海外在住・現役トレーダーがお届けする無料メルマガを見る

【海外FXなら・無料でも利用可】FX専用VPS「Beeks」の使い方 – 日本語 / 解約 / 割引 / 評判

自動売買VPS
VPSサーバーのBeeksが気になっている人「FX自動売買用のVPSはBeeksが速いって、聞いたけど実際はどうなんだろう?Beeksは海外VPS業者だから、やっぱ英語で設定しなくちゃいけないのかなぁ。経験者のレビューをみたいです。」

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容
  • FX専用・VPS「Beeks」の評判
  • FX専用・VPS「Beeks」の使い方 – 日本語 / 料金 / 設定 / 解約
  • FX専用・VPS「Beeks」を無料で使う方法あり →※海外FXのサービス
  • 海外FX・無料VPSの罠 →利用条件には気をつけろ
  • 追加コラム①:海外VPSのレイテンシー(遅延速度)による影響
  • 追加コラム②:海外VPSのレイテンシー(遅延速度)の改善方法

2007年から投資を始めました。最初は株式投資からはじめ、現在はFX自動売買を行っております。FX自動売買では複数社のVPSサーバーを使いこなしています。要するに、投資の経験とVPSの知識があります。

FX自動売買用のVPS関連の記事は、トレーダー以外が書いたものが多く、実運用ではどうなのって思うものが多かったりします。今回の記事では、”正しい情報を初心者でもわかりやすく”というテーマで書いています。ぜひご覧ください。

  1. FX専用・VPS「Beeks」の評判
  2. FX専用・VPS「Beeks」の使い方① – 海外VPSですが、日本語でも使えますか?
  3. FX専用・VPS「Beeks」の使い方② – 料金は月額いくら?割引あるの?
    1. 年間契約で2ヶ月分無料キャンペーン実施中
  4. FX専用・VPS「Beeks」の使い方③ – 使い方・設定は簡単?
  5. FX専用・VPS「Beeks」の使い方④ – 解約方法は?
  6. FX専用・VPS「Beeks」を無料で使う方法あり →※海外FXのサービス
    1. BeeksのVPSを無料で利用する方法
  7. 海外FXの無料VPSで大損!サンクコストの罠に落ちた男の末路
    1. 無料VPSの利用条件は2つある
  8. 海外FX・無料VPSの罠 →利用条件には気をつけろ
    1. 1か月で5ロットの取引は現実的の数字なのか
  9. サンクコストの落とし穴 →海外FXの無料VPSで、いらぬ取引は絶対するな!
    1. 元をとろうとすると、ゼッタイに元をとれない
    2. あたりまえ:利益も大きくなるが、損失も大きくなる
    3. 他人の失敗から学ぶこと→ トレーダーの基本です
  10. 追加コラム①:海外VPSのレイテンシー(遅延速度)による影響
    1. 例①:同じロケーションの場合(ロンドン→ロンドン)
    2. 例②:異なるロケーションの場合(ニューヨーク→東京)
  11. 追加コラム②:海外VPSのレイテンシー(遅延速度)の改善方法
    1. 海外FX業者は同じで、VPSサーバーが異なる場合
    2. VPSサーバーは同じで、海外FX業者が異なる場合
    3. 海外VPSのレイテンシー(遅延速度)のまとめ
この記事を書いた人
  • ブログ好きな日本人
  • MT4・EAでFXトレードを自動化
  • AIプロンプトを勉強中
  • 海外ノマド歴は9年目
  • フリーランスとして複数の国で暮らしています
ノマドな日々
です
プロフィール

FX専用・VPS「Beeks」の評判

Beeksの利用者は多い。
世界的に見ても多いのですが、日本人限定でみてもやはり多いです。実際の評判をみてみるとバラバラ。利用するかどうかは、各自で判断する必要がありそうです。

障害でも起きてるのかな…

サービスってなくなってる…

サーバーの引っ越しだ…

過負荷をかけてしまって…

めちゃくちゃ重いな…

EA設置するの怖くなった…

VPS無料なのがいいね…

サポートとのやり取り重ねたら…

なんと1分後に再起動対応…

FX専用・VPS「Beeks」の使い方① – 海外VPSですが、日本語でも使えますか?

【最強・最速】Beeks - 日本語はだいじょうぶ?

