こういった疑問に答えます。
- Forex Flex EAで勝てない完全初心者が『最低限知っておくべき3つ』のこと
- Forex Flex EAをアクティベートしてMT4に設定【画像15枚で解説】
- Forex Flex EAの全パラメーターを解説
この記事を書いている筆者は、専業投資家歴18年で投資収益のみで生活中。
投資ジャンルは、株、FX、先物、オプション、自動売買と多岐にわたり、そのときの相場状況によって使い分けています。
Forex Flex EA[フォレックスフレックス]は世界的に利用者が多いEAなので、Forex Flex EAからFX自動売買を始める人も多いはず。
でも、大半はすぐに挫折しちゃうかも。
なぜなら、Forex Flex EAはパラメーター設定が多いから。
とはいえ、Forex Flex EAがいいEAであることは事実なので、本記事では『Forex Flex EA初心者が知っておくべき重要なパラメーター設定』を解説します。
筆者は、2019年5月にForex Flex EAを購入、現在も稼働中です。
- Forex Flex EAで勝てない完全初心者が『最低限知っておくべき3つ』のこと
- Forex Flex EAをアクティベートしてMT4に設定【画像15枚で解説】
- 手順①:ユーザーページから”Edit Profile”を開く
- 手順②:FX口座番号を入力して保存する
- 手順③:ユーザーページからForex Flex EAをダウンロードする
- 手順④:Forex Flex EAのダウンロード完了
- 手順⑤:MT4を起動しデータフォルダを開く
- 手順⑥:データフォルダ内の”MQL4″を開く
- 手順⑦:指定されたフォルダにEAをセットしていく
- 手順⑧:”Forex-Flex-EA-4.66″は”Experts”フォルダにセット
- 手順⑨:”ForexFlexIndicater”は”Indicators”フォルダにセット
- 手順⑩:エキスパートアドバイザを右クリックし、MT4を更新する
- 手順⑪:Forex Flex EAのインストールが完了
- 手順⑫:チャートを開いて”Forex-Flex-EA”をチャート上にドラッグ&ドロップ
- 手順⑬:”自動売買を許可する”と”DLLの使用を許可する”にチェックを入れて”OK”をクリック
- 手順⑭:”自動売買”をオンにする
- 手順⑮:”ニコちゃんマーク”で稼働を確認
- Forex Flex EAの全パラメーターを解説
- Setting — 基本設定(18)
- Lot Control — ロット(4)
- Spread & Slippage — スプレッドとスリッページ(4)
- TP/SL Controls — テイクプロフィットとストップロス(10)
- Trailing Modes — トレーリングモード(12)
- Indicators — インディケーター(33)
- Time/Day Filters — 時間フィルター(15)
- Recovery Mode — リカバリーモード
- Hedging — ヘッジ(7)
- Special Modes — スペシャルモード(6)
- EA Information — EA情報(9)
- Currency Pair Filters — 通貨ペアフィルター(1)
- News Filter — ニュースフィルター(9)
Forex Flex EAで勝てない完全初心者が『最低限知っておくべき3つ』のこと
話の腰を折る感じですが、、、
FX自動売買は、放置していたら儲かりません。
FX自動売買を始めるまえに、知っておくべきことは次の3つです。
- 利益が出るEAはない
- FX自動売買は”自動”ではない
- バックテストもフォワードテストも自分でやる必要がある
こんな感じ。 実際にやってみての結論なのですが、正直楽ではないです(^_^;)
インデック投資のように、購入したら放置ではなく、自動売買をはじめたら勉強し続ける必要があります。
放置でも、3か月くらいなら、
もしかしたら利益を積み上げてくれるかもしれません。
このくらいは出来るかもしれませんが、
大半の場合において「完全自動で収益化」ということは難しいはずです。
Forex Flex EAはロジックに優位性があるEAです
筆者は今年でForex Flex EAを稼働してから5年目に突入しました。
Forex Flex EAのような販売歴が長いEAは、ロジックに優位性があることが証明済みなので、パラーメーターの調整に時間を割くことは有益と言えます。
Forex Flex EAはカスタマイズ性が高いのでパラメーター設定も多めです。
それだけ、長い期間使えるというのも事実。
これから、Forex Flex EAの全パラメータを解説していきます。
まずは少しずつ触ってみてください。
※この記事はすでに「Forex Flex EA」を購入済みの方向けです。購入がまだの方は、これを機にぜひどうぞ。30日間の無条件返金保証もあるので控えめにいっても、かなりオススメ。
そもそも論:設定はデフォルトでOKです
初心者なら、パラメーター設定はデフォルトのままでOKです。
というか、、、初心者じゃなくても、全員この方法で問題なしかなと。
Forex Flex EAは下記の12種類のストラテジー(戦略)を選ぶことができます。
Forex Flex EA公式サイトでは、「Default(デフォルト)」での運用が推奨されますが、EA設定からお好みの戦略に切り替えることが可能。
EA の設定を開き、「パラメーターの入力(Inputs)」の項目を選択。項目の上から2 番目にある「Strategy」の行にある「Default」をダブルクリックすると、ドロップダウンメニューが展開され、任意の戦略に切り替えることできます。
Flexibility Flex EA can be setup to trade just about any trading strategy imaginable. All 3 memberships will include all 12 different setting configurations that offer 12 unique trading strategies that you can plug and play at the click of a mouse.
