こんな疑問にお答えします。
- 【EATradeStop】が存在しない世界…破綻者がうごめく
- 【EATradeStop】で減らせた損失、守れた利益…涙
- 具体的な使い方と注意点【EAではありません】
- 【発見】EATradeStopと一緒に使うと便利「MT4BackTester」
- 損失減らしますか?それとも放置し続けますか?
筆者は投資歴19年目、EAトレーダー。
30台以上のMT4を常時動かしFX自動売買。海外製EAがメインなので、EAのニュースフィルターで経済指標発表時のトレードを制限しています。
ぶっちゃけ、面倒くさいです。これには同感。「経済発表前後は、EAを止めましょう」という人は多いけど、そんなに大事なこと…。
その理由と、アナタの「損失」と「利益」への影響を中心にお話しします。
【EATradeStop】経済指標でEAを止める・MT4を自動停止できないと…
「口座破綻者」は増えます。
これが、EAを停止すべき理由。具体例を見ていきます。
具体例①:2021年3月5日の「米国雇用統計」前後
最大損失 | 日時 | 経済指標 |
168,534円 | 2021年3月5日 | 米国雇用統計 |
米国雇用統計、前後の動き。
3月第1週の米国雇用統計にかけてのポジションが、大きな含み損失を抱えました。EAは一方方向の動きに弱い。こういった動きは、経済指標発表時間に発生しやすい。
具体例②:2021年6月16日の「米国FOMC」前後
最大損失 | 日時 | 経済指標 |
170,625円 | 2021年6月16日 | 米国雇用統計 |
米国FOMC、開催週の動き。
6月第3週の火曜日から水曜ににかけて、米国でFOMCが開催されました。FOMCは米国の金融政策を決める会合で、FX市場に大きな影響を与えます。この影響をもろに受け、大きな含み損失を抱えました。
※取引データも含めて「宙・鉄火場の激子さん」を最適化するため、1年間動かし続けた話【完】で詳しく解説。気になる方は、参考にしてください。
筆者は、口座破綻しませんでした。
ただ、これはデモ口座の結果です。本音として、リアル口座では絶対動かしたくはないですね。
経済指標の発表前後は「損失」が発生しやすい。これは事実だと感じました。気になる方は、自分の手で「Twitter投稿」を検索してみてください。
激子さん危なかったけど手動で損切りして-9万円で済みました😢
3桁万円失ってる方も結構いて、少し怖くなりました資金を入れた方が勝ちやすくなるんですけど、無くなった時のダメージは大きい
皆さんも資金管理には気をつけてください#激子さん
— モンモン (@gm39lxi) March 5, 2021
手動で停止しても、ツールを使い自動で停止しても同じ。
具体的にやるべきことを、つぎの章で紹介します。
【EATradeStop】で減らせた損失、守れた利益…涙
どの経済指標で停止すればいいのか。
以下の2つです。
- 米国雇用統計(年12回)
- 米国FOMC(年6回)
手動で停止するなら、以上の経済指標の発表日前後にEAを停止。年18回、月あたり1.5回なので、アナタの負担にはならないでしょう。
解決策は、EAを自動停止できるツールの活用。
数は少ないですが、便利だと感じたものを紹介します。
【EATradeStop】経済指標発表や任意の時間でEAを停止、開始できるMT4トレードツール
販売実績 | 販売開始日 | 販売価格 |
490本 | 2018/9/15 | 4,900円 |
お気に入り | フォロワー | コミュニティ |
113 | 29 | 124 |
基本的な機能は11個あり。そのなかで重要なのは4つ。①指定して任意の曜日・時刻に停止再開、②指標発表の前後で指定した時間だけトレードを停止、③停止したい指標発表(国別)を指定できる、④恐怖指数(VIX)停止機能。
つづいては、具体的な使い方を見ていきます。
【EATradeStop】の具体的な使い方と注意点【EAではありません】
使い方のポイントを見ていきます。
なぜ、経済指標の発表時間に停止できるのか
経済指標の発表時間について、ある程度パターンはあります。しかし、正確な日時は少なくとも数か月まえにならないと分かりません。(※例えば2022年のスケジュールは2021年に決定します)
