だけを頼りにトレードするリピート系FXと呼ばれる手法です。予想するものを「相場の上げ下げ」ではなく「相場の動くレンジ」にすることで、予想の的中率を格段に跳ね上げることができます。
出典:オセアニアブラザーズ – GogoJungle
そもそも「リピート系EA」って、、、
- 指定した値幅でエントリー
- 指定した値幅で決済
- レンジ相場に強く・トレンド相場に弱い
- 含み損を常に抱える
上記になります。
価格が上がりそうだから買い、のような判断をしません。どうせ、上がったり下がったりするんだから、戻ったときに決済すればいいや、、、こんな考え方ですね。
含み損そのものは問題ないのですが、この金額が入金額に対して大きくなりすぎるとマズイです。最終的には口座破綻。
”オセアニアブラザーズ”では、この問題を回避するための方法が用意されています。
その③:トレードする価格帯によってロット数を調整
「オセアニアブラザーズ」ではチャートの中央付近である1.04~1.07辺りを「内側」、それより外部を「外側」と呼び、それぞれで基準ロット数に係数を掛け算してロット数を増減したり、トラップ・利確するpips数を設定することができます。
出典:オセアニアブラザーズ – GogoJungle
通常のリピート系EAであれば、ロットサイズや利確pipsなどは、すべて同じ場合が多い。”オセアニアブラザーズ”では、この数値を調整できます。なので、各自の入金額やリスク許容度に合わせた運用が可能です。
リピート系EAは数か月間、動かし続けることが大前提。
なので、パラメータ設定を調整しながら、バックテストをやり倒してください。
準備をしないことによって、失敗する準備をしているのだ。
By failing to prepare, you are preparing to fail.-ベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家、著述家)
開発者の「ハチワレ」さんって…【ガチトレーダーです】
EA選びで重要なのは、EA開発者の信頼性です。
”オセアニアブラザーズ”の開発者について調べてみました。
「ハチワレ」さんは情報発信に積極的
”オセアニアブラザーズ”のEA開発者は「ハチワレ」さん。
- ブログ:お金の仕組みで日本を守ろう→毎月運用結果を更新中
- Twitter:ハチワレ@猫派兼業投資家 (@hachiwaresystem) / Twitter→現在も投稿
- Facebookページ:ハチワレ システム→2020年10月8日以降は更新なし
- 投資ナビ+:ハチワレの連載一覧 – GogoJungle→2020年10月8日以降は更新なし
ブログとTwitterに関しては、2021年12月時点でも更新中。ですが、ほかのメディアは2020年10月を最後に更新停止状態です。
「ハチワレ」さんの経歴
- 投資歴は1年以上3年未満
- 投資額は500万円~1000万円
- プログラミング歴は15年以上
- 某大手メーカーの会社員
- 2020年にマイクロ法人設立
- 2021年第3回EA-1グランプリに参戦→惨敗
公式サイト上のやり取りなどからも、しっかりした会社員という印象を受けます。自身で開発・販売しているEA”オセアニアブラザーズ”でも運用中。
EAを売って稼ごうではなく、EAを動かして稼ごうとしているのがよく伝わります。
気になる情報を発見
「ハチワレ」さんは、自身の運用資産ポートフォリオを公開しています。日本在住の会社員であれば参考にしてもいいかなと。
あまり見たことがない、資産配分だったのでチョット驚きました(^_^;)
項目 | 比率 |
現金 | 34.8% |
不動産 (2棟) | 12.5% |
株式 (米国株) | 6.8% |
投資信託 | 3.7% |
FX (リピート系) | 42.2% |
リアル運用結果を複数公開
「ハチワレ」さんは、リアル運用の2口座を公開。
① | ② | |
初期証拠金 | 203万9,127円 | 500万円 |
計測期間 | 2020/1/8~ | 2021/3/14~ |
収益 | 1,936,881円 | 1,603,154円 |
収益率 | 94.99% | 32.06% |
取引回数 | 554回 | 299回 |
ただ、これを見るかぎり「短期トレード」ではなく「長期運用」という視点から考えれば納得のできる結果。あとは、自身のトレードスタイルと相談して動かすかどうか決めればいいだけ。
複利とリピートを組み合わせ、爆益!プロフィットファクタ200超え!