出典:Forex Flex EA公式サイト
一回やれば覚えられる内容なので、これを機に始めてみてください。
Forex Flex EAをアクティベートしてMT4に設定【画像15枚で解説】
画像付きで手順解説します。
手順①:ユーザーページから”Edit Profile”を開く
手順②:FX口座番号を入力して保存する
手順③:ユーザーページからForex Flex EAをダウンロードする
手順④:Forex Flex EAのダウンロード完了
手順⑤:MT4を起動しデータフォルダを開く
手順⑥:データフォルダ内の”MQL4″を開く
手順⑦:指定されたフォルダにEAをセットしていく
手順⑧:”Forex-Flex-EA-4.66″は”Experts”フォルダにセット
手順⑨:”ForexFlexIndicater”は”Indicators”フォルダにセット
手順⑩:エキスパートアドバイザを右クリックし、MT4を更新する
手順⑪:Forex Flex EAのインストールが完了
手順⑫:チャートを開いて”Forex-Flex-EA”をチャート上にドラッグ&ドロップ
手順⑬:”自動売買を許可する”と”DLLの使用を許可する”にチェックを入れて”OK”をクリック
手順⑭:”自動売買”をオンにする
手順⑮:”ニコちゃんマーク”で稼働を確認
これで設定完了です。
なお、Flex Flex EAの場合、実際にEAが取引を開始するまで少し時間がかかったりするので、3日後とかに再度チェックしてみるといいかなと思います。
Forex Flex EAの全パラメーターを解説
Forex Flex EAのパラメーター設定は131個あり。
そして、各設定は13の項目に分かれています。
- Setting — 基本設定(18)
- Lot Control — ロット(4)
- Spread & Slippage — スプレッドとスリッページ(4)
- TP/SL Controls — テイクプロフィットとストップロス(10)
- Trailing Modes — トレーリングモード(12)
- Indicators — インディケーター(33)
- Time/Day Filters — 時間フィルター(15)
- Recovery Mode — リカバリーモード(3)
- Hedging — ヘッジ(7)
- Special Modes — スペシャルモード(6)
- EA Information — EA情報(9)
- Currency Pair Filters — 通貨ペアフィルター(1)
- News Filter — ニュースフィルター(9)
上記のとおりです。それでは見ていきましょう。
Setting — 基本設定(18)
1:User
Forex Flex EAのユーザーIDを入力してEAを有効にします。これはリアル口座に対してのみ実行する必要があり、1つのチャートでのみ入力すれば全てのチャートが有効化されます。
2:Strategy
トレードしたい戦略を設定すると、指定のパラメーターは自動的に変更されます。ここで選択した戦略は、チャート上に表示されるので、どの戦略を実行しているかがわかります。戦略の設定すると、次の8つのパラメーター(RealTakeProfit、RealStopLoss、PipStep、VirtualTrades、VirtualTakeProfit、LotMultiplier、MaxBuyTrades、MaxSellTrades)が変更されます。
3:RealTakeProfit = 29.0
リアルトレード時に適用する「TP(テイクプロフィット)」の値
4:RealStopLoss = 0.0
リアルトレード時に適用する「SL(ストップロス)」の値。デフォルト設定で運用する場合は、この値を「0」のままにしておき、代わりに「DD_StoplossPct」の変数で、ストップロスの値を設定することが推奨されています。
5:PipStepMultiplier
PipStep(ポジションを追加する間隔)を調整する変数です。PipStep = 10 / PipStepMultiplier = 1.5 設定の場合
3 回目のトレードに適用されるPipStepは10×1.5=15
4 回目のトレードに適用されるPipStepは15×1.5=22.5
6:LotStepMultiplier
ポジション追加時のロットサイズを調整する変数です。後述の「LotMuitplier」の変数と協調する形で適用されます。
デフォルト設定時 (LotStemMultiplier = 1.0)の場合
1回目のトレードのロットサイズ は「0.10lot」
2回目のトレードのロットサイズ は0.10×1.7×1.0 = 「0.17lot」
LotStepMutiplier = 1.5 設定の場合
1回目のトレードのロットサイズ は「0.10lot」
2回目のトレードのロットサイズは0.10×1.7×1.5 = 「0.25lot」
7:PipStep = 21
「一つ前のトレードの始値から何pips開いたらポジションを追加するか」を設定する変数です。
8:VirtualPipStep = 21
バーチャルトレード機能においてのみ使用されるPipStepの値を設定できます。
9:VirtualTrades = 6
バーチャルトレード機能において、相場の状態をモニタリングし、安全なエントリーポイントを決定するために、バックグラウンドで同時に取引するトレードの最大数を設定できます。この値を大きくすればするほど、リアルトレードの頻度は下がります。仮にこの変数の値を「8」に設定し、「VirtualTakeProfit = 34.0」で運用した場合、滅多にトレードしなくなる代わりに、トレードの精度はかなり高くなります。また、この変数を「2~3」程度に設定した場合には、トレードの頻度はかなり上がる一方で、勝率は劇的に低くなります。この値を「0」に設定した場合、即座にトレードが開始されることになります。なお、この変数は、「VirtualTakeProfit」と密接に影響し合います。
