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【WallStreet ASIA】39週間動かした「朝スキャEA」の結果からみえた現実

自動売買EA
朝スキャで稼ぎたい「WallStreet ASIAって、朝スキャEAでしょ。バックテストは右肩上がり、動かしてみると右肩下がり。海外製EAだけど、クオリティは大丈夫ですか。」

こういった疑問に答えます。

『WallStreet ASIA』の現実はコチラ
『WallStreet ASIA』の現実はコチラ
期間「2022年10月14日」から「2022年11月17日」まで(※デモ口座)
利回り 勝率 PF
-3.32% 47.47% 0.98

こんな結果でした。

本記事の内容
  • WallStreet ASIAには大きな「問題」があります
  • WallStreet ASIAの運用結果は「2つの条件」に大きく依存
  • WallStreet ASIAについて「攻略への考え方」
  • WallStreet ASIA・超まとめ

海外発の朝スキャEA、動かす通貨ペアにより大きな差。
WallStreet ASIA』は、日本の早朝時間だけスキャルピング取引をするEAです。損切りあり、1ポジ型の安全仕様。

利益を残すポイントは「通貨ペア」と「稼働口座」。
テスト運用の結果から解決可能な、今後の課題が見えてきました。

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この記事を書いた人
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です
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WallStreet ASIAには大きな「問題」があります


WallStreet ASIAのテスト運用を開始。
2022年2月21日から、EA攻略の可能性を探っていきます。

まずは、運用結果をザックリと見ていきましょう。

推奨通貨ペア – WallStreet ASIA

推奨通貨ペア - WallStreet ASIA
期間「2022年2月21日」から「2022年10月3日」まで(※デモ口座)
利回り 勝率 PF
3.64% 69.63% 1.25

推奨8通貨ペアで、8か月の運用結果。
途中「GBPUSD」が大きめのロスカット。それ以外は安定の成績かなと。やはり、推奨通貨ペアは無難な結果となりやすいようです。

公式推奨の8通貨ペア

The robot supports the following pairs GBPUSD, USDJPY, GBPCAD, GBPCHF, EURGBP, EURCHF, USDCAD and USDCHF. You are free to trade on the supported pairs at your own discretion.
出典:WallStreet ASIA公式サイト

10月3日まで – WallStreet ASIA

10月3日まで - WallStreet ASIA
期間「2022年2月21日」から「2022年10月3日」まで(※デモ口座)
利回り 勝率 PF
0.44% 66.58% 1.01

28通貨ペア、8か月の運用結果。
「証拠金1000ユーロ」「0.01ロット」で動かしています。時期により波がありますが、大崩れはなし(※最大ドローダウンは6.39%)。底堅さを感じます。

好調:7通貨ペア
USDCAD、NZDUSD、AUDCHF、NZDCHF、CADCHF、AUDNZD、GBPCHF
不調:6通貨ペア
EURUSD、AUDUSD、GBPUSD、EURJPY、GBPAUD、CHFJPY

10月4日から – WallStreet ASIA

10月4日から - WallStreet ASIA
期間「2022年10月4日」から「2022年11月18日」まで(※デモ口座)
利回り 勝率 PF
-38.49% 62.85% 0.59

10月4日より「取引サイズ」「設定」を変更。
10月19日「GBPUSD」「USDCAD」で大きな損失発生。それ以外の期間では、10月3日までと似たような結果になりました。

好調:8通貨ペア
EURUSD、USDJPY、NZDUSD、USDCHF、EURCHF、GBPJPY、NZDJPY、CADJPY、CHFJPY、
不調:6通貨ペア
EURGBP、GBPCHF、GBPCAD、GBPAUD、EURNZD、GBPNZD

結論:動かす通貨ペア選びがポイント

どちらの期間でも好調なのは「NZDUSD」のみ。
現時点でわかるのは、これだけ。

ただし「好調 or 不調」が時期により入れ替わっているのを確認できます。

  • 10月3日まで:スイスフランのクロス通貨ペアが好調
  • 10月4日から:英ポンドのクロス通貨ペアが不調

今後、検証が必要なのですが、現時点での仮説をお話しします。
値動きが小さい通貨ペアが利益になりやすい。

ヒストリカルボラティリティの推移
3月31日時点 6月30日時点 9月30日時点
英ポンド 7.94 12.96 19.03
スイスフラン 6.78 12.63 11.13

変化し続ける「通貨ペア」を監視しつづけ、値動きが小さいタイミングだけEAを動かす。これがポイントではないのかなと…。

こればかりは、実際に動かして確かめるしかありません。

検証と改善のため、
今後もテスト運用を継続します。

朝スキャは稼げそう、こう考えていませんか?