Beeksには日本語公式サイトがあり、トップページは上記のとおりです。

基本、日本語のみで完結します。
なぜなら、Beeksは世界最大のFX自動売買用のVPSサービス提供会社だからです。

Beeks Financial Couldとは
Beeks Financial Cloudは、Beeksfx VPSの一部として、サービス拡張のため新設されました。現在では、自動売買取引のためのサーバーを提供する会社として、世界最大となっております。世界中の投資家の皆様にサービスをご利用いただけます。

出典:Beeks日本語公式サイト

FX専用・VPS「Beeks」の使い方② – 料金は月額いくら?割引あるの?

月額の料金はこちらです。

ブロンズ シルバー ゴールド
¥4750/月 ¥8550/月 ¥15200/月
月契約 月契約 月契約
RAM 1300MB RAM 2700MB RAM 5120MB
1 VCPU 1 VCPU 1 VCPU
25GB 25GB 25GB

年間契約で2ヶ月分無料キャンペーン実施中

他のVPS業者で見られるような、長期割引もあり1年契約で2か月分無料になります。

ブロンズ シルバー ゴールド
¥47500/年 ¥85500/年 ¥152000/年
年間契約 年間契約 年間契約
RAM 1300MB RAM 2700MB RAM 5120MB
1 VCPU 1 VCPU 1 VCPU
25GB 25GB 25GB
割引:9500円 割引:17100円 割引:30400円

そして、他社と比較すると料金はハッキリと割高に感じます。

格安VPS業者リスト

それでも、FX自動売買用のVPSとしては最大規模を誇っています。これには理由が2つあります。

ともかくレイテンシー(遅延速度)が小さい
提携している海外FX業者がダントツに多い

詳しくは、のちほどコラムで解説していきます。

FX専用・VPS「Beeks」の使い方③ – 使い方・設定は簡単?

BeeksのVPSは簡単に使えるのかというと、基本的には他社と同じ。VPSサービスを複数社使って分かったことなのですが、どの会社もユーザーページから、VPSの設定方法までほとんど同じです。1回やればだれでもできる内容。

日本国内・海外を問わず基本的な使い方は同じ。
とくにWindowsリモートデスクトップはマイクロソフトの作ったツールなので同じやり方で設定します。VPSが全く初めてという方は、1か月だけ国内のVPSサービスを使い、設定の仕方だけ覚えてから海外VPSに移行するというやる方もアリかなと。

日本国内のVPSは「お名前.com デスクトップクラウド for MT4」がキャンペーンを実施しており割安なのでオススメです。

FX専用・VPS「Beeks」の使い方④ – 解約方法は?

解約方法はBeeksのユーザーページから自動更新をキャンセルすれば完了。当月の有効期限内は利用できますが、翌日からVPSサーバーにログインできなくなります。

ユーザーページから簡単に設定できると思いますが、
仕様変更などもありますので心配な方は、サポートに確認することをオススメします。

FX専用・VPS「Beeks」を無料で使う方法あり →※海外FXのサービス

実はこの【最強・最速】のBeeksのVPSを無料で使う方法あり。それは、Beeksと提携している海外FX業者で口座開設するという方法。一定条件を満たすとBeeksのVPSを無料で利用できるサービスを行っています。

筆者はTTCMで一定条件を満たし、BeeksのVPSを無料で利用していました。

BeeksのVPSを無料で利用できる海外FX業者

BeeksのVPSを無料で利用する方法

BeeksのVPSは、一部の海外FX会社において条件付きで無料で利用可能。各FX会社によって違いますが条件は「最低入金額」と「月あたりの最低取引ロット数」の2つ。

TTCMの無料VPS利用条件

Bronze Package Silver Package Gold Package
メモリ 1300MB 2700MB 5120MB
ディスク容量 25GB 50GB 75GB
最低入金額 2,000ドル以上 3,000ドル以上 5,000ドル以上
最低取引ロット数 5ロット以上 7ロット以上 10ロット以上

XMの無料VPSの利用条件

Bronze Package Silver Package Gold Package
メモリ 1300MB 2700MB 5120MB
ディスク容量 25GB 50GB 75GB
最低入金額 5,000ドル以上 8,000ドル以上 15,000ドル以上
最低取引ロット数 5ロット以上 8ロット以上 15ロット以上

HFMの無料VPSの利用条件

Bronze Package Silver Package Gold Package
メモリ 1300MB 2700MB 5120MB
ディスク容量 25GB 50GB 75GB
最低入金額 5,000ドル以上 8,000ドル以上 15,000ドル以上
最低取引ロット数 5ロット以上 8ロット以上 15ロット以上

海外FXの無料VPSで大損!サンクコストの罠に落ちた男の末路

・VPS料金を節約して、FX自動売買を始めたい。
・無料VPSにデメリットなんて、ありませんよね…。
無料VPSにデメリットはあるのか?