10:VirtualTakeProfit = 34.0
バーチャルトレード機能においてのみ使用される「テイクプロフィット(TP)」の値を設定できます。ここで設定される値は、現実のリアルトレードには何の影響も持ちません。大規模の調査テストを行う場合を除き、この値はデフォルト設定のままにしておくことが推奨されています。この変数の値を小さくすると、トレード頻度は低くなる一方で、急激なリトレースメントの動きを見せるようになり、反対の値を大きくすると、トレード頻度は高くなる一方で、より緩やかなリトレースメントの動きを見せるようになります。
11:LotMultiplier = 1.7
EAがポジションを追加する際のロットサイズを調整する変数です。この変数に設定した値を、最後に建てられたポジションのロット数に乗算した値が、追加ポジションのロットサイズとなります。
LotMutlipier = 1.7 / 最後に建てられたポジションのロット数=0.10lot の場合
追加ポジションのロットサイズは0.10×1.7 = 「0.17lot」
12:Accuracy = 100
バーチャルトレード機能が発する「売り/買いシグナル」に従う精度を設定できます。この値を小さくすると、トレード頻度が高くなりますが、トレードの精度は下がります。もし「EAのトレード頻度をもう少し高くしたい」という場合には、この値を「75」以上の任意の値に設定するのも良いかもしれません。
13:MaxBuyTrade = 5
それぞれの通貨ペアについて、同時に建てられる「買いポジション」の数を設定できます。
14:MaxSellTrades = 5
それぞれの通貨ペアについて、同時に建てられる「売りポジション」の数を設定できます。
15:UseSameTP
保有している複数のポジションに、「常に同じTPの値が適用されるように調整する」か「それぞれに設定された個別のTPの値を適用する」かどうかを選択できます。
16:UseSameSL
保有している複数のポジションに、「常に同じSLの値が適用されるように調整する」か「それぞれに設定された個別のSLの値を適用する」かどうかを選択できます。
17:WaitForNextBar
この変数を有効化すると、現在のバーが閉じるまで、次のトレードが開始されないようになります。乱高下を続ける相場をやり過ごす際などに有用です。
18:RestDataOnFriday
この変数を有効化すると、毎週金曜日の市場が閉じる時間に、バーチャルトレードのデータがすべてリセットされるようになります。
Lot Control — ロット(4)
1:MM = on
EAの自動計算による「変動ロット」制で運用したい場合は、有効化してください。この変数を無効化すると、「ManualLot」の変数が有効化され、「固定ロット」制での運用に切り替わります。
2:Risk_ = 0.2
この変数は、新規にポジションを建てる際のロットサイズに影響を与えます。ロットサイズは、口座の残高とレバレッジ設定に基づき、自動的に算出されます。なお、この変数は、ロットサイズにのみ影響するものであり、取引の頻度には一切の影響を及ぼしません。また、一部のマイクロ口座で運用する場合には、この変数に通常よりも大きな値を入力する必要があるかもしれませんが、通常は「0.3」以下の値からスタートしてください。その後、より大きな利益を狙いたくなった場合には、自分でリスクとリターンのバランスを見極めながら、少しずつ値を大きくしていくようにしてください。
リスク設定の目安
0.1~0.3 ⇒ 低リスク
0.4~0.9 ⇒ 中リスク
1.0~ ⇒ 高リスク
3:Risk_Type = Account_Balance
ロットサイズの計算方法を変更する変数です。デフォルト設定では、Account_Balance(口座の残高)」に基づいてロットサイズが算出されるようになっていますが、「Account_Equity(有効証拠金)」に基づいて算出されるように変更できます。値をAccount_Equity に設定すると、ドローダウンが大きくなっている間は、より小さなロットサイズで新規にポジションを建てるようになります。
4:ManualLot
この変数を有効化すると、「固定ロット」制で運用されるようになります。この変数に入力した値が、そのまま固定ロットサイズとして適用されます。なお、この変数は、「MM」の変数を「off(無効化)」に設定すると、自動的に有効化されます。
Spread & Slippage — スプレッドとスリッページ(4)
1:MaxSpread = 7
許容する最大スプレッド幅(pips)を設定できます。
2:Slippage = 6
スリッページは、「注文価格と約定価格との差(pips)」と定義されます。
3:RestartSlippage = 30
本EA は、MT4のクラッシュや再起動などの万が一の事態に備えて、あらゆるバーチャルトレードの情報を保存しますが、「MT4が落ちた時に記録された価格」と「再起動してMT4のバックアップを読み込んだ時の価格」との差(pips)が、この変数に設定した値よりも大きかった場合、カウントがリセットされます。なお、この変数の値を、あまり大きく設定しすぎると、この機能が正常に動作しなくなる恐れがあります。
4:RestartHours = 10
「RestartSlippage」と同様に、「MT4が落ちてから再起動されるまでの時間」が、この変数に設定した値よりも大きくなってしまった場合、カウントがリセットされます。また、値をあまり大きくしすぎると、正常に動作しなくなる恐れがあります。