100万円の初期資金が7年で国内業者で5800万円、海外業者を使うと4億6800万になる予定です。https://t.co/OTMqchmLUH#副業 #投資 #資産運用 #不労所得 #FX #節税 #株 #不動産— ハチワレ@猫派兼業投資家 (@hachiwaresystem) December 11, 2020
- アカウント名:ハチワレ@猫派兼業投資家
- アカウント運営:2019年1月から
- 投稿数:1124Tweet (2021年12月13日時点)
- 投稿内容:食べ物、EA、たまに猫…
もっとも更新頻度が高いのはTwitter。
DMは送れませんが、リプライには返事をしてくれているようです。EAが気になるなら、こちらもフォローしておくといいかもしれません。
”まざ”も猫好き(=^・^=)
EA開発者自身が、自分のお金でEAを動かしていること。
危ないと思えば、自分のお金で動かしたりはしません。
リアル運用結果はゴゴジャン上で確認可能。
この結果を元に【最新版】GogoJungle[ゴゴジャン] 有料EAランキングを作成。EAに信頼性を求めている方は、参考にしてください。
まとめ:”オセアニアブラザーズ”をレビュー
信頼性の高いEAだということは、わかったのではないでしょうか。
- AUDNZD専用のリピート系EA
- 短期トレードには不向き (3か月未満)、長期運用向き (最低3か月~)
- EA開発者は「約700万円」ほど自身で運用中
現在、1000ドル(約10万円)からデモ口座でテスト中。この結果は、この記事で常時公開しているので、いつでも参考にしてください。
EA開発者の「ハチワレ」さんの信頼性はピカイチだと考えています。あなたが、リピート型EAを探しているなら安心して動かしてください。
» オセアニアブラザーズの最新情報を確認する
【トラリピ型?】あんずαというEAを動かしてみた【開発者:ホー氏】
トレードで大切なのは、最悪の結果を想定して考えること。
“あんずα”でトレードするまえに、知っておくべきすべてをお話しします。
なので公開情報から”あんずα”の問題点を考えます。
“あんずα”の問題点【スワップの影響と稼働期間】
まずはEAの特徴を確認。
- その①:AUDNZD専用のEA
- その②:最大ポジションは33まで
- その③:10万円程度から運用可能
- その④:リアル運用は1年間で9000pips越えの収益
順番に見ていきましょう。
その①:AUDNZD専用のEA
通貨ペアAUDNZDの価格がここ数年、一定の範囲にあって安定しているため、その中での上下動を堅実に拾って利益を積み上げていく設計です。
バックテストと数か月の実運用テストを以て、動作の安定が確認できましたのと、昨今 AUDNZDが本EAに合っている時期でしたので、公開させて頂きます。
出典:あんずα – システムトレード – GogoJungle
“あんずα”は、AUDNZD用のEA。
なので、基本的にはAUDNZDの値動きに最適化されています。
“あんずα”をバックテストやデモ口座で動かしてみました。結果として、AUDNZD以外でも動く。しかし、動作は安定しない。AUDNZDと比べて含み損が大きくなる通貨ペアが多めでした。
各自でバックテストをしてからにしてください。
その②:最大ポジションは33まで
“あんずα”は、どういうロジックで取引しているのか。
結論はトラリピのように感じます。
最大ポジション数
33その他: バックテスト実測値(AutoStopにより一定範囲に制限)
出典:あんずα – システムトレード – GogoJungle
上記のとおり。
なので価格が逆行した場合、同じサイズのポジションを無限に追加していく(※パラメーター設定の範囲内)。そして、ポジションごとに一定の利益になったら決済。
ただ、ポジション平均保有時間は11時間程度。
短時間で決済されるポジションが多いので、稼働停止はしやすい。この点が、一般的なトラリピEAとの違いではないでしょうか。
その③:10万円程度から運用可能
複数通貨ペアでバックテストをしてみました。
結果としては以下のとおり。
通貨ペア | 勝率 | 取引回数 | PF | 最大DD |
AUDNZD | 93.39% | 651回 | 4.09 | 24.70% |
AUDCAD | 95.92% | 686回 | 3.71 | 15.87% |
NZDCAD | 98.12% | 849回 | 42.01 | 21.56% |
2021年限定のテストになりますが、0.01ロットから始めて約1年間、口座破綻しない底堅さを感じさせます。
AUDNZDは売り買いともに、マイナススワップのFX業者が多め。スワップの影響はバックテストでは確認できません。これに関しては、EA開発者の公式フォワードで確認するしかなさそうです。
その④:リアル運用は15か月で9000pips越えの収益
“あんずα”は3つのリアル運用結果を公開中。
» あんずα – GogoJungle公式サイトで確認してみる
期間 | 獲得pips | 1か月平均 |
2020/9/16~2022/05/8 | 9,938.9pips | 約662.5pips |
2020/9/16~2022/05/8 | 9,615.3pips | 約641.0pips |
2021/3/24~2022/05/8 | 4,502.8pips | 約473.9pips |
1か月あたり「500pips」程度を期待できる。