選ぶ業者によっては、心理面に悪影響あり。
最適解からいうと、無料VPSの利用条件が「入金額」だけのものを選ぶ。そして条件に「取引ロット数」があるものは選ばない。その理由を筆者の失敗談も含めて見ていきます。

無料VPSの利用条件は2つある

無料VPSの利用条件は2つある
無料VPSサービスの利用条件は、口座残高のみ

海外FX業者が提供している無料VPSには、利用条件があります。
大きく分けて、以下の2パターン。

  • 口座残高のみ
  • 口座残高+1か月あたりの取引ロット数

海外FX・無料VPSの罠 →利用条件には気をつけろ

1か月あたりの取引ロット数が条件となっている海外FX業者。
以下の3社です。

取引ロット数も利用条件にしている3社
海外FX業者 口座残高 取引ロット数
XMTrading 5,000ドル以上 5ロット/月
TTCM(TradersTrust) 2,000ドル以上 5ロット/月
FBS 450ドル以上 3ロット/月

ちなみに、この条件を満たせなかった場合、VPS料金が口座から実費で引き落とされます。

上記の要因を満たさないお客様も、会員ページからXMTrading VPSにお申込みいただければ、毎月1日に MT4/MT5口座から自動的に引き落とされる28 USDの月額手数料のご負担で同サービスをご利用いただけます。
出典:XMTrading公式サイト

よく見ると、
問題ないんじゃないか…。

そう思ったアナタ、
FX自動売買の経験、、、ほとんどないんじゃないですか?

1か月で5ロットの取引は現実的の数字なのか

実際の取引を例に、1か月あたりの取引ロット数を確認していきましょう。

例①:3か月で12万円稼ぐのに何ロット取引したか

取引ロット数 取引回数 損益
6.08 177回 +117,591円

3か月の取引ロット数は「約6ロット」、これを3で割ると「約2ロット」になります。これだと、無料利用条件を満たさないので、海外FX業者からVPS利用料を請求されてしまいます。

例②:1ヶ月で5万円稼ぐのに何ロット取引したのか

取引ロット数 取引回数 損益
0.62 47回 +49,415円

1か月間の取引ロット数は「0.62」
1ロットすら取引していません。これならば、自分で格安VPSを契約したほうが安くつきます。

メモリ容量 VPS料金
XMTrading 1GBプラン $28 (3,226円)
Time4VPS 2GBプラン €1.99 (260円)

自身のトレードにおける、取引ロット数を知ることが重要。この取引ロット数がわからない初心者には、このタイプの無料VPSはおすすめできません。

ここまでで、現実的な「取引ロット数」が伝わったのではないでしょうか。

よくある質問②:取引サイズを大きくすればいいのでは?
回答:それも、筆者はオススメしません。

実際に取引したら、
こんな結果になりました…涙

サンクコストの落とし穴 →海外FXの無料VPSで、いらぬ取引は絶対するな!

2019年3月から6月まで、
無料VPSを使用、痛い思いをして学びました。

このときの失敗をいっしょに振り返っていきます。

元をとろうとすると、ゼッタイに元をとれない

元をとろうとすると、ゼッタイに元をとれない
2019年3月から6月まで、TTCM(TradersTrust)の無料VPSを使っていました
取引ロット数 損益
2019年3月 21.70ロット -75,875円
2019年4月 16.87ロット -46,970
2019年5月 10.19ロット +135,778円
2019年6月 5.71ロット -204,174円

結果は4か月で「マイナス18万円」ほど。
実力と言ってしまえば、それまでなのですが、、、

先ほど紹介した取引結果と比べて、大きな違いがあるのに気がつきましたか?