TP/SL Controls — テイクプロフィットとストップロス(10)
1:DD_SL_Mode
変数 「DD_StopLossPct」の適用範囲に関する変数です。値を「thisChart」に変更すると、変更したチャート上で設定されている「DD_StopLossPct」の値が、そのチャート上でのトレードにのみ適用されます。一方で、値を「allCharts」に変更すると、変更したチャート上で設定した「DD_StopLossPct」の値が、すべてのチャート上でのトレードに適用されるようになります。なお、別の変数「PauseAfterStopOut」の適用範囲は、この変数の設定に準じます。
2:DD_TP_Mode
変数「FloatingTP_Pct」の適用範囲に関する変数です。この変数については、「DD_SL_Mode」の説明文中の「DD_StopLossPct」を、「FloatingTP_Pct」に置き換えて読んでください。ただし、この変数は、「PauseAfterStopOut」の挙動には影響を与えません。
3:DD_StoplossPct = 35
損切りを実施するまでのドローダウン上限を、口座残高に対するパーセンテージ(%)で設定できます。1つのチャートでこの上限に達した場合、関連するすべての取引が強制的に決済されます。低リスクで運用したい場合は、この値を「10~30」に設定することが推奨されています。
4:DollarSL
バスケットの損失額が、この変数に設定した金額(米ドル)に達するとと、損切りを実施します。損失額の計算を、それぞれのチャートで独立して行うか、すべてのチャートにまたがって統合的に行うかは、「DD_SL_Mode」の値(thisChart かallCharts)に従います。
5:DD_Pause = 20
現在ドローダウンが、この変数に設定した値(%)に達するか超えるかすると、新規にポジションを建てなくなります。
6:FloatingTP_Pct = 1.01
口座残高に対する未決済バスケットの利益額が、この変数で設定した値(%)に達
した場合、ポジションが決済されます。
7:DollarTP
この変数に設定した金額(米ドル)に基づいて、利確を実行します。利益額の計算を、それぞれのチャートで独立して行うか、すべてのチャートにまたがって統合的に行うかは、「DD_TP_Mode」の値(thisChart かallCharts)に従います。
8:PauseBasketsAtDD
この変数を有効化すると、現在ドローダウンが「DD_Pause」で設定した値を下回る
まで、新たにバスケットに追加されなくなります。
9:PauseAfterStopout = true
「DD_StopLossPct」が作動し、損切りが実施された場合、下記の変数「HoursToPauseTrade」で指定した時間が経過するまで、そのチャートはトレードを再開できなくなります。
10:HoursToPauseTrade = 48
「PauseAfterStopout」の項目を参照。
Trailing Modes — トレーリングモード(12)
1:ChartDisplay = True
チャート上に情報を表示するかどうかを選択できます。
2:TrailingMode = off
この変数を有効化すると、EAが「トレーリングストップ注文」を実行するようになります。
3:TrailingStep = 2
TPと価格がどのくらい近付いたら(pips)、「TrailingTP」と「TrailingSL」を実行するかを決定する変数です。
4:TrailingTP = 5
現在TPの値を、この変数に設定した値を1 単位として変動させます。
5:TrailingSL = 5
現在SLの値を、この変数に設定した値を1 単位として変動させます。
6:TrendTrailTrigger
変数「TrendMode」が有効化されている場合のみ実行される変数です。デフォルト設
定では「5」に設定されていますが、これは、「TrendMode がトレンドに従い5 つ以上のポジションを建てると、EAがそれらすべてのポジションに対してトレーリングを開始する」ことを意味します。
7:EquityTrail
未決済のポジションの含み益に基づいた新しいトレーリングストップモードを有効化(無効化)する変数です。変数「EquityTrailStep」の値が「0.1」、変数「EquityTrailTP」の値が「1.0(%)」だとした場合、未決済のポジションの利益が「1.0%」に達すると、自動的に「EquityTrailTP」の値が「1.1(%)」に更新され、変数「EquityTrailSL」の値が「0.5(%)」に設定されます。その後、利益が「1.1%」に達すれば値は「1.2(%)」へと再び更新され、「EquityTrailSL」の値も「0.6(%)」へと変更されます。この動きは、利益が「EquityTrailSL」の値に達するまで続
きます。この機能は、「RealTakeProfit」および「FloatingTP_Pct」の値をともに「0」に設定している場合に非常に有用であり、すべての利益は、この「EquityTrail」機能によって管理されることになります。この機能が実行されると、チャート上に緑字で「現時点で確保している利益」に関する情報が表示されます。
8:EquityTrailStep = 0.2
「EquityTrail」機能が実行された時に増加させる「EquityTrailTP」の値を設定する
変数です。
9:EquityTrailTP
利益がこの変数で設定した値に達すると、「EquityTrail」機能が実行されます。この変数の値は、口座残高に対するパーセンテージ(%)で設定します。