3か月程度含み損を抱えている期間がありました。そのことを差し引いても、次の2点については断言できると思います。
- 10万円以上の証拠金があれば動かせる
- 最低3か月以上動かすのであれば、利益にできる可能性大
こんな感じかなと。
ここまでの内容で、EAを動かすか判断していいのかな、、、
EAを選ぶ際にもっとも大切なのは「どんなEAか」よりも「誰が作ったか」です。
“あんずα”のEA開発者「ホー」さんの信頼性
果たして信頼できる人物なのでしょうか。
「ホー」さんに関する情報をひとつずつチェックしていきます。
「ホー」さんはブログやSNSで情報発信をしていない
情報発信しているEA開発者も増えてきています。
残念ながら、「ホー」さんが発信する情報は、ネットやSNS上にはありませんでした。ゴゴジャン内の販売者ページのみになります。
- 投資歴は10年以上
- 投資額は1000万円~5000万円
- 裁量トレードメイン
- プログラミングができる
- Python+AIの知識もあり
想像になりますが、IT系の仕事をしている収入高めの会社員か、フリーランスなのではないかなと。また、投資歴と投資額から30~40代あたりの男性と考えています。
EA販売は2020年9月から”あんずα”は2台目のEA
「ホー」さんは2台のEAを販売中。
EA名 | 収益額 | 販売開始日 | 利用者数 | 販売価格 |
あんずα | 92,031円 | 2020年12月9日 | 79名 | ¥21,000 |
ハイブリッドレンジ | 23,947円 | 2020年9月16日 | 1名 | ¥25,000 |
EAの販売は2020年の9月から。
信頼できるEAの基準は販売歴の長さ。なので、販売歴1年未満のEA開発者であれば、購入見送りがベター。
“あんずα”のリアルフォワードを3口座公開している
EA選びで最も重要な情報は、現在の運用結果。
“あんずα”は以下のとおり。
計測期間 | 獲得pips | 取引回数 | 勝率 | PF |
① 2020/9/16~ | 9,938.9pips | 795回 | 92.70% | 58.76 |
② 2020/9/16~ | 9,615.3pips | 766回 | 92.69% | 68.00 |
③ 2021/3/25~ | 4,502.8pips | 346回 | 100.00% | 0.00 |
3口座とも直接確認してみました。
2021年に関しては超安定。こんな印象です。
» あんずα – GogoJungle公式サイトで確認してみる
「ホー」さんの信頼性は高いと考えています。
やはり、自身のフォワード結果を3口座公開している。EAを選ぶ側からすればもっとも重要な情報。(※ゴゴジャンで販売されているEAの約半分は公開していません。)
また、プロフィールやEA購入者のやり取りなども、しっかりとした文章で書かれている。EA初心者が購入することを想定して、EAを作っていることがよく伝わります。
あとは、EA販売歴の長さ。
これについては、EAを稼働し続ければいいだけ。利用者数も今以上に増えてくると考えています。
まとめ:あんずαというEAを動かしてみた
“あんずα”を動かすなら、入金10万円からトレード可能。
3か月以上放置できる人なら、選択肢としては十分アリです。
- 2021年12月時点でEA利用者数は「79名」
- リアルフォワード結果も良好で「月平均:500pips」獲得
ゴゴジャンEAは、利用者数が増えてくると値上げする傾向アリ。なので、アナタが少しでも気になっているのなら、今すぐ購入が最適解かもしれません。
» あんずα – GogoJungle公式サイトで確認してみる
アナタは、そう考えていたはず。
最後に「トラリピEA」選びの最適解をまとめておきます。
EA開発者が「心の底」から使いたいと思うEAか?
今回の記事をまとめると、以下のとおり。
- トラリピEAは、動かす「時期」が重要
- その時期は、トレード経験がないと分からない
- 無料トラリピEA提供者は、EAを動かしていない
- トラリピEAは、EA開発者自身が動かしているものを選ぶ
- トラリピEAでも損する可能性はあり、結果は「自己責任」
- リアル運用結果を公開しないのは「説明責任」の放棄なので、信頼性は低い
こんな感じかなと。
無料トラリピEAはおすすめしません
アナタなら、その理由はわかるはず、
それは「説明責任」を果たしていないから。
アナタが取るべき行動は、もう分かってますよね。
初心者なら信頼性抜群の、
『オセアニアブラザーズ』からスタート。
比較検討するなら、
『あんずα』の商品ページも熟読してください。
どうしても、
「無料トラリピEA」がいいなら、
『10万円以上』は絶対に入金しないでください(※自己責任)
「信頼性=EA提供者が動かしている」
このことが分かれば「無料トラリピEA」の価値も、無料EA提供者が動かさない理由もわかるはず。
トラリピEAの「利益」は、EA購入コストの大小ではなく、EAの信頼性(優秀度合い)で決まります。正しい判断をしてください。
もしベストを尽くして失敗したら、それはベストを尽くしたってことさ。
-スティーブ・ジョブス(アップル創業者)
ベストを尽くすアナタを、応援しています(^_-)-☆
- オセアニアブラザーズ| トラリピ型のEA、開発者は500万円の運用結果を公開
- あんずα|トラリピ型EA、開発者は100万入金の運用口座を公開