2021年11月~12月にかけてトレード結果
取引ロット数 取引回数 損益
0.62 47回 +49,415円

取引ロット数が少ないのに、利益になっています。

あたりまえ:利益も大きくなるが、損失も大きくなる

あたりまえ:利益も大きくなるが、それ以上に損失も多くなる
このまま利益を稼ぎ続けるかと思えたが、たまたま運が良いだけだった

少し考えれば、誰でもわかるコト。
取引サイズを増やせば「利益」も増えるが「損失」も増える。

ただ、それだけでした。
なぜ、自分は取引ロット数を増やしてしまったのか、、、
無料VPSの利用で発生した、負のスパイラル
無料VPSの利用条件のため、取引ロット数が必要

EAの調子が悪くても、取引しようとする

EAの調子が悪いので利益が出ない

取引ロット数を稼ぐため、ロット数を増やす

EAの調子が悪い+取引ロット数多い=大損失発生

心理学でいうところの「サンクコスト」が、頭の中に発生していました。

サンクコスト

英語表記はsunk cost。既に投資した事業から撤退しても回収できないコストのことで、埋没費用ともいう。それまでに費やした労力やお金、時間などを惜しんで、それが今後の意思決定に影響を与えることを、サンクコスト効果と呼ぶ。
出典:野村証券公式サイト

つまり、無料VPSの利用条件を達成することを無意識に目標としてしまう。それを基準に「取引サイズ」「EAの稼働」を決定。本来ならば、利益が出るかを基準に決めるべきです。

「無料VPS」を使うことにより「サンクコスト」の影響を受け「必要のない取引」をした。そして、、、残念な結果に( ;∀;)

いま振り返ってみれば、間違いなくさけることのできた損失。

この1件以来、無料VPSの利用を中止。
「心理面の影響」は「VPSのコスト」より大きいことを学びました。

他人の失敗から学ぶこと→ トレーダーの基本です

・サンクコストの影響を受け
・無料VPSの利用条件が目標化
・必要のないトレードをしてしまう…

心理面への影響は、アナタが考えるよりも大きい。
有料VPSの年間利用料を、はるかに上回る損失となる可能性もあります。

有名なアメリカ人もこう言っています

自分の失敗から学ぶことは、良いことだ。他人の失敗からも学ぶことは、さらに良いことだ。
It’s good to learn from your mistakes. It’s better to learn from other people’s mistakes.

-ウォーレン・バフェット(アメリカの投資家)

追加コラム①:海外VPSのレイテンシー(遅延速度)による影響

普段、FXで取引するときにFX業者のサーバーを経由して取引しています。FX取引をしたくても、FX会社のサーバーを通さないと取引は成立しません。

このサーバーですが、裁量でスイングトレードをするときはあまり気にならないかもしれませんが、EAを使用した高頻度の取引となると損益に大きく影響を及ぼします。

コラムでは、レイテンシー(遅延速度)のトレードへの影響や、どうやって改善していくかををわかりやすく解説します。

レイテンシー(遅延速度)とは?
レイテンシー(Latency)とは、データが転送される問に生じる時間差や遅延を意味します。PCなどの端末で操作が行われ、その指示やデータがインターネットを経由して中央のサーバで処理されるまでの時間をレイテンシーといいます。
.
FX市場で価格は刻々と変化します。レイテンシーが長いと、スリッページが発生したり注文が約定しなかったりといった問題が生じます。FX自動売買など短期の売買を繰り返す場合は、サーバがどこにあるのか、処理能力はどの程度あるのかといったことか取引結果に大きな影響を与えます。

例①:同じロケーションの場合(ロンドン→ロンドン)

  • VPS:Beeks(ロンドンサーバー)
  • FX会社:TradersTrust(ロンドンサーバー)
  • レイテンシー(遅延速度):1.30 ms
Type Size Item Open
Price
Close
Price
Profit Pips
buy 0.10 usdjpy 111.873 111.839 -340.00 -3.4
sell 0.50 audcad 0.94324 0.94221 4,340.00 10.3
sell 0.50 audcad 0.94324 0.94221 4,340.00 10.3
buy 0.10 usdjpy 111.878 111.839 -390.00 -3.9
buy 0.10 usdjpy 111.878 111.839 -390.00 -3.9
buy 0.10 euraud 1.60184 1.60293 865.00 10.9
buy 0.10 usdjpy 111.765 111.839 740.00 7.4
buy 0.10 usdjpy 111.765 111.839 740.00 7.4
sell 0.50 audcad 0.94272 0.94172 4,213.00 10.0
sell 0.50 audcad 0.94272 0.94172 4,213.00 10.0
sell 0.10 gbpusd 1.31887 1.31797 1,005.00 9.0
Total 19,336.00 64.1

例②:異なるロケーションの場合(ニューヨーク→東京)