ゴゴジャン」をみても、
朝スキャEAは、きれいな右肩上がりのものが多め。

EA初心者:「朝スキャは1ポジで損切りあり、稼げるなら安心」

アナタが動かしても、これと同じ結果になるのでしょうか。
つづいては、すべての「朝スキャEA」共通の問題点を見ていきます。

WallStreet ASIAの運用結果は「2つの条件」に大きく依存


WallStreet ASIAを含む朝スキャEAは、動かすFX業者の影響を大きく受けます。つまり「利益になるFX業者」と「損失になるFX業者」があるということ。

大前提として、以下について知っておく必要があり。

朝スキャEAの特徴
・内部ロジックによる決済多め
・利確pipsも損切りpipsも小さめ
・取引時間はアジア時間早朝のみ

上記のような取引をする場合、口座スペックの影響を大きく受けます。
具体的には以下の2つ。

  • ① スプレッド ※FX業者ごとにちがう取引コストです
  • ② スワップ ※FX業者ごとにちがうマイナススワップです

この2つの数字は、各FX業者が規模や取引先などに応じて独自に決定、なので、同じEAを動かしても、動かす口座によって結果が変わります。

① スプレッド

FX業者 平均スプレッド 早朝スプレッド (0:30)
Tickmil 0.1 0.9
HFM 0.4 0.8
Tradeview 0.3 1.2
Exness 0.0 2.5
Alpari 0.3 1.4

上記はEURUSDのスプレッド。
(※最もスプレッドの狭いECN口座で比較、手数料は別途ありの口座。)

FX業者が公表している「平均スプレッド」は、早朝を含まない日中の平均値です。実際に取引する早朝時間のスプレッドは、すべてのFX業者で数倍大きくなります。

必ず、実際のスプレッドを確認しましょう。

※注意:スリッページもコストです

スリッページとは、注文価格と実際に約定した価格との差のこと。
リアル口座は相場の流動性などによって、注文を出しても即時に約定されずレートがずれることがあります。

特に朝スキャEAで取引する、アジア時間早朝は流動性(取引する人)が少なめ。なので、注意が必要です。

② スワップ

スワップはMT4時間、23時から0時をまたぐときに発生。プラスの場合はスワップがもらえ、マイナスの場合はスワップが差し引かれます。

② スワップ スワップはMT4時間、23時から0時をまたぐときに発生。
「Interest -$82.24」がマイナススワップの合計

以下の計算式になります。

  • 「マイナススワップ:1,000円」なら
  • 23時台に「1ロット」エントリー
  • 0時台に「プラス2pips」で決済
  • 利益2,000円-スワップ1,000円=「プラス1,000円」
2つの条件の影響
早朝スプレッドが広いFX口座 → 損失になりやすい
マイナススワップが大きいFX口座 → 損失になりやすい

では、具体的にどうすればいいのか?
解決策は、公式サイトに書いてありました。

WallStreet ASIA公式が推奨する動かし方

ポイントは以下2つ。

  • ポイント①:損失になるならFX業者を変えよう
  • ポイント②:推奨スプレッド、ドル円で「2.0pips以下」

詳しく見ていきましょう。

ポイント①:損失になるならFX業者を変えよう

「1か月動かして成績がよくないなら、EAを動かすFX業者を変えたほうがよい。」

こう書かれています。
公式もFX業者によって、運用結果が大きく変わると考えています。口座選びが朝スキャEA攻略のポイント。これは間違いないでしょう。

If you use WallStreet ASIA on a real account more than a month without success, you’d better cancel operation and try to find a broker with better trading conditions during the Asian trading session.
出典:WallStreet ASIA公式サイト

ポイント②:推奨スプレッド、ドル円で「2.0pips以下」

MT4時間の0時台で、このスプレッドは不可能。
なのでメインの取引時間は23時台になるのかなと。

WallStreet ASIA works on M15 time frame only! Supported currency pairs and recommended spreads during the Asian trading session:GBPUSD (spreads below 3 pips) USDJPY (spreads below 2 pips)…
出典:WallStreet ASIA公式サイト