MT4にセットしたツール自体に、スケジュールは組み込んでありません。オンライン上でツールが、指標発表時間を特定のサーバーから受信してEAを停止している。こんな仕組みかなと。
ツール自体に、この機能を組み込もうとすると、サーバー管理という作業も必要になる。よって、多くのゴゴジャンEA開発者は、この機能を組み込んでいない。
- Forex Flex EA|圧倒的なカスタマイズ性 ※30日間の無条件返金保証あり。利用者も多く、カスタマイズ性はダントツ。
- Grid Maste Pro|人気のグリッド型EA ※60日間の無条件返金保証あり。販売歴は10年超、FXAutomater社のEA。
この機能は海外製EAでは、デフォルトで使用できるものが多い。別途、このツールを買うのなら、最初から組み込んであるEAを使う。これも選択肢のひとつでしょう。
※ニュースフィルター機能つきの海外製EAについては海外EAでFX自動売買したら、詐欺ではなくバブルに遭遇した。で解説。気になる方は、こちらも参考にしてください。
こんなEAと組み合わせて使うと利回り向上
ゴゴジャンの有料EAですら、組み込まれていない機能。なので、無料EAにはもちろん実装されていません。
【EATradeStop】がもっとも力を発揮するのは、無料EAとの併用ではないかと考えています。具体的な方法は以下のとおり。
- 複数の無料EAでポートフォリオを作成
- 【EATradeStop】で指標発表時間に自動停止
こんな感じになるのかなと。
※具体的な無料EAは【実績公開】最強の無料EAはコレ!MT4でFX自動売買しよう。で紹介。こちらを参考にしてください。
【EATradeStop】には、EA停止のタイミングで全ポジションを決済する機能あり。なので、この時間帯は、取引を一切しないというのなら問題ありません。
しかし、ナンピン型のEAは、含み損を抱えている期間が長め。含み損の状態で決済をくり返すことになり。逆に利回りが悪化するケースも出てきそう。動かすEAによって相性がありそうです。
ただ、ゴゴジャンEAや無料EAで、
ニュースフィルター機能を使う方法は他になし。唯一の方法となります。
【EATradeStop】を販売しているゴゴジャンは、日本最大の投資関連ECサイト。購入前にツール開発者に質問できる「コミュニティ」機能があります。気になることは、ここで質問しましょう。
» 【EATradeStop】経済指標発表や任意の時間でEAを停止、開始できるMT4トレードツール – GogoJungle
EATradeStop以外にも便利なツールを開発しています。
バックテスト効率化ツールである”MT4BackTester”を紹介。トレードの効率化を考えていきましょう。
【発見】EATradeStopと一緒に使うと便利「MT4BackTester」
使い方は簡単3ステップ。
”MT4BackTester”を実際に使ってみました。
- ①:購入後、指定URLからライセンス登録を行う
- ②:ツール起動後、ライセンス認証をする
- ③:ツール設定後、バックテスト開始
これだけです。
そして、実際に効率化できる内容は以下のとおり。
”MT4BackTester”で自動化できる条件 (機能)
- EA別:MT4にインストール済みのEAすべて
- 通貨ペア別:34通貨ペア
- 時間足別:7つ (1分足から日足まで)
上記を選択して一度に実行できます。
たとえば、”あるEAのバックテストを8種類の通貨ペアで3種類の時間でバックテストしたい”場合、24回のバックテストを手動で実行する必要があります。
”MT4BackTester”では、1回設定するだけで、自動的に24回のバックテストを実行。手動でやる場合と比べて労力「1/24」に削減可能です。
しかし、実際に使ってみると、少し気になる点もありました。
いっしょに見ていきます。
”MT4BackTester”で気になった問題点(ド素人目線)
EAのファイル名にピリオドが入っているとHTMLファイルが正しく出力されない。これは「MT4」の仕様上の問題です。
解決法としては、EAのファイル名をピリオドなしに変更する。
- 変更前:「Forex-Flex-EA-4.66」