10:EquityTrailSL
この変数の値は、以下の計算式に従って、「EquityTrailTP」と「EquityTrailStep」の値から自動的に算出・設定されます。
EquityTrailSL = EquityTrailTP-(EquityTrailStep×5)
11:FullBasketEquityTrail
この変数を有効化すると、「バスケットが満杯になった(ポジション保有数が設定上
限に達した)」上で、現在ドローダウンが「WhenToStart_FBET」で設定した値にまで達する(回復する)と、「EquityTrail」モードが作動するようになります。
12:WhenToStart_FBET
現在ドローダウンが、この変数で設定した値(%)を一度下回り、その後ドローダウン
が解消されて再びこの値に達すると、変数「FullBasketEquityTrail」が実行されます。この変数には、必ず「負の値」を設定してください。例えば、この変数を「-5(%)」に設定しており、5つの上限一杯まで保有しているポジション(バスケット)の現在
ドローダウンが「-10%」だったとした場合であれば、現在ドローダウンが「-5.0%」以下にまで縮小されると、トレーリングを開始し、ドローダウンが「+3%」に回復するまでトレーリングが継続されることになります。
Indicators — インディケーター(33)
※以下のインジケーターは、「新たにバスケットにトレードを開始させないようにする」 または 「新たにバスケットにトレードを開始させる」ためのものですが、もし「トレードを開始させないようにしたい」だけであれば、特に設定を変更する必要はありません。ただし、もし「特定の条件において、トレードを開始させるようにしたい」場合には、必要に応じて変数の値を変更してください。なお、その場合には「VirtualTrades」と「VirtualPipStep」の値を、どちらも「1」に設定してください。
1:Reset Virtual Data if Indicators aren’t ready and Accuracy is 100%
「バーチャルトレード」機能を活用する戦略においては、どのインジケーターを有効化している場合でも、100%以上のバーチャルトレードのデータ精度と、それらのインジケーターが作動する条件を満たすことが求められることになります。ですが、データ精度の方が100%に達した場合でも、インジケーターの作動条件が満たされず、バーチャルトレードのアルゴリズムがあまりに長い間、宙ぶらりんの状態で停止してしまう状況に陥る恐れがあります。この場合、最終的にインジケーターが作動しエントリーしたとしても、既にそのエントリーは良くないものとなっているかもしれません。この変数を有効化すると、データ精度の条件を満たしている状態でインジケーター側の条件が満たされていない場合に、バーチャルトレードのデータは0%にリセットされるようになります。なお、この変数を有効化すると、トレード頻度は著しく低下します。
2:DynamicAdditionals
「バスケット内にトレードを追加でエントリーするためのインジケーターフィルタ」を必要とする変数。 PipStepに関する条件も満たされる必要があります。この変数を有効化した上で「RSI インジケーター」も有効化すると、RSI が「70を超える(売り」、または「30未満(買い)」となり、かつPipStepのギャップが満たされている間のみ、Flex は追加トレードを実行するようになります。
3:MaxADR
「ADR(アベレージ・デイリー・レンジ)」というインジケーターの数値が、この変数に設定した値を超えた場合、EAは新規にポジションを建てることができなくなります。大きなドローダウンを出しそうな状況から、通貨ペアを救い出すのに役立つ変数です。
4:ADR Days
この変数に設定した値(日数)を1単位として、「MaxADR」の観測と、ADRの計算が実行されます。
5:CloseTradesAtADR
この変数を有効化すると、ADRの数値が「MaxADR」に設定した値を超えると、その
チャートのトレードを決済するようになりますが、ほとんどの場合、損失を出す結果となります。
6:PauseBasketAtADR
この変数を有効化すると、ADRの数値が「MaxADR」に設定した値を超えている間はずっと、バスケットに新たなトレードが追加されなくなります。
7:UseSR
この変数を有効化すると、サポートライン(下値支持線)とレジスタンスライン(上値抵抗線)の付近では、新たにトレードが開始されないようになります。
8:TradeSR
この変数を有効化すると、サポートラインとレジスタンスラインの付近でもトレードが開始されるようになります。それぞれ前者の付近では「買い」、後者の付近では「売り」のトレードが実行されます。なお、この機能を利用するには、変数「ReverseMode」を有効化してください。
9:NumOfBars
サポートラインとレジスタンスラインを設定するために利用するバーの数を入力する変数です。SRインジケーターを利用する場合は、チャートの時間足を「1時間足(H1)」または「4時間足(H4)」に設定することが推奨されています。
10:PipsAwayFromSR
「サポートラインとレジスタンスラインにどれだけ近付いたらトレードを停止させるか」を設定する変数です。例えば、仮にこの変数の値を「30(pips)」に設定したとすれば、どちらのラインからでも30pips 以内にある間は、トレードが実行されなくなります。
11:UseEMA
この変数を有効化すると、「EMA(指数平滑移動平均線)」が利用できるようになります。なお、その計算には、関連する変数「EMA1」と「EMA2」に入力した値を使用し、現在の時間足の中間価格(高値と安値の平均値)に基づいて算出されます。