案外、日本のFX業者がいいのかもしれません。

こんなEA、動かして大丈夫ですか?
「バックテストの成績が良い」
「公式サイトで公開されている結果が良い」

こんな理由でEAを動かしていいのでしょうか。
「よくある質問」を通して『WallStreet ASIA』攻略のヒントを紹介します。

WallStreet ASIAについて「攻略への考え方」


WallStreet ASIAは攻略可能なEAなのか?
「可能ではあるが、やるべきことが多い」

こう考える理由をいっしょに見ていきます。

『WallStreet ASIA』の特徴
  • 勝率低め(※一般的に朝スキャEAの勝率は高め)
  • 内部ロジックにより、損失でも決済している様子
  • トータルでは「トントン or プラス」なので利大損小を実践
  • 大きな損失がないため、ロットサイズを大きくできる
  • 取引回数が少ないので、長期間動かすことが必須

朝スキャは、厳選されたタイミングで取引する。なので、一般的に取引回数は少なめ。EAの能力を知るためには、最低6か月はテスト運用したほうがいい。

筆者の本音、、、朝スキャはむずかしい

朝スキャEAは苦手です。
なぜなら、テストしなければいけないことが多いから、

テスト内容 – 朝スキャEA
  • 複数FX業者のデモ口座で稼働
  • 複数FX業者に少額入金して稼働
テスト内容 – 朝スキャEA以外
  • FX口座は気にせずデモ口座で稼働
  • FX口座は気にせず少額入金して稼働

「複数」というところがポイント。

そのぶん「労力」「時間」も、
2口座でテストするなら2倍、3口座なら3倍になります。

もちろんテストした結果が悪く、動かさないこともあるので、その場合は「労力」「時間」をかけても「利回り」は発生しません。

ぶっちゃけ「時間コスパ」が悪い、、、

こう感じてしまうのは、筆者だけでしょうか。
これが、朝スキャEAが苦手な理由です。

では、朝スキャEAは動かさないほうがいいのか?


それも、正しい答えとは言えません。
なぜなら、EAトレードは以下の変数によって結果が決まります。

  • ① EA ※優秀な取引ロジックかどうか?
  • ② 相場環境 ※EAを動かすのに最適な値動きか?
  • ③ トレードスキル ※”①”と”②”を見分ける能力があるか?

つまり、
「優秀なEA」を「利益が出やすい環境」で、それを「判断できるトレーダー」が動かすことにより利益となる。これがEAトレードの答えです。

『WallStreet ASIA』は、①の条件を満たすEA。
理由はテスト結果から、一部通貨ペアが長期に利益を積み上げているのは明らか。

テストを継続し、リアル口座での運用を目指す価値ありと考えています

人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ。

-手塚治虫(日本の漫画家、アニメーター)

運用結果は、偽装できない「認証口座」ですべて公開しています。

WallStreet ASIA・超まとめ


WallStreet ASIA』の世界、いかがでしたか。
今回は朝スキャEA、攻略の可能性を検証してきました。

朝スキャEAの特徴
・内部ロジックによる決済多め
・利確pipsも損切りpipsも小さめ
・取引時間はアジア時間早朝のみ
WallStreet ASIAの特徴
  • 勝率低め(※一般的に朝スキャEAの勝率は高め)
  • 内部ロジックにより、損失でも決済している様子
  • トータルでは「トントン or プラス」なので利大損小を実践
  • 大きな損失がないため、ロットサイズを大きくできる
  • 取引回数が少ないので、長期間動かすことが必須

EA開発元のFXAutomaterは、10年越えの販売歴があるEA業界のレジェンド。業界最長の「60日間の無条件返金保証」は、開発したEAへの大きな自信がなければできません。

信頼性はピカイチ。
ですが、その100倍以上の信頼が、自分でしたテスト結果にはあります。

その理由は、なぜか?

アナタもなんとなく、わかっているはず、
お金では「信頼」は買えないということを…。

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さらに詳しく知りたいなら、
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「信頼」は「時間」を投資して初めて手に入るもの。
アナタの大切な時間、アナタ自身を信頼するために使ってください(^_-)-☆

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