  • VPS:WIN-VPS(ニューヨークサーバー)
  • FX会社:MyfxMarkets(東京サーバー)
  • レイテンシー(遅延速度):182.57 ms
Type Size Item Open
Price
Close
Price
Profit Pips
buy 0.10 usdjpy 111.873 111.844 -290.00 -2.9
sell 0.50 audcad 0.94337 0.94236 4,256.00 10.1
sell 0.50 audcad 0.94337 0.94235 4,298.00 10.2
buy 0.10 usdjpy 111.877 111.844 -330.00 -3.3
buy 0.10 usdjpy 111.877 111.844 -330.00 -3.3
buy 0.10 euraud 1.60232 1.60350 936.00 11.8
buy 0.10 usdjpy 111.765 111.844 790.00 7.9
buy 0.10 usdjpy 111.778 111.844 660.00 6.6
sell 0.50 audcad 0.94280 0.94179 4,255.00 10.1
sell 0.50 audcad 0.94280 0.94177 4,340.00 10.3
sell 0.10 gbpusd 1.31784 1.31781 34.00 0.3
Total 18,619.00 57.8
  • 損益:19,336-18,619=717円
  • Pips:64.1-57.8=6.3 pips
700円の差を100回繰り返したら7万円です。これはアナタにとって小さい金額ですか?

半信半疑で同じEAを異なるロケーションの海外FX業者とVPSで動かしてみました。ここまで、ハッキリと異なる結果となったことに、とても驚いたのを今でも覚えています。

ただでさえ、EAは小さなスプレッドを取りにいくのに、
レイテンシーの差だけで損益に影響があると何か対策を考えざるを得ません。このころから真剣にトレード環境の改善に取り組んでいきました。

レイテンシーも極めていったらキリがないのですが、
今ではレイテンシー10ms以上の環境でEAを稼働させるようなことは絶対にしません。目標は2ms以下です。これは誰でも構築可能なトレード環境です。

追加コラム②:海外VPSのレイテンシー(遅延速度)の改善方法

具体的な方法は以下になります。

海外FX業者とVPS業者のロケーションを同じにする
最適なトレード環境の構築手順
  • その①:海外FX業者をスプレッドや手数料、レバレッジなどから選ぶ
  • その②:海外FX業者のサーバーの場所を確認
  • その③:海外FX会社のサーバーと同じ場所にサーバーがあるVPSを探す
  • その④:VPS業者をスペックや料金から選ぶ
  • その⑤:これを何パターンかトレードしながら試していく

※実際にリアル口座で取引してみないとわからない部分はやはり多いです。

では、いくつか実例を見ていきましょう。

海外FX業者は同じで、VPSサーバーが異なる場合

TTCM(ロンドン)とWIN-VPS(ロンドン)

海外FX業者は同じで、VPSサーバーが異なる場合

TTCM(ロンドン)とWIN-VPS(ニューヨーク)

海外FX業者は同じで、VPSサーバーが異なる場合

TTCM(ロンドン)とPC(インドネシア)

海外FX業者は同じで、VPSサーバーが異なる場合

ご覧の通り、FX会社のサーバーとVPSサーバーの物理的な距離が大きくなるほど、レイテンシー(遅延速度)は大きくなっています。

VPSサーバーは同じで、海外FX業者が異なる場合

TTCM(ロンドン)とWIN-VPS(ロンドン)

VPSサーバーは同じで、海外FX業者が異なる場合

Tickmill(ロンドン)とWIN-VPS(ロンドン)

VPSサーバーは同じで、海外FX業者が異なる場合

XM(ロンドン)とWIN-VPS(ロンドン)

VPSサーバーは同じで、海外FX業者が異なる場合

この場合は「TTCM」か「XM」でトレードすると、
レイテンシー(遅延速度)が最小となり収益の向上が見込めます。

海外VPSのレイテンシー(遅延速度)のまとめ

レイテンシー(遅延速度)のトレードへの影響や、改善方法をわかりやすく解説していきました。普段、何気なく使っている海外FX業者やVPSですが、実はこれらの選択はとても重要です。

FX取引の仕組みを知ることは、FX自動売買を始めるうえでとても大切なことですし、FX自動売買を長期的に継続していく上では必須のスキルとも言えます。

また、これらを知らないと、利益が上がる優位性があるEAを購入しても利益を上げられない可能性も出てきます。トレード環境の構築は知らないと、それだけで不利なトレード環境になってしまうので、海外FXや海外VPSの知識は必須です。

今回は以上です。
Beeksを使って、快適なサーバー環境を構築してください(^_-)-☆

タイトルとURLをコピーしました