12:UseStochastic
この変数を有効化すると「ストキャスティクス」が有効化され、以下4つの変数に基づいてトレードを管理するようになります。もし、上から2つの変数を適用したくない場合は、両方の値に「0」を設定し、その下2つの変数に値を入力してください。
13:BuyAboveStoch
現在値が、変数に設定した値(%)を上回れば、「買い」ポジションを建てる
14:SellBelowStoch
現在値が、変数に設定した値(%)を下回れば、「売り」ポジションを建てる
15:BuyBellowStoch
現在値が、変数に設定した値(%)を下回れば、「買い」ポジションを建てる
16:SellAboveStoch
現在値が、変数に設定した値(%)を上回れば、「売り」ポジションを建てる
17:Stock_K
「%K」ラインの計算に含める期間(日数)を入力する変数です。
18:Stock_D
「%D」ラインの計算に含める期間(日数)を入力する変数です。
19:Stock_S
スローイングの値を設定する変数です。
20:UseTDI
この変数を有効化すると、「TDI(Traders Dynamic Index)」に似たインジケーターが有効化されます。このインジケーターは、3つのシンプルな移動平均線(2日、7日、40日)と「typical price(当日高値と当日安値と当日終値の平均値)」を利用します。
TDI1ラインがTDI2ラインを上回り、かつTDI1とTDI2の両ラインがTDI3ラインを上回った場合、「売り」ポジションを建てます。反対に、TDI1ラインがTDI2ラインを下回り、かつTDI1とTD2の両ラインがTDI3ラインを下回った場合は、「買い」ポジションを建てます。
21:TDIPeriod1
TDIで使用する移動平均線の計算期間(日数)を変更できます。もし「UseTDICross」を有効化したい場合には、「TDIPeriod1」と「TDIPeriod2」の値を変更することができます。また、「TDISlope」は、「TDIPeriod3」の値に基づきます。
22:UseTDICross
この変数を有効化すると、TDI1がTDI2を上回った時点で、既にその両方がTDI3を上回っていた場合に、「買い」ポジションを建てます。また、TDI1がTDI2を下回った時点で、既にその両方がTDI3を下回っていた場合には、「売り」ポジションを建てます。
23:UseSlopeCross
この変数を有効化すると、TDI1とTDI2の両方がTDI3を上回った場合に「買い」ポジションを建て、反対にTDI1とTDI2の両方がTDI3を下回った場合には、「売り」ポジションを建てるようになります。なお、この機能を有効化するには、変数「UseTDI」を必ず有効化してください。
24:CheckTDISlope
この変数を有効化すると、TDI3が「TDISlopeBars」に向けて連続的に上昇した時に「買いポジション」を建て、連続的に下降した場合には「売り」ポジションを建てるようになります。なお、この機能を有効化するには、変数「UseTDI」を必ず有効化してください。
25:TDISlopBars
「CheckTDISlope」が使用する現在の時間足のバーの数を入力する変数です。
26:TDIFarApart
「HowFarApart」の条件を満たし、この変数が有効化された時、TDI1がTDI2を上回っていた場合には「買い」ポジション、TDI1がTDI2を下回っていた場合には「売り」ポジションが建てられます。「1時間足(H1)」チャートで「40(pips)」の設定が推奨されています。
27:HowFarApart
TDI1が、この変数に入力した値(pips)だけTDI2から離れると、「TDIFarApart」が実行されます。
28:UseRSI
「RSI(Relative Strength Indicator)」を利用するかどうかを選択する変数です。もし利用する場合には、変数「VirtualTrades」の値を「1」に設定してください。
29:WaitForRSIExit
この変数を有効化すると、「SellAboveRSI」または「BuyBelowRSI」の条件が満たされるまでポジションを建てないようになります。
31:RSIPeriod
RSI の計算に含める期間(日数)を指定する変数です。
32:BuyBelowRSI
この変数に指定した値をRSI が下回った場合、「買い」ポジションを建てます。
33:SellAboveRSI
この変数に指定した値をRSI が上回った場合、「売り」ポジションを建てます。
Time/Day Filters — 時間フィルター(15)
1:Mins_Between_Trades = 1
同一のチャート上において、ポジションを建ててから次のポジションを建てるまでの待機時間(分)を入力する変数です。矢継ぎ早に多数のポジションが建てられ、急激にドローダウンが膨らむ事態を未然に防ぐのに有用です。
2:StartingTradeDay
EAにトレードを開始させたい曜日を指定する変数です。
3:EndingTradeDay
EAにトレードを停止させたい曜日を指定する変数です。例えば、この変数の値を「Thursday(木曜日)」に設定した場合、金曜日からトレードを停止します。過去のデータ上、金曜日のトレードはこのEAにとって非常にリスクが高いものになりやすいため、このEAに搭載されているほとんどの戦略は、金曜日にトレードを行わないようデフォルトで設定されています。
4:StartHour
EAにトレードを開始させる時間(24 時間表記)を入力する変数です。
5:StopHour