- 変更後:「Forex-Flex-EA-466」
このようにファイル名を変更してから、バックテストを実行すると正常にデータ出力されます。
この程度の手間は、惜しんではいけません。
バックテストを24回も1回1回手動でやるのにくらべたら、数秒で終わる作業です。
時間を平気で浪費できる人は、人生の価値を理解していない。
A man who dares to waste one hour of time has not discovered the value of life.-チャールズ・ダーウィン(イギリスの地質学者・生物学者)
時間を浪費しないために、数秒の時間を投資してください。
追記:無料お試し版がありました
無料版では以下の制限があります。
- ①:通貨ペアはUSDJPY、EURJPY、GBPJPYのみ選択可能
- ②:時間はM1、M5、M15のみ選択可能
- ③:1年毎に分割実行や結果を上書き、時間毎に設定ファイルを変える機能が使用できません
無料版で、まずは試してみる。
ここからステップアップしていくのが、賢い人の行動かもしれません。
» バックテスト効率化ツールMT4BackTester無料版
フォワードテストも効率化する方法3つ紹介
フォワードテストも、何とかできないかな、、、
結論は、格安の大容量VPSの利用です
フォワードテストは、EAをデモ口座・リアル口座で動かして、EAの能力を確認する作業。なので、MT4を実際に動かす必要があります。
この部分を効率化するには、同時に多くのMT4を動かすこと。
ここがポイントになります。
最低でも、メモリ10GB以上のVPSになります。
契約プラン(メモリ容量) | 価格 (1年契約 月額換算) | 価格(メモリ1GBあたり) | |
お名前.com | 8GB | 6,050円 | 約756円 |
WIN-VPS.com | 10GB | 2,476円($21.66) | 約247円 |
Time4VPS | 8GB | 1,941円(€14.99) | 約161円 |
ご覧のとおり。
フォワードテストを効率化したい場合の投資先はVPSサーバー。そして、日本国内のVPSは、大容量プランでは割高。なので、海外の格安VPSサーバーの利用を考えてみてください。
※このあたり詳しくは【MT4でFX自動売買】おすすめする格安VPS3社で解説。こちらも参考にどうぞ。
まとめ:”MT4BackTester”でEAのバックテスト作業を1/24に効率化
それは、以下のとおり。
- 現時点でEAのバックテストを手動でしている
- 同じEAの「時間足」「通貨ペア」を変えて動かすことが多い
- 時間の大切さを理解している →超重要です
こんな感じかなと。
また、ツール開発者の「emiji」さんとは、「HTMLファイルが正しく出力されない問題」を解決するときに、メールでやり取りさせてもらいました。
迅速、かつ的確に回答していただきました。
なので、仮になにか不具合が起こったとしても心配はないと考えています。
損失減らしますか?それとも放置しますか?
記事の内容をまとめると、
- 経済指標の発表前後は損失になりやすい
- EAの停止は手動でも、自動でもOK
- 海外製EAはデフォルトでこの機能を実装
- 【EATradeStop】を使うと自動で稼働停止できる
- ゴゴジャEAや無料EAに、ニュースフィルターを実装する唯一の方法
こんな感じになりますね。
・Yes→ 超おすすめ
・No→ 見送りでOK
「Yes」と答えた人は、EAトレードについてある程度の経験と知識あり。なので「4,800円」で手に入れる「時間」と「心の余裕」の価値がわかるはず。
最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ。
-スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)
無駄な時間を減らしたいなら、
【EATradeStop】で対策スタート。
MT5ユーザーなら、
【EATradeStop】のMT5版を選ぶ。
ニュースフィルター付きなら、
『海外製EA』の利用も検討する。
今回は以上です。
何をしないかを決めてください。
無駄な作業とは、今日でお別れにしましょう(^_-)-☆