EAにトレードを停止させる時間(24時間表記)を入力する変数です。ほとんどの戦略において、24時間休まずトレードを行うようにデフォルトで設定されています。
6:TradeAustralian
「オーストラリアセッション(時間帯)」で、EAにトレードさせるかどうかを決定するための変数です。
7:TradeAsian
「アジアセッション」でトレードさせるかどうかを決定するための変数です。
8:TradeLondon
「ロンドンセッション」でトレードさせるかどうかを決定するための変数です。
9:TradeNewYork
「ニューヨークセッション」でトレードさせるかどうかを決定するための変数です。
10:CloseBasketAfterXmins
新しくポジションが建てられた時、新しいバスケットが作成されたとも考えることができます。この変数を有効化すると、そのポジションが建てられた瞬間から「CloseMinutes」に設定した時間(分)が経過すると、バスケット内のすべてのポジションを強制的に決済するようになります。
11:CloseMinutes
「バスケットをオープンしたままにしておく時間(分)」を設定するための変数です。設定した時間が経過すると、損益の有無にかかわらず、強制的にバスケット内のポジションがすべて決済されます。
12:CloseTradeBeforeMarketClose
この変数を有効化すると、「CloseHour」で設定した時刻(金曜日)になると、損益の有無にかかわらず、すべてのポジションが決済されるようになります。
13:CloseHour
「毎週金曜日の何時になったら、EAにトレードを停止させるか」を決定する変数です。どんなに遅くとも、市場が閉まる1時間前までの時刻を設定してください。不安なら、市場の閉まる数時間前に設定しておいてください。
14:PauseAfterProfit
この変数を有効化すると、「最後に利益を得たトレード」を決済してから、「HoursToPauseAfterProfit」に設定した時間が経過するまで、トレードが開始されなくなります。
15:HoursToPauseAfterProfit
「PauseAfterProfit」が実行された際に、次のトレードを開始させるまでの待機時間
Recovery Mode — リカバリーモード
1:UseEarlyRecoveryMode(3)
この変数を有効化すると、「StartRecovery」に設定した値(回数)分のトレード
の間だけ、「LotMultiplier」を停止させるようになります。設定した回数を超えると、「LotMuliplier」を作動させます。
2:UseLateRecoveryMode
この変数を有効化すると、「StartRecovery」に設定した値(回数)分のトレードの
間だけ、「LotMultiplier」を作動させるようになります。設定した回数を超えると、「LotMultiplier」を停止させます。例えば、「StartRecovery」の値を「3」に設定し、最初の3 回のトレードのロットサイズが「0.1」⇒「0.2」⇒「0.3」と増加していた場合、4 回目と5 回目の取引はどちらも「0.3」となります。なお、どちらのリカバリーモードを利用する場合においても、「RealTakeProfit」の値を「0」に設定し、「EquityTrail」または「FloatingTP_PCT」の変数に利益の管理を任せることが推奨されています。
3:StartRecovery
何回目の取引で「リカバリーモード」を開始、または終了させるかを決定するための変数です。
Hedging — ヘッジ(7)
1:UseHedging
未決済のバスケットに対してヘッジトレードを行うかどうかを決定する変数です。この変数は、1つのチャート上で保有中のポジション数が「MaxBuyTrade」または「MaxSellTrade」に設定した上限まで達した時にのみ有効化されます。
2:HedgeOnce
「HedgeTP」を「50(pips)」に設定した場合、利益が50pipsに達すると決済されます。ヘッジも行われますが、バスケットは損失を出したままとなります。 この変数を無効化すると、その50pipsの最初のヘッジが利益を出して終了すると、別のヘッジが開始されます。「HedgeSL」 についても、同様の処理が行われるようになります。
3:CloseTogether
この変数を有効化すると、設定したTPまたはSLの値に達すると、強制的にバスケットを
決済するようになります。逆に、いかなる理由であっても、バスケットが決済されるとヘッジも終了するようになります。
4:HedgeAfterPips
「バスケットの最後のトレードの直後にではなく、最後のトレードから何pips動いたらヘッジトレードを開始するか」を設定する変数です。
5:HedgeTP
ヘッジトレード時に適用するTPの値(pips)を設定する変数です。
6:HedgeSL
ヘッジトレード時に適用するSLの値(pips)を設定する変数です。
7:HedgeMultiplier
バスケットの合計ロット数に基づいて、ヘッジトレードのロットサイズを計算するための変数です。例えば、この変数の値が「1.0」、バスケットの総ロット数が「0.50」だった場合、5回目のトレードが開始された後にヘッジトレードが開始され、ロットサイズは「0.50」に設定されます。なお、この変数は、「0.50~0.75」または「1.25~1.50」の範囲に設定することが推奨されています。
Special Modes — スペシャルモード(6)
1:ECN = True
ECN口座でのトレードに対応するための変数です。
2:newMode
この変数を有効化すると、バーチャルトレードのアルゴリズム設定が緩和され、トレード頻度が増加します。通貨ペアや相場の状況などにもよりますが、トレード頻度が100%を超える可能性があります。
3:Reversemode
この変数を有効化すると、「買い」ポジションを建てる代わりに「売り」ポジションを建て、「売り」ポジションを建てる代わりに「買いポジション」を建てるようになります。どちらか一方向に、しばらく一方的に進む相場において、有効化すると良いとされています。
4:trendMode
この変数を有効化すると、「MaxBuyTrade」または「MaxSellTrade」で設定した上限に達するか、「FloatingTP_Pct」に設定した条件が満たされるまで、トレンドの流れに沿ってポジションを建てるようになります。例えば、「TrendPipStep」の値が「21(pips)」だった場合、新たに建てたポジションの価格が「21pips」分だけ利益の出る方向に動いた場合、同じ方向にロットサイズを増加させた2 つ目のポジションが建てられます。
5:trendHybrid
ロットサイズを増加させたポジションを追加で建てる点については「trendMode」と同様ですが、「21pips(=TrendPipStepに入力した値)」だけ利益が出る方向に価格が動いた場合のみならず、「21pips」損失が出る方向に価格が動いた場合にも、ポジションが追加されます。
6:TrendPipStep
「trendMode」または「trendHybrid」で使用するpipstepの値を決定する変数です。
EA Information — EA情報(9)
1:EA_Name
EAの名称です。
2:MagicNumber = 29988
EAのマジックナンバーです。同じチャート上で同時にFlex EAを2つ運用する場合などにだけ、この値を変更してください。
3:HideFromBroker
この変数を有効化すると、オーダーコメントに「FlexEA」という名称と使用している戦略の名称が表示されなくなります。
4:ChartDisplay
この変数を無効化すると、チャート上にEAの情報が表示されなくなります。
5:ShowButtons
「On/Off」、「Close」、「Close All」の3つのボタンを、チャート上に表示するかどうかを変更するための変数です。
6:Font
EA がテキスト表示に使用しているフォントの情報です。
7:Color
文字の色を変更するための項目です。
8:Size
文字の大きさを変更するための変数です。
9:Max_Charts = 3
同時にトレードを実行できるチャートの上限数を設定するための変数です。ほぼすべての戦略の規定値は「3」に設定されていますが、この場合、4つ目のチャートがポジションを建てようとしても、注文は拒否され、バーチャルトレードのデータもリセットされます。この変数は、「同時にトレードできるチャートの上限数」に関するものであり、「EA を設置できるチャートの上限数」を決定するものではありません。また、同一口座上で、マジックナンバーを変更した上で2つのFlex EAを同時に稼働させた場合、前述の上限数は2 倍になります。
Currency Pair Filters — 通貨ペアフィルター(1)
この設定は、8 つの主要通貨について、同時にトレード可能な上限数を設定するための変数です。デフォルトでは「1~2」に設定されています。例えば、「EUR = 2」の場合、既に「EURUSD」と「EURGBP」のチャートでトレードを行っていた時に、さらに「EUR」を含む別のチャートがトレードを開始しようとしても、取引がブロックされます。この変数は、天災的な市場の急騰や急落による被害から資産を守る上で、重要な役割を果たします。
以下は、各通貨の規定値。
USD = 2
EUR = 2
GBP = 2
JPY = 2
CHF = 2
CAD = 2
AUD = 1
NZD = 1
News Filter — ニュースフィルター(9)
1:UseNewsFilter
この変数を有効化すると、重要な発表の前後で、EAにトレードを停止させることができます。
2:MinBeforeNews
発表の何分前になったらトレードを停止させるかを指定するための変数です。
3:MinsAfterNews
発表後、何分が経過したらトレードを開始させるかを指定するための変数です。
4:NewsImpact
EAに監視させる発表の重要度(1~3)を設定するための変数です。
「3」 ⇒ 重要な発表のみをチェックさせる
「2」 ⇒ そこそこ重要な発表もチェックさせる
「1」 ⇒ すべてのニュースをチェックさせる
一般的には、「3」に設定しておくのが良いとされています。
5:OffsetHours
EAの時刻設定に関する変数です。チャート上にニュース発表の報告が表示された時刻と、こちらのサイトに記載されている発表時刻とが合致していない場合に、この変数を変更してください。
6:ShowNewsPane
チャートの左下部に、「ニュース発表に関する情報パネル」を表示させるどうかを変更するための変数です。
7:ShowBG
情報パネルの背景を表示させるかどうかを変更するための変数です。
8:CloseBasketsBeforeNews
ニュースの発表前に保有中のパスケットを決済させるかどうかを決定するための変数です。この変数を有効化すると、例えば「AUDUSD」のバスケットを保有している状態で、「MinsBeforeNews」で設定した時間(分)以内にAUD に関する重要なニュースが発表される場合、損益の有無にかかわらずバスケットが決済されるようになります。
9:ResetVirtualDataAfterNews
重要なニュースの発表後に、バーチャルトレードのデータをリセットするかどうかを決定するための変数です。この変数を有効化すると、トレード頻度は著しく低下します。